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橋本ドンのマンション管理士として思う事「やはり空室はよくないですよね?!」その②

その①の続きです。

先日あった話では、マンションの共用部にあたるインターホンの故障がある、その改善を管理会社を通じて管理組合にお願いしたのですが、システム全体の改修がいるようでけっこうな費用が掛かるらしいのですが、その充てる費用(他に対応する案件があり、今こちらに費用を回せないとの事)がない、対応をしてくれない、といった事があり、そこでテナント様とトラブルになったという案件がありました。今後これが直らないという事になりますと賃料の見直しも考えないといけなくなり、お部屋の資産価値的にどうかという事があります。

といったように、賃貸物件でも入居者の高齢化、孤独死などからの物件価値の劣化といった問題がありますが、分譲マンションにおいても相続等の影響で発生した空室、それにともなう未収、劣化リスクなどなど、今後もこのような問題は増えてくるかと思われ、それをどう改善するか、どう予防するかとなった場合、管理組合としては、コミュニティなどにより孤独死や分からない部屋を予防していく、滞納などの変化があった時に迅速な督促などの対応していく、また、常にマンションの変化に定期的な巡回などで気づく、その他駆け付けサービスの導入も一つの改善かもしれませんし、こういったつながり、変化に敏感になり予防する形になるかと思います。このあたりは、運営に詳しいマンション管理士に相談するのも一つかと思います。(たぶん管理会社ではこのような資産価値が落ちるという発想もありませんし、組合様で動く形になるかと思われます。)

また、所有者の方も、自分の将来を考え、何かあった場合どうするのかを予め親族や管理組合に相談等をされたほうがいいです。また、相続された方でもその空室をどうしたらいいのか、わからなくなることもあるかと思います。その時は弊社のような不動産コンサルティング会社へ相談されたほうが、賃貸なのか?売却なのか?そのあたの判断をできますので、もしもの時に備えた動きが、周りの人への迷惑を最小限に抑えます。

といったように、ほんとマンションの管理運営は、ケースバイケースにて賃貸物件同様に何があるか分かりません。そういった際に、お役に立てるように日々業務に努めていきたく頑張っております。何かありましたらお気軽にお声がけ頂けると幸いです。

では、また!!


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