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自己紹介◆”滑る 潜る 打てば勝てる” コンサルタントを目指しています!

はじめまして。しんたにさとみと申します。
このページを見てくださっている方、どうもありがとうございます。
ここでは、オフィシャル・モードの「ブレインファームというコンサル会社の社長として」ではなく、プライベートな視点の情報をつづっていきたいと思います。応援どうぞよろしくお願いいたします。

これから、noteを使って、色々記事を書いていこうと思っているのですが、「こいつは、誰じゃ?」がわからないと、不審に思われることや、うまく伝わらないこともあると思います。
そこで、プロフィールをシンプルに7つにまとめ、「これから、少しずつこんな記事を書いていきたいな…」と絡めて、自己紹介させていただきます。(オフィシャル版の自己紹介は会社サイトをご覧ください)

◆しんたにさとみを語る自己紹介・プロフィール7アイテム


①小さいころから喘息(ぜんそく)で、大人になっても喘息

3歳ぐらいで小児喘息を発症し、大人に(しかも相当後半に)なってからも完治はせず、今でもずっと吸入は手放せない生活を送っています。

特にひどかった小・中学生の頃は、外で遊べなかったり、発作で学校に行けない時もあって、本がいつも友達でした。
この頃、「アルセーヌ・ルパン」(小説の方)や「ロビンソン・クルーソー」、「十五少年漂流記」といった子ども向けの冒険小説にはまっていて、中でも「海底二万マイル」を繰り返し読んでは、”海の中の世界はどんな感じなんだろう…”といろいろ想像をめぐらせていました。

その頃の経験が心のどこかに残っていたのか、大人になってからの初めてのダイビングで何とマンタ12枚(12匹のこと;ダイバーは「枚」で数える)と出会うことができて・・・! この続きは⑦でお話ししたいと思います。

マンタのアップの写真。おなかにコバンザメをたくさんつけている。
あたまの上を通っていったマンタ。おなかにはコバンザメがいっぱいでした。

②子ども時代の夢だった「国連職員で途上国支援」を目指したが

中学生から高校生にかけて芽生えた将来の夢は、格差を少しでもなくすために、途上国の支援をすること。その一番の近道は、国連の職員になることだと考えていました(だって、通信添削の教材にそう書いてあったんだもん)

その教材にはさらに、「そのためには法学部にいって、弁護士になることがポイントだ!」と書かれていました。その情報をそっくり鵜吞みにした私は、大学で法学部を専攻し、法学研究会や法律相談部といったサークルに入ってOB・OGの弁護士さんと話す機会を懸命に探しました。

でも、いないのです。誰ひとり国際政治や途上国支援に携わっている人が。「こりゃ、教材にだまされたかな…」と思い始めたころ、法律論とは少し違う分野として開講されていた「国際行動論」という、南北問題や途上国支援を研究するゼミと出会うことができました。

怠け者だし、留学経験もなく、語学もサッパリ・・・でしたが、担当教官に恵まれ、夢に一歩でも近づくために、大学院に進むことを決意しました。
当時、大学の講義で、コングロマリット(多国籍企業)が途上国に与えている悪影響などを学んでいた私は、特定の企業に所属するのが怖く、就職というものがイメージできなくなっていたからです。

それなりに試験勉強らしきものをして、大学院に進学するための試験をうけて、何とか修士に合格して・・・そこが人生の1つめのピークでした。

まず、合格発表の翌日に、ガンで闘病中だった父が他界。就活時期を過ぎていたこともあって、大学院に進学したものの、母を養うために学習塾で働き、大学院にはあまり通えなくなりました。
さらに、それから2年後には担当教官も天に召されて。ゼミはそこで解散となりました。

まるで、突然線路が切り替えられたように、人生が大きく違う方向へ動き出したのでした。


③中小企業診断士という資格をとり、苦節25年で年商1億超企業へ

夢を絶たれ、新しい目標にも出会えず、何年間か学習塾を続けていましたが、自分が社会に参画している一員という「証(あかし)」のようなものが欲しくて、中小企業診断士の資格を取得しました。

でも、診断士は、税理士さんや社労士さんのような資格独占業務(その資格がないとその業務できない)がない資格なので、自分で道を切り開いていくことが求められます。
そこで、創意工夫を始めたのが、人生の第2のスタートとなりました。

開業当時の手元資金は、貯金全部で70万。塾講師からの転身のため「以前の職場の知り合いからの紹介」なども一切なく、まさに”カネなし・コネなし・経験なし”のスタートでした。
そこから始まって、笑顔と涙がいっぱいの、山あり谷ありの25年でしたが、仕事仲間やクライアントにも恵まれ、最近ようやく会社という形になってきたような気がします。

世の中には、診断士資格をとって独立開業を目指す方も多いので、誰かのお役に立つかもしれないと思い、いつかここまでの経験をnoteで綴っていきたいな、と考えています。その節は、応援よろしくお願いします!

女性起業家が紹介されている小冊子の新谷聡美の記事
有限会社として法人化した時に、女性起業家としてご紹介いただいた記事
上の写真の記事が掲載されている小冊子の表紙
紹介記事の小冊子の表紙はコチラです

ちなみに、当時銀行員だった夫からの開業プレゼントは「資金繰り表」のExcelフォーム。
顧問税理士とクラウド会計を導入し経理専属担当者を配置している今でも、このフォームは宝物としてずっと活用しつづけています。


④指定管理支援をきっかけに、PPP/PFI(官民連携)分野を主要ドメインに

”指定管理者制度”というのは、ざっくり言うと、体育館や文化ホールなどの公の施設を、公共団体だけではなく、民間団体でも管理運営できるようにする制度です。規制緩和の一環として、全国に導入されました。

当時、まったく行政分野のコンサルティングには携わっていなかった私が、この制度に出会ったのは、単なる偶然からでした。
まだ診断士活動を中心にしていた頃に、知人から、「中期経営計画の作成を手伝ってほしいと言っている財団があるから、話を聞いてあげて」と言われて訪問したところ、その計画というのが、この指定管理者制度のことだったのです。

これが、なかなかにおもしろい! ひとつの施設の管理運営となると、経営企画、人事・組織、財務、マーケティング、運営管理など、幅広い知識が必要とされます。これが、中小企業診断士のいわば薄く広い活動領域で学んできたことと、ぴったりマッチします。
また、「どうやって集客するか」「どんな事業なら喜ばれそうか」を、一緒になって考えるのは、商業分野での診断士業務の経験が活かせますし、マニュアル作成などの仕組みづくりも、それまでのコンサルタントとしての実体験が活かせます。

さらに、指定管理者制度の対象施設は、私たちの身近なところにたくさんあり、生活に密接に関係しているのです。

例えば、温水プール。ひざや腰がつらい高齢者の方などは、水中ならば身体の負担が軽くなるので、泳ぐのではなく歩く、水中ウォーキングで身体を動かしているのを見かけることも少なくありません。

でも、「泳ぐ」のに適した温度と「歩く」のに適した温度は、実は少しだけ違い、「泳ぐ」に焦点を当てて温度設定すると、それほど激しく身体を動かすわけではない「歩く」人には、少し寒くて疲れやすくなってしまいます。
また、そもそも、泳ぐ人とレーンを分けておかないと、ぶつかって危ないですが、若い利用者が多いプールで、わざわざウォーキング専用レーンを作ると、その分泳げるレーンが減るので、混みあってしまうかもしれません。

つまり、その温水プールの指定管理者が、高齢者の水中ウォーキングに関心のあるか、若い世代の競技者育成に関心があるのかによって、管理運営に違いがでてくるのです。
すると、「最近、うちのおじいちゃんが、プール行かなくなったわ」とか、「学校と違って年中泳げるからウレシイといっていた娘が、最近プールに行こうとしないな」とか、地域の人々の生活にも、ほんのちょっと影響が出てくるわけです。

その後、こうした公共施設やインフラ領域の民間開放は進み、PFIやPark-PFIといった、さまざまな制度が生み出されていきました。それらの総称がPPP/PFIです。

偶然のきっかけとはいえ、制度ができて比較的早い時期から、この分野の支援活動に取り組んでいたため、やってみたい民間企業と、やってほしい地方自治体の、それぞれのコンサルティングに数多く携わることができました。
全国で活用されている制度なので、人口の多い都会はもちろん、鉄道が通っていないまちや、エスカレーターが存在しないまちなど、本当に様々な場所にうかがいました。

その一つひとつの案件にドラマがあり、汗も、涙も、笑いも、怒りも、色々なことを体験し、たくさんのことを学ぶことができました。
これらの数々のエピソード/ストーリーを、少しずつnoteで綴っていきたいと思っています。
(ちょっとマジメなPPP/PFIの制度活用については、今年の2月に解説書を出版しました。そのお話は、また別のnoteの記事でお届けします!)

世界陸上のTシャツ。指定管理応募支援で、施設長よりプレゼントされた
指定管理の応募支援で施設長から御礼に頂いたTシャツ。もったいなくて新品のまま。

⑤多い出張を活かしマイルを使った無料の個人海外旅行を色々プランニング

先にあげた”指定管理”というのは地方自治体に関わる制度のため、北海道から沖縄まで、全国に対象施設があります。
そのため、その”指定管理”を中心にコンサル活動を展開していたわたしは、出張回数も大変多く、マイレージポイントがどんどん溜まっていきました。
当時は付与率も高かったのか(?)、3年もすれば、同居の母と夫と私の3人がヨーロッパにタダで行けちゃうくらい溜まるのです。

もともと、細かいルールを守るのが苦手で、自分のペースで見て歩きたい私は、旅行会社のパックツアーはあまり得意ではありません。ましてや同居の母(実母のほう)は、それに輪をかけてわがままで気まぐれなので、わが家には自由度が高い個人旅行の方が向いています。

こうなりゃ、日本⇔海外はマイルを使った無料フライトで、ヨーロッパ国内は、個人手配で楽しみながらプランニングするしかない!
フランスでは、ロバート・デ・ニーロがコッソリ訪れるというロワール川近くの田舎ホテルの夜が思い出になるし、お気に入りのヴェネツィア本島にはミッション・インポッシブルのように海から上陸したほうが絶対楽しい。

スイスのツエルマットでは、マッターホルンを見ながらスキーで国境を超えて、イタリアのチェルビニアでパスタを食べてリモンチェッロという度数の高いお酒をひっかけ、酔っぱらいながらスキーで帰ってくるのが最高!
(タイトル写真はその時のもの。これはスイス側で撮影したものなので、手にしているのは、リモンチェッロではなくビールです)

こうした楽しい経験が、フライト無料の個人旅行ならば、ホテルをネット予約し、鉄道を現地(またはオンライン)で買えば、日本国内とほぼ変わらない予算で実現できるのです!

出張がない方でも、日ごろの生活でマイルをためるための、いわゆる陸マイラーのための解説記事は増えてきてたので、こうした個人旅行を楽しむ方も増えてきておられると思います。
そこで、個人旅行を10倍楽しくするための旅のプランニングや、旅で遭遇した/旅で学んださまざまな経験談も、いつかnoteでお伝えしていきたいと思っています。

ベネチアの本島の向かいにある、サンジョルジョマッジョーレという島からとった写真
ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島より。後ろは有名なドゥカーレ宮殿と鐘楼。

⑥なんちゃってSDGsに困惑し国際標準でのサステナビリ評価支援を展開

そうした中で、ふと気が付くと、回りには、SDGsを語る人がどんどん増えていました。
まだ認知度が高くない時から、SDGsバッジを自分で購入して着けていることを自慢する地方金融機関のヒトや、SDGsのアイコンの色や形や番号を正確に言えることを自慢するヒトなども・・。
仕事でも、行政計画のさまざまな施策に、こじつけでもいいからSDGsアイコンを貼り付けたりすることが増えていったのです(ちなみに、この貼り付け〔マッピングと言います〕は今でも続いています。)

でも、何だか、国連が目指しているのとは違う気がする・・そもそも通販でSDGsバッジを購入した時点で、配送のトラックが出す温室効果ガスで、気候変動の原因を作りだしているし、私の周りのSDGsバッジを身に着けている人で、途上国の現状について語る人に会ったことがないし・・。

なんだかモヤモヤしているときに出会ったのが、下の”ファッション革命”の動画でした。途上国の現状を考える気付きを与える社会実験として、欧米ではすごく有名になった動画です。(1分45秒;英語)

この中でとりあげられている縫製工場はバングラデシュで、この社会実験が行われたヨーロッパよりも遥かに日本に近いし、バングラ製の衣料品も日本にあふれかえっています。でも、このファッション革命という運動は、日本には上陸しませんでした。

そんな日本の情勢を受けて、当時の外資系コンサル会社の民間企業向け研修パンフレットには、「日本で流行しているような、本質とは違うESG対策をしても国際的には評価されないため…(あとは、「だからウチの研修を受けろ」と売り文句が続きます)」と、はっきりと、書かれていたのです。

これは、何かがおかしい。こういう日本版のSDGsに携わっていても、子どもの頃からの夢だった、途上国支援には結びつきそうもない。
「こりゃ、どうしたものだろう」…と頭を抱え始めていたときに出会ったのが、エコバディス(EcoVadis)という国際標準のサステナビリティ評価の仕組みでした。

エコバディス(EcoVadis)は、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4つの視点から、企業のサステナビリティへの取組みを評価し、スコア(点数)を出す仕組みです。
この4つの視点というのが絶妙なバランスで、今の日本のように、脱炭素だけは声高に叫ぶけれども、ジェンダーギャップや社内の不正行為は解消されず、原材料や半製品が途上国でどのように生み出されているかは知らないまま・・では、スコアは上がらない仕組みになっているのです。

スコアが低いと、投資家から投資を受けられなくなりますし、銀行からの新規借入ができなかったり、取引先からの評価も下げられて売上にも支障がでてしまいます。
ただ、逆もまたしかり。スコアが上がれば、投資家からも銀行からも取引先からも評価され、企業価値があがる。
エコバディス(EcoVadis)は、いわば、アメとムチ戦法で、企業のサステナビリティ水準をあげようとしているのです。

「SDGsに貢献することって大切だから、さっそくエコバッグ買ったの!」と満面の笑顔を浮かべる方を相手に、「その前に、家にスーパーの袋、転がってませんか? 新しい商品を買った時点で、店頭に配送するための温室効果ガスの排出にひと役かってますよ」と伝える勇気がなかった私は、民間企業のサステナビリティ推進に取り組むことにしたのでした。

いま、日本国内でエコバディス(EcoVadis)から公認を受けている戦略トレーニングパートナーは、ウチの会社1社だけ。
2か月に1回開催の無料のオンラインセミナーには、上場企業を中心に毎回100社を超える企業が参加くださいます。

セミナーで伝えられることは、このnoteでもお伝えできるはず。
またいつか、オフィシャル版のnoteを作って、EcoVadis活用のための解説記事を綴りたいと思っています。


⑦今でも喘息発作がでるけど、スキーとテニスとダイビングを楽しんでます!

さて、子どものころから、運動は嫌いじゃないけど苦手。中学時代のスキー合宿も「発作が出たら困るから…」と自宅待機となりました。
高校の部活も、運動とは縁のないブラスバンド部で、大学時代はもちろん、卒業してからも、ずっと身体を使うアクティビティとは縁がない生活を送っていたのです。

最初に流れが変わったのは30代前半のころ。夫が会社の同僚とスキー旅行に行くことになり、なぜか私もついていくことに・・・。
「迷惑をかけては大変だから」と、慌てて六甲山人工スキー場のスクールに行ったのでした。

スキー場のスクールって、すごい!
スキー板さえ持ったことがなかった私が、半日終わるころには、ボーゲンという初心者向けの滑り方で滑れるようになったではありませんか・・!
しかも、雪のせいでスキー場には湿度があるからなのか、滑り落ちるだけなので心拍数が上がらず呼吸が乱れないからなのか、理由はよくわかりませんが、喘息にそれほど影響がないのです。

雪国に住んでいない私達夫婦にとって、スキーにはもれなく旅行がついて回ります。もちろん、スキー場には、もれなく温泉も・・。
ニセコ、ルスツ、野沢温泉、志賀高原、安比高原、妙高高原、蔵王・・・それから、冬のシーズンには暇を見つけてはスキーに行くようになりました。

赤倉スキー場のゲレンデでとった写真
今年の2月に行った妙高・赤倉。施設設備はちょっと古いけど、ゲレンデは最高です!

それから年月は流れ、新型コロナウイルスの波がわが家にも来襲し、外出自粛でどこにも行けなくなりました。いつ行けるようになるかわからず、ツラいだけなので、趣味で旅行プランを立てることも避けていました。
そんな中、ようやく「近場なら外出OK」となった時に偶然出会ったのが、テニスだったのです。

本来なら、テニスのような、ちょっとやるだけで喘息の発作が出そうなスポーツは、避けるところです。
ただ、神様が背中を押してくれたのか、この時も偶然が重なりました。
まず、新聞で「寿命を最も伸ばすスポーツは、テニス」という記事を見かけ、それが頭にまだ残っている同じ週に新聞折り込みで「テニス無料体験」というチラシを見つけ、週末に行ってみたら、なんと自宅から5分の距離で・・・(運動に興味がないから目に入っていなかった)。

さっそく無料体験講座に申し込み、夫と2人で参加してみたところ、確かに、社会人向けスクールのテニスはおもしろい。
学校の部活と違って、走り込みのような体力のいることは全くやらないし、レベルを合わせてもらえば、初心者でもそれなりに打ち合いが続けられる。ゲーム要素が強いので根性もいらないし、高齢の生徒さんも多いため、80分のレッスン時間の間に、何度も水分補給のための小休憩もある。

実のところ、激しく動いたら喘鳴(ぜいめい)が始まり、呼吸がちょっと苦しくなったりすることもあるのですが、それ以上にゲームがおもしろくて、苦しさを忘れてしまいます。ランニングのようにずっと身体を動かしているスポーツとは違って休憩しながらなので、続けることができるのです。

「いつかミックス・ダブルスの試合に出て勝てるようになろう!」を合言葉に、夫婦そろってテニススクールに通うようになりました。

今使っているラケットの写真。初心者向けで使いやすい。
いまの相棒は、初心者でも上手く飛ばせると評判のラケット。グリップテープはオレンジを選択

それから数か月が過ぎたころ、外出自粛制限がなくなって、代わりに全国旅行支援が盛んとなり、本格的に旅行やレジャーが可能になりました。

そうなると、せっかくだから、まとまった休みがとれるゴールデンウイークにどこかに出かけたいものです。本来なら、わくわくしながらヨーロッパ旅行のプランニングをするところですが、国際線のフライト状況はまだ不安定で、マイルを使いたくても、コードシェア便さえ、まだ動いていない状況でした。

「こりゃ、国内旅行だな。でも、コロナでずっと行けなかったから、非日常が味わいたいし…」

その時に、ムクムク浮かんできたのは、子どもの頃に読んだ、冒頭でご紹介した「海底2万マイル」です。
「そうだ、海に行こう!南の島に行ってみよう!石垣島かどこかで、見たこともないような真っ青な海を見てみよう!」
そう決めたのが、2023年2月のはじめのことでした。

ただ、この時も、まだまさかダイビングをすることになるとは思っていませんでした。昔から何度も「喘息など持病がある人は、体験NG」と書かれているパンフレットを見かけたことがあり、海の中なんて、自分には縁がないと思っていたからです。

その思い込みを打ち破ってくれたのは、主治医の内科医でした。
「ぼくも、喘息だけど、800回以上ぐらい潜ってますよ。旅行前にはピッタリのクスリも出してあげるし、良かったらダイビングの資格を取るための診断書を書きましょうか?」

それからの時間の早かったこと・・・スクールに診断書を出して、ダイビング・ライセンスをとって、視力の低い夫のために度数入りのマスク(眼鏡みたいなやつ。ちなみに、スキーの世界ではゴーグルと呼ぶやつです)だけを特注し・・・時間が瞬く間に過ぎていき、いよいよ3か月後の2023年5月に、勇気を出して、石垣島にダイビングに行きました。

ライセンスはあるものの、ほぼ初心者。ボートからのダイビングはまだ経験したことがなく、ガイドさんの全面サポートでいざ海へ・・・。
しかし、この時も、偶然と幸運が舞い降りました。一生のうちに一回でいいから遭遇してみたいと思っていた憧れのマンタに、初めてダイビングした石垣島の2日間で、なんと12枚(12匹のこと)も出会えたのです!

海の中で、頭の上にマンタ3匹が並んで泳いでくる写真
マンタが並んで泳いでいる様子!本当に感動します

海の中は、背中のボンベのたっぷりの酸素を呼吸しているので、陸上では軽く息苦しいこともある喘息の私にとっては、海の中の方が呼吸がラクな気がします。
また、新しい世界が拡がることになりました。

こうして今、子どもの頃から運動が苦手で、ぽっちゃりさんな私が、喘息とうまく付き合いながら、春・秋はテニス、夏はダイビング、冬はスキーという生活を送っています。そして、それが良い気分転換となって、仕事も頑張れています。

いつかnoteで、運動が苦手な人でも、海や山の自然と遊ぶレジャー・アクティビティを体験するためのおはなしをお届けしたいと思っています。


さて、今回の自己紹介のお話は、ここまで。
初めてのnote投稿で、長文になってしまったのにも関わらず、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

他にも、「ホリエモンをゲストに来た起業家イベントで裏方をしていた件」や「1回しか会ったことない社長から後継者候補になってくれと言われた件」など、いろいろ冒険談があるのですが、それはまた別の機会に。

また、noteでお会いできるとうれしいです。ありがとうございました。

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