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Danny Boyを語る(これは疲れるプロだって話)

 前回のnoteでDanny BoyとYou Raise Me Upの原曲が一緒と書きましたが、一応ソース貼っておきます。↓↓

以上を要約。↓↓

 Danny Boyはアルランドに伝わるメロディ「ロンドンデリーの歌」にフレデリック・ウェザリーが歌詞をつけた楽曲で、1913年に発表された。
 You Raise Me Upは混声デュオSecret Gardenが Danny Boyのメロディをベースに作曲し、2002年にリリース。その後、女性6人の音楽グループ Celtic Womanがカバーしてヒットした。荒川静香さんがトリノオリンピックのエキシビションに使用したのはCeltic Womanのカバー版。

上記の記事より要約

で、キース・ジャレットは2016/11/4にこの曲をリリースしたよーです。↓↓

YoutubeにもUPされてます。↓↓

で、星野源さんがこの曲を聴いて羽生くんに滑ってほしいとサブスク堂でリクエストしたのね。元々はアイルランド民謡だったのに、色んな人を経て羽生くんの耳に届き、プログラムとして私たちに届けられるって運命みたいですね。ちょっとしみじみした所でこのプロのすごい所を語りたい。

・曲が始まって15秒くらい、ピボットでくるっと回ってから一蹴りで右脚でロングサイドに滑って行くんだけど、そのままの足で90°にキュッで曲がるの。スケートって普通はS字カーブを描くように曲がるものなのに、クランクですか?点数が付く技じゃないけど惚れ惚れする。
・助走レスで3T。いつもの事だけど急に跳ぶからビックリする。
・3Loの後、急に止まる。ジャンプの勢いを止める訳だから、踏切から勢いをコントロールしてるのか?3Loを完全にコントロールできないと無理よね。
・1A→ハイドロ→左膝をついた膝立ちの姿勢からピボットしながら立ち上がる所作が美しい。これマネしたら足痛くなりそう。自慢ですがピボットだけなら出来ます。でもピボットに上下の動きを足すって想像するだけで疲労感増し増し。
・ピボットで立ち上がった後、後ろ向きに滑る所で後ろ向きのTストップしてるのかな?余韻を残しながらストップする表現力にため息。

 全体的にゆったりした動きで表現してるのに緩急がしっかりあって、止める動作は体感でコントロールしてるのかな?クロスが少なくて絶えず名前のある動きをしている足を観てると初見は如何に見落としていたか…まぁ観るほどに発見とゆー事にしておこう。トップ画にお借りしたお写真左側、あの開脚、肩幅の4倍くらいかな?陸の上でいーからマネしてやってみて。4倍って普通にキツいから。羽生くんはそれを氷の上でやるんだよ。つまらない事をカッコよく見えるまで練習するってこーゆう事なのね。まぁ何度でも観たくなるプログラムです。Huluの見逃し配信があって良かった!
 RE_PRAY追加公演に向けて気持ちを切り替えなきゃだけど、もーしばらくnotte〜に浸りたいと思います。



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