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ブルースリーの命日です。

NOTE家の皆さん。
こんにちは。
7月20日はブルースリーの命日です。
享年32歳
夭折した天才武道家、俳優。

その生きざまと、名言は今も輝き続けています。
その中から「燃えよドラゴン」の名言の一節について、哲学者が解説していましたので、抜粋して投稿したと思います。

少年に、武の教えを説くシーンです。

don't think,feel 
考えるな感じろ。

日本語訳では「とにかく動け」と解釈されていますが、その、補足として
we need emotional content
と出てきます。

字幕では、五感を研ぎ澄ませろ。
とありますが、リーは「こめかみ」をつつきながら口にしています。
つまり「安易に判断をするな。」と、その意味の方向性は、ちゃんと「頭をつかって感じろ」と警鐘を鳴らしているとの解釈が妥当です。
また、月を指さして「指先に目を奪われるな。」と続いています。

目先のことに心を奪われると、意を得ず得心したつもりになってしまう。
その指し示す月を感じることができなくなる。

ということです。

なるほど、自分なりに考えました。
その警句は、現代のスマホ依存社会にも当てはまります。
ググっただけで、指先に出てくる画面の文字の羅列が神の啓示の如く、鵜呑みにしていいのか。
タイパを優先して、倍速信教の亡者になっていないか。

感じて、考える力を忘れていないか。
と自戒を込めて考えました。

確かに、ブルースリーのアイデンティティは、香港、中国、アメリカの狭間で揺らいでいたからこそ、全身全霊を使って考える力を醸成した上で、しなやかに「水」のように立ち振る舞い、五感を駆使して生き抜いたことが、今も語りがれる「リーイズム」が確立されのではないのか。
と自分自身考えました。

深掘りした関連記事は、眞愛さんがアップされています。
混迷する時代であるが故、今一度、指先の示すものを落ち着いて考えることで、事実を見定めることが必要なのだと思いました。
これからも、ブルースリーが我々を見守ってくれることを祈っています。


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