こんにちは！おこめです！

この話はあまりにも暗く重くて話そうか迷いました。けれど、世の中には思った以上に叶わない恋をしている人がいて、経験したからこその痛みが分かります。

そしてそんな人たちは身近な人に相談出来る訳もなく、ネットで同じような境遇の人の話を聞いたり相談に乗ってもらうことしか出来ないですよね。

自分自身も実際、同じような経験をした人たちの話を沢山聞いたり、本の言葉に救われてきました。

この記事を見て理解できずに、嫌悪感を抱く人もいるでしょう。でも今回は同じような境遇の人達に刺さってくれればなと思って記事を書いています。

叶わない恋とは

「叶わない恋」と言っても多くのパターンがあると思います。
学校の先生を好きになった、友達の恋人を好きになった、同性を好きになった、既婚者を好きになった。

今回は「既婚者に恋した場合」について色々話していこうと思います。

まず、よく「好きになっちゃいけない人を好きになった」という言葉を聞きますが、世の中に好きになっちゃいけない人なんて居ないと思っています。

叶っちゃいけない恋があるのは事実ですが…。

言い訳に聞こえるかもしれませんが、愛する相手は選べないし、人を好きになることは本能だからどうしようもないと思うんです。

自分自身経験して、たくさん悩んでたくさん考えてきました。今もずっと悩んでいます。

それでもお互いまっさらな状態で恋愛するのとは訳が違くて、たくさんの課題や困難があると思います。誰も幸せにならない恋なのに何故「不倫」が絶えないのか、今の自分になら分かる気がしてしまいます。

私自身の経験

少しだけ私の話をさせていただきます。

最初に言っておくと私の一方的な片想いであり、クリーンな関係です。

私が好きになったのは歳が倍以上離れた既婚女性でした。3年近く片想いしています。

私の自己紹介記事を見てくれた方が年齢を逆算すると10代の頃から40代の女性に恋をしていたというのが分かると思います。有り得ない、と思うでしょう？

自分でも思っています。自分まさか既婚者を…なんてその人に出会うまでは想像すらしてなかったです。

その人と初めて出会った時、「大学生ぐらいなのかな？」と思って、最初の数ヶ月は本気でそうだと思っていました。

だけどある日、既婚者だということを知り気づいた時にはもう手遅れ。「気になる」から「好き」に変わっていました。

もちろん、その人を諦める為に他の女性とデートをしたりしました。けれど、その人のことが好きだということを余計気付かされただけでした。

「諦める為に他の恋をする」というのは実践された方も少なくないのではないかと思います。そしてその方法をよくオススメされます。

たしかにその人よりいい人がいれば簡単に終わる話なのかもしれないけれど、場合によっては逆効果の可能性もあります。

私の場合、感情に従って行動してきてしまったので、相手の方は私の気持ちを知っていますしこの数年間で色々なことがありました。

近づいたり離れたり、また近づいたり離れたり…。

今は避けています、挨拶はしますが自分からは話しかけませんし話しかけられても「避けよう避けよう」と思っているので自然と冷たく接してしまいます。

相手も私の気持ちは知っていますが、その上で同僚として接してくれています。

何を考えているのかは全く分かりません。

ただ一つわかるのは、その人の人生に自分は必要ないということ。

辿り着いた考え

最初は「お話出来ればいい。一日に一秒顔を見れるだけでも幸せ。」と思っていましたし、今もその気持ちが残ってないと言えば嘘になります。

ただそのうちにもっと求めてしまい「連絡先が欲しい、お出かけしたい」と思ってしまうと思います。

好きなんだから普通の考えです。

けど、相手が既婚者となると自分と相手二人の問題だけではなくなります。最悪の場合、お金も家族も全て失って路頭に迷うことになります。

相手には家族があります。本当に相手のことが大切なら、自分の気持ちを殺して離れるのが「愛」というものだなと考えるようになりました。自分の為でもありますね。

と言っても実践するのは中々難しいです。

顔を見ると気持ちが溢れますし、声や横顔、後ろ姿さえも愛おしいです。

けれどどうしようもないんです。

どうしようもないけれど、本当に好きな人だから離れる。それが自分にとって唯一、相手にできる最後の愛し方。

と私の好きな本にも書いてありました。

叶わない恋をしたらどうするべきか

結論は、「分からない｣です。

気持ちを隠したまま別れの日が来るまで耐え続ける。
気持ちを伝えて思い切り振ってもらう。
巨額の慰謝料を払い、相手に人生を全て捧げる必要があるということを覚悟した上でアタックする。

どれが正解なのか分かりますよね。

わざわざネットで調べたり人に意見を聞かなくても、相手のことが本当に大切ならどうするべきか分かっているはずです。

たとえ自分一人が辛くても、気持ちを押し殺すことでその相手とその家族はなんの変りもなく過ごすことが出来ます。

いわゆる「普通の恋」ではない恋ですが、好きになってしまったものはしょうがない。けれど自分の幸せを追い求めるよりも相手の幸せを一番に考えて行動するのが何よりも大切なことだなと強く伝えたいです。

この記事を見つけて読んでくれた方の中には、既婚者に片想いしていらっしゃる方もいると思います。

正直な感情を綴るので、その人達に伝わって共感してくれたら嬉しいです。

こんな経験初めてで、どうするべきなのか分からなくて、この行き場のない感情の処理の仕方が分からなくて、でもただただ愛おしい。

一日に一秒顔が見れるだけで幸せと思っていたのに、いつからかもっと話したいと思うようになって、傍に居たいと強く思った。

夢に出てきた回数は数え切れなくて朝起きて夢だと知り、夢と知っていれば覚めることはなかったのにと本気で思った日もある。夢の中だけは幸せで居られるのが許されて、目が覚めて余韻に浸りながら現実を思い出す。連続で夢に出てきた時は何故か幸せよりも虚無感の方が強かった。

横顔も後ろ姿も声も歩き方も、目を見開く癖も全てが愛しくて。

一人で歩いていると隣にあなたの姿や影を求めてる。

街であなたと同じ背格好のボブの女性を見ると一瞬ドキッとして、洋服屋さんの横を通るとあなたに似合いそうだなと考えてしまう。

綺麗な月や星や景色、帰り道に橋から見える遠くまで続く夜景を見た時はあなたに伝えたくなるけど、出来ないし伝える手段すらもない。

恋愛小説を読んだり、恋愛ソングを聴いて思い浮かぶのはあなただけ。

もっと早く生まれて、もっと早く出会えていれば違う結末はあったのだろうかと考えても意味の無いことばかりを考えてしまう。

あまりに辛くなりすぎた時、どこか別の世界線ではどうか結ばれて幸せに暮らせていますようにと願ってみたり。

あなたとの別れの日は挨拶をしたら絶対に涙を我慢することが出来ないから、あえてあなたにだけ挨拶をしないのはダメかななんて考えてしまう。でも賢いあなたなら全てを分かってくれるはずと期待してみたり。

どれだけ辛くても、あなたに出会えたことは何よりも幸せで素敵なことだと思う。

全ての人が幸せでありますように。