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物件調査と、費用計上(税金)

最初に物件調査について。その次に、要した費用と税金との関係について。

物件調査
投資用不動産は、東京都隣接エリア、地方大都市に保有しています。
都心は、金が無いので買えません。また、物価が高すぎるので利回りが出ません。

物件価格が上昇するという可能性(どこが天井なんでしょうね)と、下落バッファー(億を買うと、数千万の下落バッファー。数千万を買えば、下落バッファーは数百万)を見比べると、どうしても手が出ません。

私は、富裕層ではないので、大きなロスを出すと人生が詰みます。
なので、東京都隣接エリアと、地方大都市に絞っています。

今回、長野県を見に行った理由は、①東京から新幹線で近い ②個人的に夏の長野が好き。以上の2点です。

①ですが、約1.5時間で着きます。名古屋より近いです
②ですが、これは個人の趣味です。投資判断には入れない方が良いです

長野県は、名古屋より東京から近いのですが、長野県の人口予測は、ほとんどのエリアにおいて減少です。
強力な産業が少ないにも関わらず、交通の便だけを良くしてしまうと、逆に人や物の流れが東京に向かってしまうのでしょうか(瀬戸大橋をかけた結果、岡山に人と物が流れてしまった四国のような)。

実際に町の様子などを眺めてみましたが、敢えて住むという選択肢はとらずに、必要とあらば東京からアクセスすれば良いのかなという印象でした。

費用と税金
さて、この調査にかかった費用です。
今回は、10万円を要しました。
年収1000万円の純粋なサラリーマン(税金を差引いた手残りを700万円と仮定)を例えにしてみます。
この10万円は旅行代となり、費用とはなりませんね。
700万の手取りから10万円を支出した形になります。

では、私の場合は、どうなるでしょうか。
不動産投資は、私の事業の一つとなります。
つまり、事業を行う上での「調査」となりますので、税引き前の「費用」となります。

先ほどの例を使いましょう。
年収1000万円のサラリーマンであれば、課税所得にかかる税率のマトリックスでは、約23%でしょうか。
10万円×23%≒2.3万円のインパクトがあり、この金額は損益通算により、取り戻すことができます。
値札に23%OFFがついているとイメージできますね。税率マトリックスが33%の方は、3.3万円取り戻すことができ、値札に33%OFFがついているとイメージできます。

細かい要件が多々ありますが、ここでは概要だけを記載しています。
純粋なサラリーマンは、税引き後のお金を切り崩す。不動産事業を持っているサラリーマンは、税引き前のお金を切り崩すことができる。
この点が大きな違いとなります。


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