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10月はこれを見る!スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」EP2の感想 その2

 EP2の後半は羽生くんが質問する側になった事で今気になってる事、興味のある事が見える展開になりましたね。今の羽生くんは先だけを見据えてる、振り返る事はないと改めて感じました。

①どんな稽古をしてる?
 約3時間の舞台に立ち続けるための稽古、身体表現を生業にしてる羽生くんがそこに興味を持つのは当然ですよね?でも舞台と氷上では稽古の仕様が大きく違ったよーです。
 フィギュアスケートのリンクは規格が決まっているので本番と同じサイズで練習可能です。でも舞台はそーじゃない。稽古場は舞台ほど広くないし、ミュージカルは本番が始まればサウンドチェックもないらしい。羽生くんは「リハなしは怖すぎ、毎日氷の状態は違う」と言ってたけど、GIFTは腰を痛めてゲネプロが出来なかったよね。あまり考えたくないけど、アイスショーにもゲネプロ無しの世界線はあるよーです。そーゆう場面にどう臨むのか?羽生くんはそれを聞きたかっただろーけど、ほぼ胆力とゆーお話でした。コツがあるとかじゃなくて胆力。階段落ちも「本番のアドレナリンがあると恐怖もなくて」とサラッと仰る。これは参考になったのかどーか…でもGIFTも胆力で乗り切ったのだから同じかな?
 堂本光一さんのお話を聞いてて思ったのは、この方も狂気を孕んでるってこと。観客に最善のものを見せたい、そのための努力を惜しまない。そー言えば聞こえがいーけど、無自覚に限界を越える、もっと言うとリミッターが壊れてる。お話を聞いてて北京オリンピックの4Aを思い出しました。怪我した状態で本番で4A。下手したら全世界に注目されながら大怪我する場面ですよ。でも棄権しない。氷上に立つ。やっぱり同じ匂いがしますね。
 対談中に4Aの話もしてたけど、やっぱり諦めてないんだね。話の本筋とは関係ないけど胸がキューッとなりました。

②怪我のリスクと演出のこだわり
 階段落ちや殺陣と言った怪我のリスクが高い演出をこなしながら20年以上舞台を続ける。加えてプロデューサーでもある。羽生くんにしてみればお手本のよーな存在ですよね。怪我のリスク管理については特に聞きたいポイントだったのではないでしょーか?で、堂本光一さんの答えを抜粋。↓↓

ケガは隣どーし。毎回のよーにどっか痛める。完璧な状態でステージに立てる事って本当に少ない。毎年チャレンジ。ここ痛めちゃった、だったらそこを鍛えよう。年齢ってのもある、44歳、身体も変わっていく、今自分に足りないものって何だろう、常にそれが降りかかってくる。

堂本光一さんのお話

 リスク管理とゆーか、常に怪我を抱えてるとゆー身も蓋もない答えでした。
 プロになってからの羽生くんは怪我をしないよう細心の注意を払ってるよーに思います。ショーに穴を開けないとゆー覚悟もさることながら、フィギュアスケーターとしてのプライムタイムを少しでも伸ばす努力を怠らない。毎日の深夜の練習とか、食生活とか…その覚悟と努力にただただ頭が下がります。でも年齢的なハンデは必ずやって来るわけで、堂本光一さんの言葉からこの先10年をどう思い描いたんだろう?羽生くんが何を思ったのか分からないけど、願わくば10年先も羽生くんのスケートを観ていたいです。

 続いての質問「稽古で100%を越えるよーにしておいて本番で限界の先を出すのか、稽古は100%までで、本番だけ出すのか?」この質問は普通に??でした。稽古って本番のようにやるんじゃないの?でも堂本光一さんは「常に100は死んじゃう、今日いけるなって日じゃないといけない」ってすぐに答えてて、リミッターが壊れてる人達(←言い方)はそーゆう思考なのかと目から鱗でした。本番は練習のように、練習は本番のように、と習った私はやはり凡人だわ。

 続いての質問「僕は1人、でも光一さんは相手がいる、調子悪い時はどーする?」この質問の答えが「鞭を打つ」とゆー身も蓋もない答えなのは置いといて、羽生くんチーム作るの?と想像してしまった。浅田真央さんもそーゆう形を取ってるし、いつまでも単独公演はリスクがあるし…あ、もちろん私の妄想ですよ。でも、この先10年を考えたら可能性はゼロじゃない。羽生くんはファンのためにあらゆる可能性を考えているに違いない。どんな形であっても羽生くんの見せてくれるものを追いかけたいと思います。

③緊張との向き合い方
 緊張のコントロールについて問う羽生くんに「幕が開く前、ずっと怖い、毎日怖い、でも幕が開けば絶対できるとゆー自信もある」と答える堂本光一さんはやっぱり羽生くんと同じ匂いがしました。2人とも緊張をネガティブなものとして捉えてないですよね。トップに立つ人のメンタルはそーゆうものなのか?緊張にのまれるタイプの私には尊敬しかないです。
 ただ、オンオフの切り替えは違いましたね。羽生くんの場合は強制終了みたいにオフに持ち込むよーですが、堂本光一さんは常に緊張状態をキープ。そんなこと可能なの??気付いてないうちにリミッターはずしがちな羽生くんも、常に緊張状態キープな堂本光一さんも、凡人の私には理解不能です。
 最後に堂本光一さんから「競技は一発勝負、そこにどーやって持って行く?」の問いに「気合い」と答えるのは前述の「鞭を打つ」の返しかと思いました。EP3は一般人が参考にできるよーな話が出てくるのか?リミッターの壊れっぷりを更に見せつけるのか?楽しみにしています。

 EP2は一般視聴者には参考ならならない、パラレルワールドの会話みたいでしたね。羽生くんはこの対談が楽しかっただろーな。そーゆう世界の人達だからお金を払ってでも観に行く価値のあるものを生み出すのね。うん、 RE_PRAYのチケット代はキープしてある。一般抽選当たりますよーに!!

おまけ
メンシプ動画きましたね。内容に触れていーのか分からないので、触れないよーにひと言だけ。カッコ良すぎる!

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