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頑張り癖再び ~これどうにかして欲しい~

長い冬の時期が終わり、ようやく社会復帰にチャレンジする時が来た。

なるべく対人ストレスが少ない仕事!
私が出した結論は、病院の掃除。
自分の担当フロアを、一人で時間内に清掃する。仕事中は一人なので、人に絡みたくない状態の私にはうってつけだ。

半日週3日から始めて週4日、5日…と日数を増やし、その後一日の勤務時間を延ばしていった。

清掃の仕事は、60歳以上のいわゆる高齢者が多く、清掃の準備と片付けの時に接するくらいだが、その様を見聞きして思ったこと。

歳を重ねて、好々爺(婆)という言葉がピッタリな方もいるが、そうでないすごい負のパワーを持つ人もいる。
もちろん年齢は関係ないが、なぜだろう…良い人もそうでない人も、どちらかに極端になっていくように感じるのは。

『悪口、文句、愚痴、不平、不満だらけになるような生き方はすまい!』
私は心に固く固く、かたーく誓っている。
若くてもそんな生き方は見苦しいが、歳を重ねるとなおさら目立つ?

また、自分のやるべきことをきちんとしない人に限って、他人のことを異様に気にする。

何度注意しても改善しない問題児(爺?)。これ以上はお客様をなくすということで、その清掃員の担当エリアを点検して、清掃をやり直すという事態に。

現場を始めて見た瞬間…あまりの汚さに絶句した。キレイにお掃除するはずが、むしろ汚しているという、もはや清掃とは言えない酷いありさまだった。

『どゆこと?!』病院の片隅で心の中で絶望を叫ぶ共に、お掃除スイッチが入ってしまい、片っ端からキレイにしたくなった私は、一心不乱に汚れを磨き始めた。

さらに汚れチェックの時、さながら人間を探すターミネーターとなり、眼からビームが出てるかと思う真剣な顔してたらしい。
気になり始めたら、どうにも止まらないのだ。

しかし、その性分はギックリ腰になるという笑えない結末を招いた。

当の清掃員(汚染員?)は、お礼や謝罪どころか、他人のあら探しに夢中なのだ。人生に不満が山ほどあるらしい。

サボりまくり周りに迷惑をかけても、何も感じない人間がいる一方、どうして私は他人の尻拭いして体壊しとるんや…我ながら呆れた。

これも何かの病気だよ。きっと。


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