夏の匂い

2歩目
この時期は夜風にあたると夏祭りの帰り道を思い出す
楽しかった余韻のような仲間と打ち解けあったうれしさやほんのちょっとの憂鬱だったり

それが心地よかったりもする

あのときの自分と今の自分が同じはずなのに似ても似つかない感覚
周りの環境も変わったからかとふと思う
昔よく会ってた人とも自然と離れたりもする
自然..ということはそういうことなのか

なぜそんなことを思ったか
それは夢の中の話
断片的にしか覚えていないが
ずっと会っていなかった人と会えて嬉し泣きをした
そんな夢を見た
夢って現実にも影響がある自分の中のもう一つの世界

この夢を見て自分の中にある核の部分に触れたような感じがした
それはなぜか
映画見て感動して泣くことはあるが嬉し泣きをしたことがなかったから

夢はそもそもパッと浮かんで消えてしまうようなものなのか

将来の夢は..
夢にまでみた..
夢のような人生..

確実に自分の中にある世界

この夢を見て
また一歩踏み出してみようと机に向かう

一歩目からだいぶ日が立った
一歩また一歩

自分の歩幅で歩いていく

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