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カフェで

日本に帰ってきてコーヒーショップの多さに驚いた。

外資系コーヒーショップはもちろんのこと
昔からあるローカル(地元)の喫茶店
日系のチェーンコーヒーショップ
コンビニの気軽な町カフェ
素敵なカップ&ソーサーの紅茶屋さん
オーガニックケーキをメインにしているお店
さらに、コーヒー豆屋さんも。

利休さんのお膝元だから?

お店に入ってからのルートも違って戸惑った。

アメリカVer.
レジに並び何となくメニューを見ておく。
自分の番になったらレジの方にHi!とかHow's doin?と相手の目をみて挨拶
(これは相手に私は強盗ではありません、
安全な客ですよ、というアピール)
注文はCan I have a キャラメルば(ma)っきゃろーめ hotぷり〜ず、でよろし。
For here or to go?(ここで飲む?持ち帰り?)と聞かれたら
For hereと答える。
紙カップなら記入する為に名前を聞かれる事もあるので、
トム、ナオミ、キム、ボブ、とか日本人が発音しやすい短い英語名を
咄嗟に使えるように練習しておくと便利。日本名はほぼ無理。
支払いはほとんどクレカ。チップは各々相手のサービス(愛想)次第。
無しでもOK。カウンター横で注文したモノが出てくるのを待ち
名前が呼ばれたら(英語名の時はそれ誰?と思わないように注意)
コーヒーを手に持って(お盆なんかない)好きな席に行って座る。
テーブルは汚いが、座れただけラッキー。カフェの空間を楽しむ。

日本Ver.(某日系チェーン店)
列が無い。いきなりレジでよく分からないメニューに戸惑う。
レジのお姉さんの元気な
「いらっしゃいませ。ご注文はいかがなさいますか?」の声。
う〜〜〜、よく分からん。。。。
「あ、あの〜、何がオススメですか?」
「こちらのペラペラペラペラが只今の季節限定品となっております!」
う〜〜〜、ますますよく分からん。。。。
「ア、アイスコーヒーを一つ下さい。」
「店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?
何ちゃらポイントカードはお持ちですか?
お支払いはどのようになさいますか?ミルクとシロップはそちらとなっておりますのでお取り下さい。お水はセルフサービスとなっております。商品が出て来ますので、カウンター前でお待ち下さい。」
ふ〜〜〜〜っ、久しぶりに日本語弾丸トークだったなあ、と一呼吸。
「お待たせいたしました!アイスコーヒーをお待ちのお客様〜!」
ご丁寧にお盆にコーヒーとお手拭きとシロップとフレッシュとストローが
全てセットされて乗っていた。
お盆を持って席に行く。どこも空いてない。
カバンや携帯が置きっぱーの席はある。主はいない。
海外なら一瞬でドロンされちゃう光景に驚愕。
あれは、ここの席取ってます、アピールなのか???超危険じゃね?
と思いながら何事も起こらない日本の治安の良さにまた驚愕。
テーブルが汚れている席だけ空いていた。
ありがたいことに水とコップ、布巾がカウンターにセットされていたので、布巾を取って来てテーブルをクリーンナップ!
ふ〜〜〜っ、やっと座れた。
暑さと緊張で喉がカラカラ。

それにしても、隣、近いな、、、、。

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