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未来のためにできること 種まき

自分ができることは教えること。

 教えるに当たっての準備が、自分の日常生活を変えてくれる。責任感を持った行動が後押しされているのを感じる。理想の指導者は教えることがうまい。そのうまさには、勉強面での技術だけでなく、信頼を獲得し続ける人であるということが含まれる。ポイントは得たではなく、獲得を継続しつづけるということ。
 自分が日ごろやることすべてが現れるのが教育の場。そんな場所に定期的に向かうことは、日常生活に責任感を持つきっかけになっている。
 子供は変化に敏感だと思う。まだまだ子供の目を意識することでサポートされるくらいしか未来に対して責任感が持てていないのかもしれない。自分たちの問題であるという意識が希薄なのかもしれない。反省の日々である。自分で責任感を持ち続けることは、まだ難しい。
 私自身も他者の目を気にせず、自らの信念に基づき行動したい。いわば真に自立して未来に対し責任感をもっている人になるのが最終目標だ。自分にとって教育は、教え子が考え続ける人になる手伝いをすること。ただそれだけでないのが面白い。自分を省みるきっかけをもらえるというのは一石二鳥。将来志向で持続的なコミュニケーションという言い方もできるかもしれない。

 また、教えることが、未来を生きる人の考え方を変える。それは教え子が含まれるのはもちろんのこと、指導者側も含まれる。指導者側である自分自身、「教え子」からたくさん教わることができるのが授業の場。少しでもその場を通じて、将来を思考できる人になっていけたらと思っている。こどもの純粋な考えがSDGsには含まれている。それを言葉にして、明確にされているんだよと伝えてみること。そんなとき自分もまだまだだなと思考の浅はかさを感じる、準備に次ぐ第二のタイミングとなる。自分もまだまだ悪戦苦闘。SDGsを知ったのは高校時代。初めて向き合ったのは遅かったけど、早く触れる経験を手伝いできれば指導者としてそれ以上の喜びはない。
#未来のためにできること  


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