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【2024年1月〜3月まで】ゼクス最強デッキランキング!


前書き

新システムのリンク・レイドからもう1年経ったと思うと時の流れは早いですね。アークゼクスも登場してから2年が経ち、代替わりするかと囁かれつつも、代理システムは無しでまだまだ採用圏内。その一方で2月には懐かしのリユニオン組が新しいIGOBを引っ提げて帰ってきています。
12月から3月までの3ヶ月で環境には大きな変化がありました。4月から新システムの『アセンション』と『オーバードライブ』が実装されるので、2024年【螺旋輪転編】環境最後のデッキランキングを書いていきたいと思います。
今回はポイントを3つまとめる形で紹介します。
それでは対戦よろしくお願いします。

Tier1(現環境を定義しているデッキ)

・エンジュ


1.理不尽を極めた早期の盤面形成
2.再現性を保証する専用カード
3.「マッドプロディジー 法論堂博士」によるハンデス手段の獲得

まず今回のデッキランキング、Tier表について説明しないといけないことがあります。それはエンジュが単独で規格外のデッキに上り詰めてしまったことです。
このデッキランキング記事を書いていて初めての単独Tier1です。明らかに他のデッキと比べると頭一つ以上抜けています。それが今のエンジュデッキです。
詳しい動きはアーシア杯12戦12勝という化け物のような結果を残したこの方の記事を参考にして下さい。(バーボンハウスを知らないゼクス勢を観測してしまいジェネレーションギャップを感じたオタク)

環境デッキ評価も非常に参考になります。これ読めばこの記事いらなくない???って感じですが、色んな人が環境論を書くことに意味があると前に自分で言ってしまったので自分もちゃんと書きます……(ブーメラン

エンジュの動きを簡単に書くと、1ターン目からアイドル特権の「アイドル♪サマーレッスン」で必要なカードを回収し、ほぼ全ての汎用リソース加速手段が規制された中で、2ターン目から専用カードの「波打ち際の慈愛 エンジュ」でお手軽リソース加速を行います。

汎用リソブ札が軒並み絶滅した中、リソースにあるだけで2ターン目にリソブできる。
3ヶ月前から僕はこれ規制候補に挙げてました(

3ターン目にはアークをプレイして更に手札とリソースを整え、青世界約束から青白あづみ、ヒットしたアイコンで「アルティザン“模倣”アルクトゥルス」を立てるのが今の主流の動きです。

やっぱりやってることおかしい
あづみからの展開VBで簡単にアルクトゥルスの素材が揃う
能力登場誘発でリソを寝かせ、起動で手札以下のコストの攻撃ロックを行うため、見た目以上に突破するのがだるい

Pアルクトゥルスの横で「雷霆§偶像 エンジュ」に絶界を付与すると更に相手にかける負担が厳しくなります。

遂にエンジュからブレイクが抜けた!(歓喜)
しかし待っていたのは1コスで簡単に出てくる効果登場を除去するシステムゼクスだった(絶望)
登場時効果の2ドロー1ボトムか、トラッシュからの1リソブを選ぶ効果もつんよい。
アルクトゥルスと合わせると踏み倒しを縛る力がエグい

もちろん上記以外にも構え方や盤面の作り方のルートはいくらでもあります。
おまけにリソースを起こして「青世界約束」、「緑未来約束」、「iDA, Make your wish come true」、「ダンスレッスン」、リンクの起動まで構え出すので本当に手に負えません。

リソースで2000パンプを構えられる。登場時のドローも優秀。

更に2月の追加カード「マッドプロディジー 法論堂博士」によってお手軽にデッキボトム送りのハンデス+バウンス除去+1点バーンダメージを手に入れてしまいました。

現在のゼクス民満場一致のバカタレカード
出す手段。IGで当たったら対面は滅びる。あれ?青白あづみって山5枚見てIGできましたよね……?(

アーク、AP、青砲撃、パニッシャーユイ、「法論堂博士」自身など、ドローは非常に豊富なため大体6ハンデスできてしまいます。デッキボトムに送るハンデスなので、黒系統にもぶっささります。おまけに相手ターンでもアークの起動や青砲撃などでドローすると何故か相手の手札がなくなるので、相手からしたら優先権を渡した瞬間に対抗手段を潰される意味不明な盤面になります。

相手の動きを止めた返しの4ターン目で、「法論堂博士」のバーンダメージ、「iDA, Make your wish come true」の自壊、「ミステリア」のスクエアバウンス、リンクによる連パンなどを駆使して〆に行きます。
とにかく2.3ターン目の行動回数が他デッキと比べて群を抜いています。マナゲーで土地起こしてドローもできるデッキが、速攻デッキより早く動き出せるのはどう考えてもおかしいです。

アークに乗せると0リソが2リソ。これも大概おかしい
鳳凰木の封神がまるで効いていない。リソブの効果も強い
エンジュがぶん回すせいで封神かエラッタを望む声が続出。アラネとカナは泣いています
起動で自ターンでも相手ターンでも使えるリソース送り除去。自分のゼクスも送れるのでこれで連パンする
主にリンクを貼り替えて連パン。ターン終了時フルタップから3リソ起きる意味不明効果もある

復帰が難しいハンデスを打ち込みながら盤面作って迎撃を構えるのが強すぎて、エンジュ対面はエンジョイとは程遠いゲームをやらされてる感が否めません。正直規制をかけないといけないレベルのデッキだと思います。でも使うなら間違いなく今最強のデッキ。(僕も練習してます。先人のブログもあるし簡単やろ〜思ってたら、相手ごとに作る盤面の微妙な差異と豊富すぎる選択肢から100点を選び続ける難しさに頭を抱えています)

Tier2(Tier1に対して条件次第で抗う力があり、他のデッキに対しても有利条件が多いデッキ)

・グロリア

1.リンク効果と強力なIGによる押し付け&復帰性能
2.通常ゼクスで打点トップの「画竜点睛」とデュナミスにおいて最強打点の「beyond cuteness heart」を擁しており、通常の殴り合いにおいては無類の強さを誇る
3.エラッタ後の構築と新規カードがどうなるかが今後のポイント

2月までは圧倒的トップデッキでしたが、「選ばれし大難ベルゼブブ」のエラッタと「法論堂博士」の登場でトップをエンジュに譲る形になりました。

同名ターン1になりました。ぶっちゃけ妥当

黒白青の3色が使えるので相性の良い汎用カードを取り込めますが、「法論堂博士」を使うにはリソース加速パッケージが無く、ゲームレンジが合わなかった様子。今後の構築が気になる所です。

新弾で相性の良いカードを取り込んではいます
「法論堂博士」のせいでなんか影が薄くなってますが、相当ヤバいこと書いてある専用兵器

トップは譲りましたが、他デッキと比べてまだまだ圧倒的な強さと爆発力を持っているのは確かです。エンジュに対しても「画竜点睛」から「憑依サンダルフォン」を組み、スタカをボトム送りできるので早期ビートプランが狙えます。
エンジュに好き勝手させないためには、早期にチャージ除去できるカードが採用できるかどうかも重要なポイントですね。
登場して1年、常に環境で存在感を示してきたグロリア。4月に強化が来るのは確定なので、そこからどう巻き返すか期待ですね。

・纏

1.エンジュに並ぶレベルの先攻押し付け性能
2.トラッシュ加速=再現性の黒の強みを生かし、3ターンキルから妨害込みの盤面展開までできる器用さ
3.「マッドプロディジー 法論堂博士」によるハンデス手段の獲得

リユニオンのIGOB組が華々しく環境に参戦しました。リユニオンIGOB組は先手を取った時の出力がとにかく高いのが特徴です。
纏はフォースによる効果付与を活かして先攻3ターン目に
・絶界を交えて8パン以上出せる攻撃
・盤面全埋めの展開
・憑依グラや異海城の主を含めた3以下登場ロックと除去ゼクスを立てる
ことを相手と公開領域に応じて選ぶことが可能です。正直かなり無茶苦茶やってます

自分で回収ができる誓いは黒において非常に強力
フォースでレンジ2
お手軽名称回収。これで誓いも拾える
除去と展開。自身も絶界で殴れる
フォースで絶界付与。自身も絶界
アークから出す。自壊もできるが基本は更なる展開に繋げる

そしてリユニオンなので「法論堂博士」を射出することもできます。なんでだよ

これでIGOBを自壊して再度誓い。ターン1制限ないので手札にある分だけ3面自壊できるバケモン
「法論堂博士」が種族リユニオンを持っているため、シフトするだけで出せる。リブートで入る1リソブも強力。当然ながら絶賛値段高騰中
ドローすることで相手の手札を破壊!
村から出稼ぎに来た。【アームズ】がこれだけなので基本は盤面とフォースからトラッシュ増やしとドロー。
纏はフォースを簡単に補充できるので、トラッシュにあればあるほど公開領域を広げる力がヤバくなる

先攻3ターン目に決めきるルートと、ハンデスして面埋めて迎撃を構えるルートが選べるのが非常に強力です。最近の黒ならではのトラッシュ加速の速さもあり、増えたトラッシュから回収と展開をしていくことで安定感も十分保証されています。
弱点を挙げるとするならば、基本3ターン目に全力を尽くすデッキなので1.2ターン目の動きは比較的おとなしいこと、誓いが無いと何もできないこと(IGOBの宿命)、トラッシュメタには弱いことですね。しかしながら、相手の先攻3ターン目でゲームが終わらず、トラッシュがしっかりある状態ならば、手札0からでも後手3ターン目でゲームをひっくり返す力はあります。トラッシュメタも現環境メイン行動で行うデッキはほぼない(と書いていたらTTネフライトとかいう爆弾が精製されていた。でも今はほぼそれしかない)ため、大会でも強気で回せると思います。
今の環境デッキの中で最もワンショット力が高いデッキで、黒系統のデッキは纏との差別点がないと環境で選択肢にならないレベルの強さだと思います。それでいて黒特有のトラッシュ加速、除去、回収を無駄なく行えるため、非常に強力なデッキですね。

・シュリ

1.どんな盤面も焼き尽くす盤面返し力
2.豊富なドロー、サーチ、回収による再現性の高さ
3「マッドプロディジー 法論堂博士」によるハンデス手段の獲得

リユニオンIGOB組から更にもう一人環境に参戦しました。シュリは毎試合目指す行動が狙える再現性と盤面を返す力が異常に高いです。

やはり単体で回収できるのは強い
どんな盤面を作ってもこれ2枚で無になる
起動コストを1コストに変えて無茶苦茶する。3ドローして自他問わない11000バーン2枚も無法極まりない
序盤のサーチ札
赤はリソースを起こす色だが?みたいな顔をしている
4点しかないライフをしっかり守る
しれっとライフを回復する
スクエアバーンでライフからの生物を無視できる。地味に再録されていない
リビルドされた元祖ムラマサのエース。スクエア11000バーンとリムーブ回収が特に強い

シュリを環境デッキたらしめたカードは「魂を込める刀工 ムラマサ」です。ケアをして面を開けるとそこから攻められるため非常に厄介。他にもスクエアまで届くバーンが多く、シュリが環境にいる限り、盤面形成を主軸にして勝負するデッキは厳しい立場にあると思います。対抗して盤面ではなく手札で迎撃を構えようとすると、満面の笑みで「法論堂博士」を投げつけられます。たまったもんじゃありません。
TTのランクを下げたのもシュリの登場が大きいです。(TT自体は魔導書型やネフライト型で相変わらず悪さしてるんですが)
盤面形成で勝負するデッキが増えれば増えるほどシュリの通りは良くなるので、常に意識をすべきデッキとして今回ここに位置づけました。
弱点を挙げるならば纏と同じく、誓いがないと何もできないことと、手札への依存が纏より大きいことですね。「法論堂博士」を叩きつけることができる反面、逆に自分が「法論堂博士」を叩きつけられると辛い。正直、シュリは先手後手でかなり強さが変わると思います。先手の有利をしっかり持てることが強いとも言えますが。(今の環境が3ターン目にほぼゲームが決まる=先手ゲーなことを裏付けてもいる)

・アラネ

1.専用カードによる1.2.3ターン目の行動回数の多さ
2.ある程度ライフの中身を無視して攻めきるビート力
3.環境を定義する速度の基準になる3キル性能

贔屓じゃなくこの位置にしたことを説明します(
アラネはエンジュと同じ【iDA】所属のため「iDA, Make your wish come true」でリソース起こしができます。更に「エクセレントフロート アラネ」により2リソ起こしができるので、最大値としては1ターン目を5リソ、2ターン目を8リソ、3ターン目を9リソ使って動くことができます。相手の準備が整う前に、こちらが決めきるアグロの一番星デッキですね。

規制されたらエンジュのせいだよ〜って泣いてたらアラネも悪いやろがいって怒られました。それはそう
今アラネが戦うためにはエクフロ4積みは必須だと思います。1ターン目から2リソ起こせるまあまあ無法のカード。許して(
ゼクテンもこちらにしてキルターンを早く太くしていくことが主流になりそう。僕も今はキャット使ってます

とにかく早期にライフを詰め切ることに文字通り命をかけているデッキなので、多少のリスクは割り切って攻めます。
かと言って何も考えずに攻めても自分のライフを減らして相手にIGのチャンスをプレゼントするだけになってしまうので、次ターンの相手の動きを予想した上で、どこまでのリスクなら許容できるかを判断して攻めることがアラネデッキの肝になります。他のデッキがアイコンをプレイしている1、2ターン目に攻め込めるのがアラネ最大のポイントなので、「夏祭り」が見えたら即攻めるくらいの気持ちが大事。(なおサイクロトロン相手に突っ込んで後手1青未来約束から青緑由仁2ブースト決められたので、相手によってプレイングを変える必要は大いにある訳ですが)
「法論堂博士」のハンデスに対しても、ユナイトが効果的に使えるので完全に無理という訳ではありません。(キツいことに変わりはないですが)

エンジュ含め「法論堂博士」を使う青緑デッキに対して有効のため再度投入中

「法論堂博士」によるハンデス耐性があるかどうかは現環境の大きな指針です。更にアラネデッキの速度と、リンクによる耐性をもった3ターンキルを狙うビートダウンを捌ききれるかどうかも環境で通用するかの壁になっていると思います。先手後手のどちらを取ってもアラネ相手に勝ちを狙えないデッキは、はっきり言って環境で全く通用しないでしょう。Tier2のデッキ群もそのレベルまで来てしまっていると思います。(エンジュが一人で突っ走ったせいでもある)
よって、アラネを超えられる=環境入りできるレベルのデッキという判断を現在僕はしています。
他にもCSなどで結果を残しているデッキタイプはいくつかありますが、今回は上記の基準で早期決着が狙えて、再現性も高めなデッキを選びました。
あと特筆すべきはベルゼブブループを封神で無事寝かしつけたと思ったら、アムリタループとかいう闇のデッキが出てきたことですね。先3で決まるループが許される訳がないですが、とりあえずはまだ使用者1名のため様子見。増えたら禊萩は封神です

いい効果なんですが悪用されやすくなってしまった。
ていうか4弾のカードやぞ

IGOB組と「法論堂博士」が環境を動かしまくったことがよくわかります……。

現環境をどう戦うか

元々、最近のゼクスはAPの登場で早い段階で相手ライフを削る→レイドをする→APにより更にアドを稼ぐまたは盤面を強くする、という流れでゲームスピード自体は早くなっていました。
そこに新IGOBと「法論堂博士」が追加されたことで、3ターン目までにできる動きの質が非常に高いデッキが増えてきました。それが今までに挙げたデッキだと僕は考えています。
ゲームの決着ターンが早くなり高速化した環境、それだけでも多くのデッキタイプがふるいにかけられていました。加えて「法論堂博士」によるハンデスを戦略として取れるデッキにも対応を求められているので、今のゼクスはどのデッキにもワンチャンスある環境からはほど遠くなってしまっています
それが良いか悪いかは個人の判断ですが、僕は「エンジョイ」を掲げて誰にでも(どのプレイヤーキャラでも)面白いゲーム体験ができる、というゲーム観を広げてきたゼクスが好きだったので、今の環境は正直良く思っていません。
もちろん、勝つためのデッキをぶん回すのも立派なエンジョイなのでそれを否定する気はありません。僕も今CSに出るなら間違いなくエンジュを使います。
(実際エンジュを練習してDoiに行こうとしましたが、流石に一週間しか準備期間がなく、プレイがお粗末すぎると思ったのでいつも通りアラネを使いました。なお2-3でした。俺は!弱い!!ドン!!!)
しかし、ゼクスのユーザーは自分の好きなカードで戦いたい、遊びたい人が多いと思っているので、その方達にとっては少々息苦しい環境なのかなと思います。

公式は最近ユーザーアンケートを取ったり、好みのイラストなどを聞き取ったりと、ユーザーの声を開発に反映しようと努力してくれている姿が明らかにあります。
SNSなどで騒げばカードが規制されるという乱雑な感覚で感情を書きなぐるより、自分の意見を齟齬なく伝えられるような発言や振る舞いをするよう意識することが、自分や周りの人も含めた「エンジョイ」になると思います。僕も記事でこのカードは規制されるべきじゃないかということを書いているので、ストレスになる前に気持ちはちゃんと吐き出した方がいいのは間違いないんですが。
結局の所、公式が多くのユーザーが楽しめる「エンジョイ」を創ってくれることをユーザーは信じるしかありません。カードゲームは義務ではないので、ちょっと疲れたなと感じたり、今はあまりエンジョイできないなと思ったりしたらゲームから少し離れるのも大切な手段だと僕は思います。

【星火燎原】編の環境予想

少しネガティブな感想になってしまいましたが、4月には新システム『アセンション』『オーバードライブ』が追加された新しい環境が始まります。
アセンションはほぼ確実に1ターンの延命ができるので、環境速度に間に合わなくて日の目を浴びていないデッキが一気に登りつめてくる可能性はあります。
デュナミスの枠は相変わらず16枚で、本当にデュナミス1枚の価値は重いですね。アセンションをそもそも採用しないデッキもあると思います。
最初は緑や黒系統のワンショットコンボが環境になだれ込んでくると予想していましたが、「法論堂博士」の登場でコンボデッキの立ち位置はかなりシビアになってしまいました。しかし、追加されるカード次第で立ち位置は変わってくるのでチェックすべきデッキ群だと思います。

「マンティスバーグ」などと合わせてありえん程殴る
アセンションの上からも貫通できる2点バーン

今の所アセンションの恩恵をわかりやすく受けるのはコントロール系統デッキですね。フィニッシャーや盤面形成が間に合わなかった所をアセンションである程度カバーできるので、今のトップデッキに対してどう抗ってくるか非常に楽しみです。
ビートダウン系統のデッキは、アセンションを上から乗り越えて殴り切れるか、またはアセンションをされた後に相手が困る盤面を作ることができるかが問われそうです。
色々考えましたが、そもそも、アセンションを使うタイミングが対面によって違うので、まずはアセンションをどう使うと良いのかというプレイングの精査からスタートしそうですね。

もう一つの新システム、オーバードライブはIGでのプレイかライフからのプレイにより、パワーが15000に変動するという非常に派手なシステムです。元々のパワーが15000になるので、パワー変動破壊系のカードも効きません。
運要素に振っているように見えますが、デッキの上やライフは比較的触りやすくなっているので、オーバードライブを狙ってプレイできるデッキはそれだけで採用できるアドバンテージがあると言えます。
ゼクスはなんだかんだパワーラインが非常に重要なゲームです。ディンギルの9000、IGOBの10500、アークゼクスの11000、「画竜点睛」の13500、「beyond cuteness heart」の実質15000と、基準となるパワーラインはどんどんインフレしています。オーバードライブの15000打点は間違いなくゲームを変えると思います
現在公開中のカードは各色ごとに汎用性の高いカードなので、枠に問題がなければとりあえず入れておくで間違いないでしょう。(【iDA】名称縛りが重いアラネでも入れておきたいレベル)

IGのアドバンテージが半端ない


オーバードライブを採用しないならば、相手のライフから出たオーバードライブをどう処理するか、きちんと解答を準備する必要があると思います。
わかりやすいのは「ミステリア」や「ニーズホッグ」や「ワールドコンダクターポラリス」などでしょうか。使えるデッキは絞られますが、ゼクテンの「レーヴァテイン」や「グレモリー」なども良さそうです。
しっかりとリソースが準備できれば何とかなりそうですが、序盤から攻めるデッキで踏むと難儀しそうですね。(アラネはアセンションよりオーバードライブの方がしんどそう。いや冷静にどっちも嫌だが???)

おじいちゃんテスト。
こーゆーテキストのカード最近あったかな〜?

まとめ

リンク・AP環境の1年間でしたが、最後の最後に登場した「法論堂博士」により、環境が大きく揺らいでいる状況です。この1年はEX弾で環境が大きく変わることが多かったですね。自分が組んでいる組んでいないに関わらず、通常弾に加えEX弾のプールもしっかり把握しておきたいものです。
ゼクスというゲームも12年目を迎え、国産TCGとして歴史をしっかりと積み上げている中、ユーザーの不満をそのままにすることはないと信じたい。(個人的にはレベルビートの時が一番つらかった)

思えば遠くに来たもんだ。ていうかパック値段やっす!!!インフレ感じちゃうね

友人や遊ぶ環境に恵まれて、なんだかんだ言いなからも楽しんできた12年間でした。
これからもゼクスというゲームでエンジョイしていけたらいいなと思いますし、自分のエンジョイが少しでも誰かのエンジョイの一助になればいいなと思いながら書いている部分もあります。(それこそ自己満足ですが)
色々書きましたが、4月からの新環境を楽しみにしたいと思います。
ここまで読んで下さった方ありがとうございました。
それではー。