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神河ヒルクライム参戦記

「自転車は無理と思ってからが勝負!」
これは朝練のキャプテンの言葉だ
この時ほどこの言葉が分かったことはない。

10/1に兵庫県神河町で開催された大会に参加してきました!
前日少し雨が降ったので、路面がややウェットのため恐らく
平坦は緩いはずと僕は予想していた。

雨が降るスタート前

いざ蓋を開けてみると、僕の楽観的予想を嘲笑うかのようなアタックからの、ローテーションになってしまった。
平均35kmで進んでいく集団で、僕ができることは先頭が回ってこないよう
祈ることと、先頭に出たら耐えるしかできなかった

登り口の付近で、サイコンを見ると心拍数は180台を指していた
これ以上集団でいたら途中で切れて、後ろに迷惑がかかると思った僕は、右手を挙げて集団から離脱

プレッシャーからは解放されたが、次は登りである
とりあえず少し呼吸を整えて、この先の登りに備える
登り始めは、「無理かも」と思った時沿道の人が応援してくれたので
「情けない姿は見せれん」と思い無い足を振り絞って、漕いで行った途中勝手に僕がライバル視している「なぎさん」が後ろから追い上げてきたので、ちょっと勇気を貰った。

そして山も終盤に入った頃周りを見ると、みんなキツそうだ
「自分だけがキツイのじゃない」と思うとなぜか安心できて、笑顔になってくる
ニコニコ☺️しながらゴールが見えてくると、最後くらいはとダンシングで登る
そしてついにゴールゲートをくぐった。
あまりにもキツすぎて計測バンドも外せなかったが、日常では得られない達成感があった。
結果は86人中24位と振るわなかったが、前回よりも2分短縮できたので、いいレースができたと思う




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