「書く」を楽にする技術──効率的に書くことで得られるものは?
noteの読書感想文はいつも隙間時間に書き溜めているのですが、日々の慌ただしい生活の中でコンスタントにアウトプットができるのは、周辺技術の向上がものをいっているなと常々思います。
今回は「書くことを楽にしてくれる技術」をテーマに、以前の環境との比較や書くことに使える技術などをつらつら書こうと思います。
「書く」をめぐる環境
「そもそも周辺環境の技術向上がすごい」ということをまずはじめに。
小さい頃から文章を書くのが好きだったので、中学生の頃からワープロを使用していました。で、その頃のワープロってこれですよw
両親が仕事で使っていたFujitsuの機体を借りていました。一応運べるのですが、かさばりすぎ重すぎ。
しかもその頃のメインの記憶媒体はフロッピーだったので、そこに入っているデータは、印刷済みのものを除いてもう取り出せないです。
なにを書いていたんだろ。見たいような見たくないような。
そこからワープロのオアシスシリーズ、iBookを経て、今は公私ともにMacユーザーです。
ワープロ設置して、あけて、起動を待って・・・って、もろもろ下準備が必要で、つまり「文章書くぞ!」と気合い入れることが今より数段必要だったと思うのですよね。その当時と比べると、なんて文章を書くのが楽になったんだろうと思います。さらに前の手書き時代などと比べたらもう。。。
(卒論執筆時、私は活字化されていない古の一次資料が題材だったので原著の引用が多く、総字数10万字くらいだったので、もしこれを手書きで書かねばならなかったら……と想像しただけで白目剥いた)
いまや、クラウドに文書データ保存しておけばいつでもどこでもいじれて、どのデバイスからも見られますからね……二次創作にハマっていた時も、初稿はほとんどスマホで書いていました。
一時期はDropboxメインでしたが、最近はGoogle Docs,Google SheetsなどのGoogle系のツールです。
本当に、文章が書きやすくなったなと思います。
ChatGPTって、どうです?
文章を書くために利用するには優れたツールですよね。
プロンプト集もたくさん出ていて、参考になります。
私は趣味の世界では自分でうんうん唸って文章書く行為そのものが好きなので、noteの文章は一切AIを利用していません。
しかしそれは、その方が自分の満足のいくからそのようにしているのであって、別にChatGPTを使ってわかりやすく読みやすい文章を作ることには全く抵抗はありません。結果、目的に適っていればすべてよし。
実際、仕事の文章の下書きには利用しています。自分では思いつかない言葉遣いや言い回しを提案してくれて、すごいなと思うこともよくあります(でもプロンプト作成が苦手なので、自分で書いたほうが早いこともよくあります)。
文字認識の精度がすごい
読書感想文を書くようになって、地味に時間がとられるなと思った作業ナンバーワンが「引用文の作成」。
本と睨めっこしながらプチプチ起こすのがとにかく時間がかかる。。。
スマホのアプリで音声入力や文字認識をいろいろ試してみて、最近一番利用しているのが、LINEの文字認識です。
ちゃんと撮影すれば、認識精度がとても高いと思います。
この機能でものすごく引用文作成が楽になりました。
音声入力や文字認識はどのツールも日々進歩している感がありますね。
特に最新技術のキャッチアップが早いタイプではないので、他にも書くために利用できる技術がいっぱいあるのかな〜と、気になっています。
みなさんが利用している技術、ぜひ教えてください。
他にも
noteをはじめ、書くことそのものだけでなく書いたことを気軽に蓄積したり共有できるプラットフォームが増えているのも「書くことを楽に(楽しく)する」ことに遠巻きながらもつながっているなと思ったり。
あらためて振り返ると、今回取り上げたようなことで書くという行為自体が楽になった分、残った体力で“書き上げた文章をもとに自分自身とすり合わせる余裕”ができた気がします。
何事もまず形にしてそこから叩くこと・深めていくことが大事だなと最近感じていますが、それが気軽にできるようになったのは本当に技術の進化のおかげだなと思うのです。
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