やや怖い話まとめ

空き部屋になっているはずの下の階から毎晩激しい物音(走り回る、激しくドアを閉める、壁を殴る?など)が聞こえるので、お化けが住んでんだろうなと思う。あの部屋はたまに人が住むけど比較的早くに出ていってしまう。

私の家も以前はたまに生霊が訪ねてきたりしていた(中までは入れないようだった)し、夜な夜な廊下の軋む音などしてたけど、神社に挟まれてるので神様の通り道なんだろうと、特に嫌な感じでは無いので気にしていなかった。まあややうるさいんだけども。

こないだ寝ようとした時に寝室の中を子どもの足音みたいな音がしていて、あーやっぱり誰かいるんだなーと思っていたけれど、夫にそれを話すと「あの部屋にいるよ」とのこと。寝室の天袋がたまに開いていて、夫がたまに閉めているらしい。天袋には何も収納してないから用事がないし、私も届かないので触ったことは一度もない。

これと言った実害は無い。ホラー映画みたいに食器棚の食器が全部落ちてきて割れる、のようなことは無いので放っている。

怖い話の動画、特に心霊写真の特集は見てると寄ってくるのか騒がしくなり、窓を開けたり風通しをしていないのに隣の部屋のドアが音を立てて締まるとか、廊下を走る音がするとか、家鳴りが突然始まるなど。なのであまり見ないようにしている。


あー、あの天袋の、たまに10センチくらい開いてるのって、そういうことだったのか。

やや怖いんだけども先述の通り実害は無い。むしろ一度は「通行料か滞在費くらい欲しいよな」なんて言っていたら忘れた頃に上着のポケットから小銭が出てきて「マジで置いてってくれたのか?!」と焦ったことがあるくらい。(ポケットに入れ忘れていただけとも思えるが)
どちらかと言うと、東京で一人暮らしをしていた頃、深夜に不法侵入された事があったので、その意味ではお化けで良かった。人間が潜んでいたらどうしよう、きっと今度こそ殺される、と思っていた。

ただ、お化けの子どもが、どんな孤独を抱えていつからこの家にいるのかを考えると、恐怖に近い孤独感を感受してしまう。その意味では怖いと思う。

そして、怖い話の投稿動画やサイトなどかなり好きなのに、現実のさほど強くもない霊感ではドラマチックなことは起こらないので、ひっそりと個人的に書き記すだけで、投稿サイトに寄稿なんてとても出来ないのであった。

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