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うっせーブス!

もうこのワンフレーズで私がどのドラマを紹介するか分かってしまったあなた!
よほどのバトミントン好きですね! 
失礼、バ ド ミントン好きですね!
って違うか…

さて本日の私のおすすめドラマは今クール最も?ドラマファンを大騒ぎさせている
「不適切にもほどがある」の脚本家・宮藤官九郎さんの2010年放映作品
「うぬぼれ刑事」です!


どーん!

細かく言えば同作品の第6話「くされ縁」の中の一つの台詞についてです。
本日のnoteのタイトルにしております、この「うっせーブス」という台詞を誰が
言ったと思います? 小雪さんですよ! 村山興業のあのトミ社長ですよ!

バドミントン日本代表ペア「はぎしりペア」の萩尾ゆみ(小雪)と田尻えみ(小原正子)の因縁のお話。

日本代表ペアとして活躍していた二人でしたが、
突然、田尻(小原正子)が

「今までありがとね」

と解散を申し出て、別れの握手をしようと手を差し出します。
すると萩尾(小雪)がその手を振り払い

「うっせーブス!」

と言って立ち去ります。


「うっせーぶす!」って言いそうに無いですよね

このお話、どう考えても小雪さんが小雪さんらしく無い設定
小雪さんが小雪さんらしくない台詞を喋ることをテーマにしたお話です。

小雪さん演じる萩尾は中学からずっとバドミントン漬けの毎日を送っていたので
とってもおバカ(しかもホームレス!)として描かれています。

「私、四国って最近日本だって知りました」

的な……

でもね、小雪さんにどんなにおバカな役をさせても”小雪は小雪”ってことの証明にしかなってないんですよ。
漂う気品、どうやったって消せないんです!

まあそうは言っても、この作品は毎回素敵なゲストが登場するんですが
(7話は小泉今日子さん!)
小雪さんだけ忘れられなかったってことは、相当なインパクトだったということ。

たったの一言でこんなにずーっと人の心に残り続けるなんて
なんて素晴らしい台詞なんでしょう!

ってこういうのは、もっと自分の心にずんとくるような
教訓めいた台詞の時に使うべきかもしれませんが
女性主人公が最も信頼していた相手に裏切られた時に
最大限の攻撃力を持った台詞を言わせるとしたら
「うっせーブス!」を超えるものを私は知りません。

そんなわけで、小雪さんの「うっせーブス」を観てみたくなった方は
ぜひU-NEXTで無料で配信中ですのでチェックしてみて下さい!
ではまた、2号でした!


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