私は本質的には浪費家で、新しいものを購入することが好きです。
なぜか波があり、服ばかり気になるときがあれば、コスメばかり買いたくなるときもあります。
服を買いたくなるのは主に季節が変わろうとする1〜2ヶ月前。去年着ていたものを思い浮かべ、くたびれていないか、また着たいかどうか考えて、無駄や失敗を極力避けています。
問題はコスメ。
基礎化粧品やファンデーション、下地は使い切れるのに、色物コスメは使い切りが難しいです。
よほどこってり塗らない限り、そうそう減らないものですから（そういえば、バブルの頃、シャネルのアイシャドウを１ヶ月か２ヶ月で使い切る強者がいましたが、それは例外）。
なのに、使う自分は歳を重ねたり、環境や心境が変わったり変化し続けます。
同じものをずっと使って、使い切るには人生は短過ぎます。
忙しすぎて、コスメを全く買い替えずに一年以上経っても問題なかったこともありました。
それくらいコスメはなくならないものです。
コスメの底見えが嬉しいのは滅多にできない経験だから。
新しいものを買う大義名分もできますしね。
私はコスメを新調したいブームが到来したときは、無理に我慢していません。
だって、メイクは顔に着せる大切な服のようなもの。体と同じで裸では出られませんし（すっぴん派の方は別ですが）そのとき身につけたいものでなければ、気分も上がりませんし、自信も持てなかったりします。
メイクは外見ばかりか、内面にも作用します。
そのため私は、もう使う気になれないものは潔くさよならします。
底見えしているかどうかは気にしません。
SDGSには反しているかもしれません。
でも、毎日ストレスにさらされながら生きているのです。
それくらいは見逃してもらえるでしょう。