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不登校×『ポンコツ本』あきらめた人は最強 いしかわゆきさんの本を読んで

どうも、ろぎさやです。

いしかわゆきさんの
ポンコツ本読みましたー!

読んで勇気をもらえました!

どうしても朝起きられない。
“決まったルーティンで生きなくていい”

これに初っぱなから「うぉー!」と興奮しました。

なぜか?
わたしは常々、
夜型生活の息子を見ていて
「朝起きられないなら夜の仕事、もしくは朝起きなくてもい仕事にしたらいいよね。」

と考えていたのですが
実際には
そんな人を知らなかったんです。

まさにそれを実現している人が
ここにいる!

会ったことはないけど
出会った感覚でした。


この本のまとめ


弱みを出せば、強みに変わる。
自分を受け入れ、自分の生きやすい思い込みを選ぼう。
自分が変わらないために
環境を変えたっていいんだよ。


こういうことかな。

内容としては
学んだことがある!
と思うこともたくさんありました。
自己啓発本にもよく書かれているような。

でも
ゆぴさんのぶっちゃけた自己開示と
読みやすい文章で読むと
頭に入ってくる度合いが違う。

知ってるお姉さんが
優しく語りかけてくれるような
親近感があって、
妙に納得してしまいます。


「どうして普通の人ができていることが自分にはできないんだろう」と思ったらポンコツの始まり


これ読んだだけで
グッときました。

だって
これは息子が言った言葉そのものだったから。

「何でオレは学校に行けないんだろう。」
「オレは“普通”になりたいんだよ。」

そう、
“普通”になりたいんです。

彼にとっての“普通”は
クラスのみんなと同じように学校に行くこと。


でもこれって
誰でも思う瞬間があるのでは?
何に対して、
どれくらいできないかは人それぞれだけど。

私の場合は
「何でわたしはみんなの輪に入れないんだろう。」
「どうしてあの子みたいに
いろんな人と話せないんだろう。」
と思っていた。

できない自分を認められなかった。


できない自分=ポンコツは治すのではなく「受け入れる」


苦しみの元凶は
“受け入れていないこと”。

自分にはできないや!
とあきらめる=
認めていることになる。

以前
「あきらめる、というのは
明らかに見る、という意味もあるんですよ。」
と子育てコーチに教えてもらいました。

認める、は
見て留めることだと。

思い込みや解釈なしに
ありのままを見ることで
「じゃあどうしようか?」と
次に進んでいける。

わたしも
「自分ってこういうものだ。」
と受け入れてから
全てがめちゃくちゃラクになりました。


そして
明らかに見る、見て留める、のは
子育てや他人においても
ものすっっごく大事だと思います。

「何であなたはこうなのよ‼」

って、とてもとてもキツイです。

たとえば

「何であなたは学校にいけないのよ!」
「何であなたは暴言吐くのよ!」
こうすればいいのに、
ああしてほしいのに。
理想に執着しているというか。


人は
自分に接するように
他人にも接するらしいので

自分のポンコツを受け入れたら
相手のことも受け入れられるように
なるんですね。


世界は「思い込み」でできている


村田沙耶香さんの本のことが
書かれていました。

わたしも
『コンビニ人間』を読んで
衝撃を受けました。


村田さんは
目玉焼きにはソースなの?
しょうゆなの?みたいな
ちょっとやそっとの“普通”
ではなく

「それって、
人としてどうなの?」
と思うレベルでの“普通”に
言及している。すごい。


わたしは恋愛感情があるし、
結婚して子どももいる。
家族がいちばん大事だし、
とてもいいものだと思う。

これはわたしが選んでいる
“思い込み。”

まったく正反対の人がいても
「別にいいんじゃない?」です。


わたしが働いてるうなぎ屋の
常連さんの一人は

「うなぎを美味しいと思ったことは無い。栄養摂取のために食べてるだけ。」

という人もいました。

美味しいから
食べてるわけじゃないんだ!
と、スゴく驚いた。

自分がいいと思うことを
相手に押しつけても、
意味がない。

ゆぴさんの
この“ゆるふわ思考”も

「こうすべき!」と
押しつけてしまったら
「別にいいんじゃない?」の
優しい世界ではなくなります。

誰でも
好きな思い込みを
選べるのだから。


最後に: 生きているだけでえらい。何もしない自分を許してあげよう。


泣ける。
また
むかしの息子を思い出してしまった。

学校に行かなくなった初期、
泣きながら
「死にたい。」と
よく言っていた。
不登校あるあるかもしれません。

今、生きていてくれてありがとう。
わたしも、わたしを許します。


そう。
自分を許せないんですよ。
こんなんじゃまだまだダメだ、
って。
一人SMプレイ。

息子よ、この本を読んでみて。

「死にたい。」と
思うことも肯定してくれる
優しい本だから。

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