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10.26 運命の隠密ドラフト会議

「本命」は分厚いカーテンに隠されたまま、運命の「10・26」を迎えることになりそうです。

今シーズン、2年連続のBクラスに沈んだ巨人です。新たに就任した阿部慎之助監督のもと、次世代を担う新戦力をどう整備するのかに期待が高まりますが、池田高校(徳島)のエース時代には甲子園で「夏春連覇」を成し遂げ、「阿波の金太郎」として人気を集めた水野スカウト部長は報道陣を前に「隠密ドラフト」を宣言し、手の内を隠すことを表明したのです。

「去年はドラフト会議の1か月前に、1位指名は高松商の浅野翔吾外野手で行くことを編成幹部が事実上の公表をしていましたから、大きな方針転換です。とはいえ、チーム事情から先発投手が求められており、リストの最上位には大学生投手の名があるのではと推察されています」

まず1人目は、国学院大・武内夏暉投手

巨人は今季、戸郷翔征投手と山崎伊織投手の二人が規定投球回をクリアしましたが、先発サウスポーが補強ポイント。中でもコントロールに優れた武内投手は、巨人にぴったりだと言うのです。
「巨人ファンは他の11球団のファンと比較しても、四球を嫌う傾向が強い。その点、左投手ながらバランスに秀でて四球を出さない武内投手はうってつけの存在です。この秋に評価が急上昇していますから、競合の可能性は十分あります」

2人目は、桐蔭横浜大・古謝樹投手  

一本釣りを狙えるサウスポーに行くのもドラフト戦略的には有効でしょう。古謝投手は大学で急成長。ボールの出所が見えにくい独特のフォームから150キロ超のストレートや、多彩な変化球を投げる本格派です。
「今年6月の全日本大学野球選手権で評価を上げ、7月の日米大学野球選手権では侍ジャパン大学日本代表に選出されました。武内投手もそうですが、古謝投手もイケメンだけに、巨人のユニホームが似合いそうです。
しかし、秋のリーグ戦では各球団とも編成幹部クラスが視察を繰り返し、人気を集めています。ふたを開けたら抽選にーーという可能性も否定できません」

最後の3人目は青山学院大・常廣羽也斗投手  

6月の全日本大学野球選手権決勝では明治大に10三振を奪い、完封勝利。MVPと最優秀投手に輝き、評価を不動のものにした大学球界屈指の好投手です。すでに広島が1位で指名することを公言。
巨人もーーとなれば、競合は避けられない情勢です。 「元々、巨人のドラフト戦略の根底は『その年の一番の選手を指名する』というもの。そう考えれば実績に優れた常廣投手の名が最上位にあってもおかしくはないでしょう。実力的には申し分ないです。

是非、昔の様な強い巨人に戻ってもらいたいです。

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