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【ほぼENFPでバリ島に行った話】


大学卒業旅行として、地元の友人3人とバリへ行ってきました。

この会は同じ中学校出身だったものの私は全員と同じクラスになったこともなく、なんなら中学卒業してから仲良くなったほど。

たまたまMBTIが流行っていた時に聞いたら、全員ENFP(広報運動家)と。
似た性格の人間が集まり、なかなか面白い旅でしたので書き留めておきましょう。


•メンバー

Acai : 元剣道部(以前この会で海にてスイカ割りをした時に最後を仕留めてくれた)
中学の時は認知だけしていたレベルで、違う高校だったのに使う電車が一緒で会うと一緒に登校していた。(が、お互い寝坊魔なので3日に1日くらい会うレベル)

Bob : 元バレー部。
部活と塾が一緒で送迎も一緒にしてもらっていた。絵を描いたり、服を選んだりする美的センスが素晴らしい。持ち物には顔がついてるものが多め。

Dory : 元陸上部。
卒業式の歌の練習で立ち位置が近かったことがきっかけで話すように。Bobを含めて、洗濯バサミで吊り下げて室内いちご狩りをしたり冬に花火をしたり、斜め上をいくイベントができる友達。パリぶりのバリでの再会。

【1日目 羽田〜バリへ】

①羽田集合は3人で

日本から一緒に出国したのはAcaiとBobと3人で。
Doryはアメリカや南米、ガラパゴス諸島を周ってので2日先にバリ島に到着。ストーリーをみたら、猿と戯れたり1人で滝行をしていました。
ちなみにAcaiは当日卒業式で5:00に起きで、袴を着て式に出席し打ち上げまで参加してから空港に来たらしい。

②ベンチで寝る

基本みんなテンション高くておしゃべりで深夜でも常時大爆笑だったのですが、フライト出発が深夜2:30で流石に眠たいじゃないですか。
乗り継ぎの上海空港でベンチがあったのですが、手すり付きで横になりにくかったけども意地でも寝たくて「くの字」になってみんなで寝ていました。逞しい。

③空港からヴィラまで

エアビーの方の車でヴィラまで向かいながら、ドライバーさんからおすすめスポットや食べ物について教えてもらい
逆に日本のことも聞かれたので藤井風をおすすめしておきました。
途中近くのコンビニを通り過ぎた時。
「Dory!!!!」
と、店内にDoryを発見しドライバーさんに「My friend!!!」と伝えると「Bali friend?」と聞かれたほど日焼けしたDory。
一緒にヴィラまで車で行くと、門の前にDoryの荷物がそのままぽんと置き去りにされていました。

④夕飯探し

とりあえず歩いてみるか〜と特に手を動かすことなく足を動かす。
できるだけローカルなお店を歩いて探し、適当に入り実際の料理を見ながら注文。みんなで色々食べたいから、違う味の2プレート分のカレーにチキン2種類までシェアしてみんなで満足。

2軒目も歩いて見つけお店の看板の写真を見ながら注文。Bali版よだれ鶏とスープの2品しか頼まなかったら、店員さんに呆れられちゃった。
(それでも頼まない)
それも4人で食べたんだけど、今考えるとスープとか絶対シェアするものじゃないのに、一口のんで4人でまわしてたな。

席が屋根だけついている蒸し暑い半屋外で、道路と繋がっているので野良犬が席の近くまでやってきたの。
するとDoryが鞄から犬用ジャーキーを取り出し、Bobがあげるとお手をする良い子わんちゃんであった。

3軒目は最後に甘いものが食べたく、google mapで口コミ4.9位のジェラートやさんへ。
全員なかなか決められなかったので、店員さんが何度もテイスティングをさせてくれた。2/4人は結局店員さんのおすすめにしちゃう。

⑤寝る

家に着いて、私はそそくさとシャワーを浴びてみんなを置いて寝る。勝手に2階のベッドルームで寝ちゃったけど、良い夢みれた気がする。


【2日目 バリ島観光】
①朝ごはん

朝、アラームをかけることなくおのおのの好きな時間に起きる。朝ごはんにアサイーを食べたいね、と話していたけど
「アサイーならいけるっしょ」とDoryは日本から持ってきたラーメンをアニメを見ながら食べていた。「コーヒー飲む人〜?」と聞いてくれたので、挙手して一緒に入れてもらった。愛を感じておいしかった。

Acaiは日本から持ってきた大量の日本食を食べて、Bobはラーメンを作ろうと残り少ないミネラルウォーターを大きなタンクごとフライパンに注いでいた。

私は機内食の「玉のように白もち」と書かれた謎のパンをたべる。Bobはこのパンを3口で捨てていたが、その時に一口もらった時よりもしっとり度が増していて私は割と好きだった。

ちなみに朝ごはんはみんな水着を着て食べていたけど、絶対順番逆。でも非日常でたのしかったよ^^


②アサイーを食べる

朝ごはんのはずが、余裕で12:00ごろにヴィラを出発。
有名なカフェのようで店内は一面ピンク、ブランコや自撮り用の鏡もありました。このメンバーでこんなにも映えるカフェに行くなんて、これが最初で最後でしょう。
せっかくなので大量にお写真大会をし、もぐもぐ食べ(Doryは寒いといって1人でボウルを持って外で食べていた)ごちそうさまをしました。
そこら辺に白い南国らしい綺麗な花が落ちていたので拾って、Bobに髪に飾ってもらいました。多分すぐにどこかへいったと思います。

③タクシーでマリンスポーツをしに行く

Grabで繁華街から海へ向かいます。車内ではドライバーさんがハイテンションかつ独特な引き笑いで、それにつられてもこちらもずっと大爆笑。
途中インドネシア語講習が始まり、「て~↑、れ〜↑、ま〜↑、か〜↑、し〜↑↑↑!!」と小学校の音楽並みのテンションで、現地のありがとうの言葉を教えてもらいリピートアフターユーの繰り返し。本当にバリの人は最高にノリが良くて楽しすぎる。

④ドーナツボートとシーウォーカー


ドーナツボートはよくあるやつで、シーウォーカーは重いヘルメットの中に酸素を供給し続けるおかげで髪も顔も濡れない宇宙飛行士みたいなやつ。
その時に3-4m下の海底に行くから耳抜きをしてね、とスタッフさんに言われたらAcaiが鼻を摘みながら「耳抜きできない....」って言っていて
「いやまだここ地上なのよ笑」ってみんなでツッコんでしまった。


実際に潜ってみると、手すりを捕まっていないと流されてしまうほどの水流やごぽごぽと酸素がヘルメット内に注入される音もあり新体験であった。
途中でダイバーさんが何かを取り出したと思ったら、まさかのパン。するとあっという間にパンを狙う魚達の人気者に。

その後私たちにもパンが配られ餌やりをしていると、
痛い。いたたたた。

魚に噛まれた。パンを持っている手だけじゃなくて、脚までがじがじさらる。いたたた、人を噛む魚ってピラニアだけかと思っていたらバリにもいたので、みなさんも気をつけて。


無事上陸しビーチバレーをしていると、近くにインドの方がいたのでおしゃべり。
「すき〜!かわいい〜!(日本語)」を教えてみたら、余裕で覚えてくれたので
レベルを上げて「めっちゃすきやね〜ん!」にしてみても、余裕で覚えてくれました。いつかインドに行った時に「めっちゃすきやね〜ん」が伝わる人達がいたら、おそらく彼らでしょう。

⑤ナイトプールからのクラブ

ヴィラに戻り備え付けプールでぱしゃぱしゃ。お菓子を食べようとしてお皿に盛ったのに、プールに入りたくなったものだから出た頃にはおかしはちゃんとしけっていました。絶対順番逆だろ〜(part2)

しけしけのお菓子を持って屋上にて、夜風を浴びながら人生について語り(まだ22歳)歩いてナイトクラブへ。

赤のネオンライトがチラチラ光り、外にまで聞こえる爆音で流れる音楽。
中には思い思い自由に踊り踊り踊り楽しむ人達。お酒を飲みながら踊ってたまたま居合わせた人と軽くおしゃべりを。全身で一曲の音楽を浴びながらみんなが踊り歌い、クラブ内でひとつになって楽しむ空間はとても刺激的でとても好きだった。


ただ途中でお腹が空いてしまい、勝手に1人で抜け出してコンビニへ。
亜熱帯のじっとりとした夜風に吹かれながらホットドッグをかじる。湿った肌に心地よい風。

ここで気がついたが、私はsimを持っていかなかったのでみんなと連絡が取れない。しまった。
ダメ元でコンビニの店員さんに尋ねると、快諾しパスワードを打ってくれた。本当やさしいバリの人。

ちょうど連絡ができた頃、クラブで仲良くなったバリの人が目の前を通り過ぎ「友達後からくるよ」と教えてくれた。やっぱりやさしい。


みんなと合流後、歩いてヴィラへ。帰ってきたのは3:00a.mだけど、これこそ卒業旅行ってかんじじゃないかしら?



【3日目〜4日目帰国】
①朝ごはん

9:00に目が覚め、お腹が空いたのでスーパーに1人で買い出しに。ヴィラに戻ってくると4人中2人がどこかへ外出してるみたいで、留守番をしていた1人も買い物に出かけたのでヴィラの中に私1人。
あれ?もしかして、今実はシェアハウスしているのかな?と思ってしまうほどの自由さ。それくらいがとても居心地良い。

みんなの各自調達した朝食はこちら。
Acaiは昨日と同じお店のアサイーボウルにクロッフル、それにレモネードでバリらしく。
Bobは温めたクロワッサンにヨーグルトとグラノーラでとてもおしゃれ。
私はチキンライスにそのままマンゴーで、現地民らしく。
Doryはスナック菓子にカフェラテという食べたいものの縮図を食べていた。


その後Doryは一日早く帰国するので、ヴィラでお別れをしたと思ったら水着やカメラを忘れていっていた。


②帰国へ

私たちはしばらくぐだぐだし、再びアサイーを食べたりナシゴレンを食べたりフレッシュジュースを飲んだりし、その翌日に出国。


乗り継ぎはベトナムのホーチミン。ちょうど夕食の時間だったので、ベトナム料理屋さんに入店。
エスニックが苦手かもしれないAcaiにフォーを一口あげたところ、喜んで追加でフォーを注文していた。(ちなみにその前にパンを頼んでいて、結局食べきれなくてBobが食べていた笑)


乗り継ぎだったので、ベトナム入国前に液体類を捨てなければならなかった。ただAcaiはせっかくの水だから、と日本から持ってきた水で食べれる白米パックの中に入れて白飯を作っていたのだ。
そのお米が店内でいい感じに膨れてきたので、持参したのりたまをかけて食べていた。その隣ではBobがのりたまをそのまま食べていた。
(ちなみに家でもそのままふりかけを食べることもあるらしいし、ちゃんとフォークで食べるらしい。衝撃笑)


お腹いっぱいになったところで、 乗り継ぎフライトに乗り無事日本へ。
Bobはこれから韓国に行くらしいので、空港でお別れ。帰りの電車はAcaiと2人で日本で食べられるアサイーボウル探しをしていると、あっという間地元に。
地元が同じ友達と海外旅行行ってるのに、最寄りの駅で2人しかいないってどういう状況?笑


本当に愉快な人達。
とっても楽しい卒業旅行になりまして、みんなに感謝感謝です。また今年もどこか旅行いこうね。

さあ、明日の卒業式に備えて寝ようっと。これが最後の学生旅行、最高の思い出になったわ〜では、おやすみなさい。

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