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踏み出す勇気。19

こんばんは。神奈川の駒です。突然告げられた警備スタッフ兼任。果たして乗り越えることはできるのでしょうか?
それではSTART!


ーーー ーーー ーーー


〇〇の警備スタッフ兼任生活が始まった。初日は握手会の警備。


〇〇:(…絶対大丈夫…俺はできる…!)


〇〇は自分に暗示をかけるように心の中で言い聞かせる。


すると、会場で事件は起きる。


??:困ります!


不審客:俺はやんちゃんに会いたいだけなんだよ!やんちゃ〜〜ん!


スタッフ:おやめください!


〇〇:どうされました?


スタッフ:この方が『やんちゃんに会わせろ!』と、暴れて困ってるんです。


〇〇:すみませんが、接触は握手会だけとなってまして、直接会うことはご遠慮ください。


不審客:は?あんたらスタッフなんだろ?そんぐらい許してくれよ。


〇〇:どうにかやめてもらうことはできませんかね?


不審客:俺はこのままやんちゃんと結婚するんだ!


〇〇はその言葉で怒りをあらわにする。


橋本:まずい!


〇〇:お前みたいな突然押しかけてこんな事を言う奴と、これ以上接触させるわけねぇだろ…。


不審客:客に対してその態度か?あ?


〇〇は怒りMAX。


橋本:〇〇!やめろ!


橋本は即座に〇〇を離れさせ対応を潤滑に行う。そして、握手会終了後…。


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金川:うぅ…。怖かったよ…。


遠藤:大丈夫。泣かないの。


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〇〇:すみません…。取り乱してしまいました。


橋本:大丈夫。流石にあの客はムカついたよ。これから直していこう。


そして、警備スタッフを続けるが…。


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橋本:〇〇ー!ダメ!


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橋本:まただめか…。


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〇〇:まただめでした…。すみません…。


勢いは弱まったものの、制御しきれてはいなかった。


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そして、握手会最終日。


〇〇:橋本さん、ちょっといいですか?


ーーー ーーー ーーー


橋本:どうしたの?


〇〇:もし、この会場で制御しきれなかったらこの仕事をやめます。


橋本:何言って…。


〇〇:橋本さんはゆっくり直していこうと言ってくれると思います。ただ、人間として、乃木坂46のマネージャー〇〇として示しをつけたいんです。我儘なのはわかってます。マネージャーである俺が甘えてばかりではおかしいと思うんです。


橋本:…分かったわ。でも、絶対直して!乃木坂46にあなたは必要なの!


〇〇:分かりました。やってみせます。(乃木坂46に必要…か…嬉しいな…。)


ーーー 楽屋 ーーー


美波:(〇〇が…直らなかったらやめる…やだ!…やだよ!)


阪口:梅、どうしたの?そろそろだよ。


美波:…あ、うん。今行く。(〇〇、信じてるよ。)


ーーー ーーー ーーー


最終に近づき、間もなく終了…。


〇〇:あ、こいつ…。


不審客:あ、あの時はよくもあんな態度取ってくれたな。覚悟しろ。


〇〇の運命は…。


ーーー 続く ーーー
ありがとうございました。
次回、迫る〇〇の葛藤と結末

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