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【推し活】チョコレートドーナツとヒガシ

⚠️少年隊の東山紀之さん主演の舞台「チョコレートドーナツ」の感想です。

ネタバレは無いけど、少年隊ファンの私が書いています。
性加害問題について、論じるつもりはありません。


感想

では、いきますね。

10月28日、舞台「チョコレートドーナツ」を観た。

退場直後のメモがこれ。
じょうちょがくちゃくちゃです。紙がくちゃくちゃってなってるような。ぐちゃぐちゃとは違う。

紙がくちゃくちゃって表現は、掴まれてシワになってくちゃくちゃになるっていう意味で、文字通りヒガシが演じるルディと作品に、見事に心を掴まれた。

オープニングから泣けてきた。
普段は、私あまり泣けないんですよ。
でも、今回はめちゃくちゃ(自分比)泣いた。

映画は何年か前にDVDで見たので、おおまかなストーリーは覚えていたけど、記憶が曖昧な状態での観劇でした。

最初にルディを一目見た瞬間から、もう本気でヒガシじゃなくてルディだった。
あぁ、こんな感じのゲイでオネエの人、いるだろうなぁって思うくらいの自然さ。


15年ほど前にほんの少しだけLGBTQ界隈を見たことがあるから、ゲイやオネェを演じる際に大袈裟な役作りやわざとらしさや誇張があると、がっかりする。
でも、ヒガシに関しては、全くもってそんな不快な気持ちになる事はなかった。

観る前は、ヒガシがゲイの役をどう演じるのか表現するのか、ほんの少し心配というか懸念していた。けど、全くの杞憂でしたね。
生身のルディがそこにいると思わせてくれた。
それって、観客が物語に入り込む際のストレスがないって事だから、すごい。


ヒガシへの思い

歌い踊い演じるルディもといヒガシの姿を見て、この人から表現の場を奪っちゃダメだって何度も思った。
これが最後かと思うと、心が痛くなるくらいだった。
歌もダンスも演技も、こんなにもこんなにも人の心をゆさぶるのに。

今のヒガシの歌声、深みがあって、昔からある甘さも感じられて、好きだ。
もっと聴きたい。もっともっと歌ってほしい。

個人的な感想を言うと辞めないで欲しい。
表舞台で活動を続けてほしい。
それが無理なら、状況が落ち着いて、本人がいつか戻りたくなったら、まだいつでも戻ってきて欲しい。
また、歌い踊り演じるヒガシを見せてほしい。


時代背景


物語の舞台は、ホモフォビアがひどい時代の話だから、もう最初から悔しくて苦しくて泣けたし、キング牧師のくだりでもぎゃーって心が揺さぶられたし、差別的発言が多すぎて聞いてて苦しくて、特に相手の弁護士の発言はひどすぎて、本気でぶんなぐりたくなった。

ゲイだと言うことを知られたら生きていけない。そんな時代に生きていて、かたや差別と直面して、かたや自分の性的指向を隠して生きていた。

その違いだけでも苦しいだろうに、そんな中でもルディとポールが何度もそれぞれ壁にぶち当たったり、内面と向き合ったり、諦めそうになったり、でもお互いの手を離さずに頑張ろうという姿は、月並みだけど心に沁みた。応援したくなった。

圭人くん、演技上手い。
ストレートに人の心を掴む感じ。
ヒガシとの掛け合いに、年齢差をあまり感じなかった。

カーテンコールにて

カーテンコールのスタオベの時、自分でも予想外なの泣き方して、自分でびっくりした。
うえーん、と泣いてました。
最前列でお見苦しい泣き顔をお見せしてすみません(自意識過剰)。

カーテンコールを見ていたら、出演者みんなからヒガシが大切に思われているように感じて、温かい気持ちになった。

観劇後、ホテルに戻ってから、少年隊の歌をずっと聴いていた。
ヒガシのパートになると何度も泣けてきていた。

ヒガシについて思うこと

ここからは、勝手な妄想と想像によるヒガシ像なんですがね。
ヒガシって、弛まぬ努力とストイックさで相手が求める想像以上を体現して結果を出して、色々言う人たちを黙らせてきた人だと思うんです。

さらにカワサキキッドを読んで思ったのは、物語になる人だなぁってこと。
この人の物語をもっと知りたい!と思わせてくれる。

突然のミーハーな感想カットイン


とかいいつつ、初っ端からヒガシが惜しげもなく肉体を披露してくれた。
脚線美!腹筋!!
最前列だったもんで、見るのが少し気恥ずかしくなるくらい、でも目が離せない非常に美しい肉体(結局、見るんかい!!)

ゆるゆるのタンクトップに地味なトランクスでも全然カッコよかった。


劇中歌の歌詞の出だしがcome to meだったんだけど、思わずグッバイカウントダウンを連想しました。
だってヒガシのパートだし。。

と思ったら、旧ツイッタランド内で同じことを思っていた方がいた。

ドーナツ食べた

帰りの羽田空港で何年振りかにドーナツを食べました。
チョコレートじゃないけど。

ドーナツの甘さが疲れた心と身体に沁みますね。


余談中の余談です。
ドラァグクイーンのキャリーちゃんが、むかし地元のクラブイベントでパフォーマンスを見たことのあるドラァグクイーンに似ていて、とっても懐かしさを感じた。
キャリーちゃん可愛かった。
ああいう性格の子、好き。


おしまい。

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