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衝動

絵を描くうえで衝動は大事だけど、ここ数年福祉分野で働いていたので、自分の中にもADHDがあるなと感じることがある。

数日前、ショッピングモールで買い物途中、文房具屋の前を通った時、衝動性が働いた。昔使っていた金属の水彩画のパレットは錆、絵の具も少し変色していた。でも使い続けたい‥そう思っていたが、店の前を通ったとたん、購入しなきゃ!と水彩絵の具、パレットを即購入、車に戻り包みから出して車の中でパレットに絵の具を小部屋に投入、助手席の上に広げ黙々24色分の作業を終え、そのまま車の中で天日干し。天気は快晴。平日で車は少なく、田舎なので青空が車内からも広く見える。古いパレットのメンテナンスなんてしてる暇はないのだ、やるぞっ!という気持ちに突如なったのだか、広いマックスバリューの駐車場の真ん中で一心にパレットに水彩画絵の具を敷き詰めている‥そんな経験のある人いるかしら、と我に返り、最初は鉛筆クロッキーからやりたいよねと、のんびり。数日経ってまだ絵の具は使っていない。どんな絵を描きたいか、空想に耽るほうがまだ楽しいやいという心境。抽象画なんだけどね。

以前、福祉の専門家によると私は精神科を受診したら、健常者、と診断されるだろうとのことだった。しかし、全ての人間が発達障害のどれかに当てはまるとすると、私は自閉症だということ。そして、自閉症のほとんどの人はADHDを持っているということだった。わかる〜。ちなみにその人は言葉が得意なアスペルガー。うらやましいですねと伝えると、言葉で論じすぎて煙たがられるんです‥とのことだった。みんな一長一短。得意なことは大事に。

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