海底カニ文明 ⑦
海底カニ文明とは何か?それは食べられまいと必死な甲殻類たちである。
ステファニー
イチョウガニ。おいしいという事実が知れ渡ってしまったので、食べられないようにする戦いの日々。これでもこれまで7隻もの漁船を沈めてきた強者だ。
ブロック
カイカムリ。「カイカムリだから」と貝を渡されがちだがそもそもこいつが背負えるサイズの貝殻はシャコガイくらいしかないし、ブロック自身はカイメン派。
ベロニカ
ジャノメガザミ。背中の模様は威嚇用だが、最近なんか「かわいい」とか言われる。かわいい…?
デイビッド
ムラサキオカガニ。岩場に挟まって過ごす日々。狭いとこが好きだと思われているようだが、実は岩場に縦横無尽にトンネルを掘っている。なんかに襲われた時とかに役に立つ…かも。
ケリー
ソデカラッパ。丸まるとコケに覆われた岩にしか見えない。それを利用して擬態、石と間違えて魚とかが卵を産みに来るのを待ち、その卵を売ったりして生活している。
ルーシー
ゼブラガニ。でかいウニの棘をむしり取ってできた隙間に住んでいる。ウニは容赦なく動き回るから住所不定扱いだ。困るのは本人より郵便配達屋。
スレッジハンマー
ヒシガニ。「ステータスを腕力に全振りしたみたい」とか言われる。そこまで力が強いわけではないんだけどなぁ…
スーザン
ビワガニ。生き物にやさしい。ある日拾ったなんか小さな生き物、育ててみたらモササウルスだった。
⑧に続く
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