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富山県南砺市 利賀大橋、とにかく美しい

 国道156号を北上しながら既設橋梁の耐震補強を見学し、さらに北上します。アーチ橋の情報を検索していた時に情報を見かけて気になっていた橋です。
 土木学会のデザイン賞とのこと。

 どうしてここまですっきりと美しいのか?は現地で見ていた時には受け止め切れていなかったのですが、デザイン賞の講評にあるように、部材の構成に配慮しながらシンプルさと力強さを実現でしているようです。

国道側よりアーチ部の全景

 せっかくなので、望遠レンズ越しに構造を把握し始める悪いクセは始まります。

支柱部分
アーチ部や支柱の添接部
アーチの曲線を実現するパイプのつなぎ方
アーチ~支柱、支柱~補剛桁のつながり
アーチ基部
アーチクラウン部

 どの部分を見ても、美しさ、力強さ、実現する設計の考えなど、感服するばかりで、写真を撮り終えた後もしばらく見入っておりました。もう少し早く知って、架設現場を見たかったです。
 今回の投稿は、橋に圧倒されて語れる言葉を持ち合わせないので、写真の多めです。

 吊り橋としての利賀大橋もあったとのことで、こちらはCBCテレビの「道との遭遇」で紹介されていました。