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TEISCO TE-300

Teisco
TE-300
Telecaster Thinline Style

基本仕様(spec)
TE-300
-1973 ?
NECK:Maple
BOARD:Rosewood
NUTS:Plastic?
NUTS WIDTH: 43mm
RADIUS:7 1/4
FRETBOARD:Rosewood
FRET WIDTH:2.4mm
FRET:21F
SCALE:Long Scale
LENGTH:648mm
BODY:Laminate Thinline Wood
PICKUPS:Single coil (Telecaster Style)
NECK PU:8.12
BRIDGE PU:8.66
1 VOLUME:(B100K×1)
1 TO:(A500×1)
CAPACITOR:0.047
SWITCH:3Way Switch
BRIDGE:3 saddle
COLOR:Natural


ビザールギターではないTeiscoのFenderコピーのTE-300です。
70年代に入りGS、ベンチャーズ、ビザールギターから60s70s Rock、Fender、Gibsonコピーに時代は移り変っていったのだと思います。

Fender、GibsonコピーだとGrecoやTokai等は有名ですがビザールギターの代名詞的なTeiscoもGuyatoneも販売してたのでこの辺のギターもフォローしていきたいですね。

70年代製作という事もあり60年代のTeiscoのプリミティブなビザールギターと比べると劇的に弾きやすくなってます。


ボディは60年代に引き続き積層材ですが、脆く落としたらすぐ壊れそうな雰囲気だった物が現行のギターの感じの2歩手前くらいまで近づいてます。
ネックの握りも洗練されてフレットもおそらく交換はされていないと思うのですが60年代の低く細いものではなく、2.4mmの幅のフレットで指板もFenderに準じた7 1/4 Rです。
PUも偽ハムバッカーや抵抗値の低い物ではなく、Fender風でありますがしっかりシングルコイルの巻き数になっています。
(若干高い?)

あとこの時代のコピーしきれてない部分が逆に格好良かったりします!
とくにブリッジやサドル周りの紛い物ぽさが個人的には好きです。

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サウンドは見た目だけでなくしっかりシンラインの音です。
積層材の影響下なのかトーンを切るとフロントはよりホロウ感が強く、リアはジャキっとしつつ僅かではありますがビザールぽい汚さもあります。
(ビザールギターの音の特徴はもしかしたら木材の影響下もかなり大きいかもしれません)
フロントはハウりそうですがライブ等でも実践的にもありかもしれないです。

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70年代Teiscoのロゴは明らかに60年代のレトロ感とは違ってレトロフューチャーに感じます。

ちょっとガンダムぽい。


70s Teisco TE-300良い感じです。


Bridge Guitars 

タカザワ アキラ


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