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【デュエプレ】ヴォスラディッシュより、信者へ。【妄想】

(一部、背景ストーリーと大きく異なる部分がございます。)
そもそもだね、君。「マントラ」とは真言。我々の力は真言、すなわち言葉の力であるわけだよ。教団の再興、および先導が主たる目的だと、幾度も話さなかったかね?

「オラクル」だけを呼び、「オラクリオン」を呼ばない。あるいは「オラクル」「オラクリオン」を共に呼ぶ。これらは適切な言葉として詳述されてはじめて、我らの力となるわけだよ。言葉が先にあって、そこから発する能力が、我らをマントラたらしめているのだよ。分かるよな? 先導、再興は、いかなる者を対象とするかを明らめなくてはならぬのだ。

これを見たまえ。



6月27日時点の公式カードリスト

わたしのカードと下に記された「テキスト」とで記された「マントラ」が乖離していることがわかるだろう。

上は「オラクルをすべて」下は「オラクルとオラクリオンをすべて」となっているね。
これでは「マントラ」の力の及ぶ範囲に齟齬が生じるのだ。よいかね、言葉が乖離しているというのはオラクル教団と我らの神に対して極めて不誠実だ。「教え」を守らぬアウトレイジどものようにだよ。いわば嘘といって差し支えないのだからな。


アップデートで私が上方修正されるからこの乖離がうまれていると? すなわちカード説明に合わせて私が修正される、とりあえずの処置ではないかと?

愚か者。20弾実装当初から今日までこの乖離は放逐されているのだ。なぜそれを知らぬ? カードリストが出て、私が提督として名を連ねたときから、私のテキスト欄には「オラクルとオラクリオンをすべて」と記されていた。にもかかわらず、ノータッチだったのだぞ! だからこれは、「マントラ」、ひいてはオラクル教団への冒涜的行動だと怒っているのだよ、私は!

しかもなんだね、あの「運営」とやらの言い草は。まるで私がオラクリオンのために慈悲をかけてやったかのような文章は! 

「カード能力の変更について」

私は提督のマントラだぞ。マントラとは、真実を語る言葉であるのだぞ。せめてもともとカードリストにあった乖離に触れ、この乖離を是正したとでもしてほしいものじゃあないか! 引き合いにお出しするのも恐悦するばかりだが、マントラにとってシューゲイザーを「回収できるかどうかわからない」というのは、「回収できない」よりも遥かに、遥かに不遜であるのだぞ! あちらからは、一定の期待をもって、恐れ多くも呼び出していただけるというのに。 
上方修正であるはずがない。カードリスト更新時のテキストに従えば、自明なこととして、私は、はじめからこうあるべきだったのだ。提督のマントラとして。

涙が、でてきたな……。

 
わかるかね? はじめから、おそらくは誤りで漏れていた能力が、「上方修正」と聞こえが良い言葉によって綴りかえられる。欺瞞といってさしつかえないのだよ、君。マントラから言わせて貰えばな。これでは、再興と、等しい停滞は成し遂げられぬぞ? マントラではないからといって、言葉をないがしろにして良いわけではないのだ。イザナイも、インガも、ファミリアも……。


わかったかね? 君。



(あくまでも、ヴォスラディッシュの見解です。主観による過剰な認識が含まれている可能性があります。彼の言葉を鵜呑みにし、強い言葉を使うのはまた、「マントラ」の本意に反します)
(TCGでのオラクル教団の位階では、マントラは反オラクリオン的立場をとりますが、デュエプレにはいまだそのような記述がなく、かつ反オラクリオンではシューゲイザーなどとの噛み合いの観点からの修正を、ヴォスラディッシュの視点から描ききることが難しかったため、反オラクリオンという設定が反映されていません。また、ヴォスラディッシュ以外の「マントラ」のカードはいずれもオラクルのみを対象としているため、反オラクリオン的フレーバーと判断できますが、ヴォスラディッシュの回収対象にオラクリオンが追加された点、デュエプレフレーバーに明確な記載がない点から保留しています。)






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