ちるちる様が開催している「第15回　BLアワード2024」の【小説部門】に貫井著「狼殿下と黒猫新妻の蜜月」をノミネートしていただきました。

　2023年に貫井の作品をお読み下り評価得点を付けて下さった皆様、本当にありがとうございます！

　詳細は下記ホームページ（ちるちる様　BLアワードノミネートページ）をご覧下さい。

　担当編集者様から「おめでとうございます！」と言われた時に、「あ、どうも、ありがとうございますー……」と、へどもどしてしまいました。反応が薄いように思われたかも知れませんが、内心ではとても喜んでいました。祝い甲斐のない奴ですみません……。
　生きてるだけで喜べる低燃費な小心者のため、大きすぎる喜びに遭遇すると挙動不審になります。給油の時いつもレギュラーガソリンを入れられるのに、急にハイオクガソリンを入れられてビビる軽自動車のような気分です。「え、いいの？　ハイオクだよ！？　ハ・イ・オ・クだよ！　本当にいいの！？」という感じで、内心かなり動揺しておりました。

　打ち合わせをして貰い、挿し絵を書いて貰い、校正をして貰い、本にして貰い、宣伝して貰い、流通させて貰い、書店に並べて貰い、手に取って貰い、買って貰い、読んで貰い、評価をして貰い、感想を書いて貰い。

　一つの作品を書いた後、圧倒的に「誰かに何かをして貰う」ことが多いなぁ、と常々感じおりましたが、今回その有り難さを改めて感じています。何より、作品の主役シェイン＆ランフォードが、良い方たちに恵まれたなぁ、と幸せな気分です。
　今後も二人のことを温かく見守っていただければ幸いです。

　貫井が受け取った幸せを少しでも皆様へお返し出来るよう、これからも精進して行こうと思います。
　本当にありがとうございました。

　このページに目を通して下さった皆様の平穏と幸せを、心よりお祈りしています。

貫井ひつじ