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#109日々是=^_^=日 甘夏蜜柑

今年も、甘夏が豊作だ。
この時期になるといい色になってきて、いかにもおいしそうなのだが、食べ頃になるには、まだあとひと月ほど待たねばならぬ。
そして、収穫した後、またひと月ほど熟成させると、とてもおいしくいただける。

この甘夏がたくさん実をつけるようになったのは、昨年から。
そして、昨年もそうだったのだが、この時期、いかにもおいしそうに見える実を、取っていってしまう輩がいる。

最初は、自然に落ちたのか?と思ったが、この時期の夏蜜柑は、相当な力でひっぱるか、ねじり取らないと取れないくらいしっかりとついている。
だから、誰かが取ったに違いない。

取られた跡

我が家の甘夏蜜柑は、まるで取ってくださいと言わんばかり、なぜか、下の方に大量に実をつけている。
ちょうど手の届く高さ、目の前にぶら下がっているいかにもおいしそうなきれいな橙色の塊に、興味をもたずに行き過ぎる方が難しいと思うのだ。

下は地面…何でこんなに下になるの?

取っていっても食べてくれればいいのだが、まだ収穫には時期尚早。
食べたところで、何だ、見掛け倒し、おいしくないじゃん!と捨てられてしまったら、それでは甘夏がお気の毒…

というわけで、去年、張り紙をした。

そして、今年はどうかというと、すでに、いくつか取られた。
きっと、子供の仕業なんだろうな…

自分が子供の頃を思い返しても、近所においしそうな実があれば、みんなで寄ってたかって食べていた。

というわけで、今年も、
「夏みかんを 取らないでください。」
と、張り紙をした。
「まだ、食べ頃ではありません」と、書き加えようかと思ったが、それはやめた…やはり、書き加えた( ´∀` )


そうしたら、今朝、いいことがあった。

「地元コミュニティでの子育ち」に載せた下手な絵のとおり、我が家の前の道は、なだらかな下り坂で、途中から急な下りになっている。
丸いものを落とせば、100m先まで転がっていく。

その坂の下で、今、外壁の塗り替え工事を行っているのだが、その作業員さんが我が家のものと思われる夏蜜柑を二つ届けてくれたのだ。


届いた夏蜜柑たち(笑)

家の塀の上に置いてくれようとしていたところを、ランニングから帰ってきた夫と会い、夫はお礼を言ったという。

きっと、面白半分に夏蜜柑を取った輩は、坂をコロコロ転がして遊び、坂の下まで着いたところでそのままにして帰ってしまったのだろう。

夏蜜柑に名前が書いてあるわけではないのに、戻ってきたのが実におもしろい。

届けてくれた作業員さんには、食べ頃になった夏蜜柑を収穫した時、改めて差し上げたい。
その頃には、工事が終わってしまうだろうか…=^_^=


昨年の甘夏蜜柑の記事はコチラ↓↓↓


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