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マイ・ソウルタウン 大船

神奈川県鎌倉市の大船は、私にとって何か気になる町なのです。
不思議な縁を体験したり、不思議な現象が起こったり、私にとってただの町でありません。

今回は私の魂を揺さぶる町、鎌倉市大船のお話をご紹介します。

鎌倉市大船

大船はちょうど横浜市と鎌倉市の境にある街だそうで、鎌倉市に属していると聞きました。

いつも出張で泊まっている横浜から京浜東北線で行くと、大船駅の近くにある丘の上に大きな観音様が見えてきます。
この大船観音は有名なので、ご存じの方も多いでしょう。

町そのものは東京都内ほどゴミゴミしていないし、かといってショッピングなどに事欠かない便利さもあるし、とても住みやすそうな町です。
とくに路線がたくさん集まっているので、交通の便は特筆すべき便利な町だと言えます。

貞宗寺

大船駅から徒歩で10数分の所に『貞宗寺』というお寺があります。
数年前、ただブラブラと歩いている道すがらとてもきれいな寺が見えてきました。

吸い寄せられるように入っていった貞宗寺の境内と本堂

何だかこのお寺に引き寄せられるような気がして、境内に入っていったのです。
そこには小さいけど立派できれいなお堂があり、たしか徳川家の三つ葉葵の紋がお堂の正面に掘られていたと思います。

せっかく来たのでお堂の前で手を合わせていると、本堂の方から和尚さんが歩いて来られました。

「このお堂の方と、ご関係がおありですか?」と、和尚さんがたずねられます。
「通りすがりで、気になったものでお参りしました」と答えると、このお堂に祀られている人は徳川家の姫君だと教えて下さいました。

「今日はこのお姫様の命日で、今からご供養するところです。あなたと姫様は、何かのご縁があるのかもしれませんね」

なんだかとても不思議な気持ちになりました。徳川家の姫君と縁があるなどおこがましいのですが、呼ばれたような気がしたのは確かです。

家康公の側室、西郷局のお母さん「貞宗院」の御廟

後で調べてみると、この方は徳川家康の側室・西郷局(お愛の方)の母君とのことでした。

称名寺


この奥に称名寺がある 静かな森の中だ

称名寺は大船と言うより今泉という場所にある、浄土宗のお寺です。まあ、大船駅から歩いていける距離なので、私の中では大船ですが。

ここは静かな森の中にあるお寺で、以前から大好きな場所でした。
去年大船に来た時、再び訪れたのですが、ここで不思議な現象が起こったのです。

称名寺入り口の六地蔵さん

入り口の六地蔵にご挨拶をし、その先にある本堂で手を合わせた後、お賽銭を入れました。
普通ならお賽銭は箱の中に入るのですが、10円玉はコロコロと転がってコインが落ちる隙間の上にペタンと横になり、隙間をまたぐ形になって落ちずに横になったのです。(表現が難しい💦理解できますか?)

その時はまぐれでそうなったものと思い、気に留めませんでした。お寺の方もそれを見て笑っておられました。

急な石段を登って、ずらりと並んだ石仏に挨拶し、元の本堂に戻ってきたのですが、もう一度何の気なしにお賽銭を入れたのです。

石段の上にずらりと並んだ石仏

10円玉は前回同様転がっていき、今度は隙間の上で横に倒れずにピタッと立ったまま静止したではありませんか。(これまた文章力が無く、分かりにくくて申し訳ありません💦)

さすがに私も、それを見ていたお寺の方も驚きを隠せませんでした。
お寺の関係者らしき女性は「こんなことが2度も続くのは見たことがありません、1度でも見たことないのに・・・仏様に祝福されているのではないですか」
と緊張の面持ちで話されたのです。

町との相性

この他にも、ノホホンと歩いていると首塚を発見したり、「田谷の洞窟」という洞窟では妙に落ち着いた気分になったり、大船という町は私の魂と相性が良いのでしょう。

残念ながら実家と遠く離れた町なので、おいそれとは行けないのですが、横浜方面の出張の際には必ずこの町を訪れて、大好きな「観音最中」を買って帰ります。

大船には今後も足を運ぶつもりですが、また不思議な縁や現象が起きればいいな、と思っています。

ちなみに、大船駅からバスで「田谷の洞窟」に行く途中に「こぶたやま」という爆笑バス停があります。
どうでもいいですけど(笑)





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