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神奈川新聞の執拗な小田原市批判記事に疑問~議会決定に疑問を呈する記者の思惑とは?~

神奈川新聞が「小田原市議会、市長選前の広報費を削除した予算修正案を否決」という見出しの記事を出した。
(今回も深沢剛という記者が執筆したものである)

非常に分かり辛い見出しだが、「一部議員が提出した広告費の予算修正案が議会によって否決された」というものだ。
議会において反対が多数であれば否決されるのは民主主義として当然である。
しかし、記事では議会の決定が間違っているとでも言いたげな書き方になっている。

今回の記事に関して、小田原市の守屋輝彦(もりやてるひこ)市長はこう解説している。

【守屋輝彦市長の投稿文】
3月23日付神奈川新聞に、「市長選前に広告集中」、「予算修正案を否決」との見出しの記事が掲載されました。またもやという感じです。
3月19日付の記事も同じでしたが、見出しで誤った方向に読者を誘導するミスリード記事です。
前回も述べましたが、議会で議決された事業を市民に周知することが、あたかも選挙運動かのような報道には辟易します。また、「予算修正案を否決」という表現は、否決することが悪いような印象を与えます。多数決で決めることに異を唱えておりますが、何が問題なのでしょうか。
採決前に行われた原議員の賛成討論では「現時点ではどのような広報がなされるのかわからない。疑わしいだけで予算を認めないということは避けるべき。いたずらに市長選と絡めて考えることは避けるべき。」と述べられました。
そのとおりだと思いますが、こういう発言は記事になりません。なぜでしょうか?

https://twitter.com/moriyateruhiko/status/1773184211987714064

ちなみに、議会によって否決された予算修正案を提出したのは、立憲民主党の小谷英次郎という議員である。
小谷議員は5月の小田原市長選挙に立候補を表明している前市長の加藤憲一を強く支持していることがブログやSNSから見て取れる。

小谷議員のブログページhttps://go2senkyo.com/seijika/174796

また、小谷議員は現市長の守屋市長を批判するブログ記事を数多く上げていることも分かる。
(あくまで個人の感想だが、特定の候補予定者を応援したいがために相手の批判ばかりを展開する手法は印象が悪いのでやめた方がいいのではないかと思う)
今回、小谷議員は市長選前の広告が不適切だという理由で修正案を出したようだが、同じ立憲民主党の議員より、「疑わしいだけで予算を認めないということは避けるべき。いたずらに市長選と絡めて考えることは避けるべき。」と指摘されたようだ(守屋市長の投稿より)。

今回の記事を調べる中で、神奈川新聞の深沢剛記者は過去に何度も小谷議員の議会での発言を利用して小田原市や守屋市長の批判記事を出していることが分かった。

議会で正式に決議されたものにケチをつけてまで少数派の一部議員の主張を持ち上げようとする深沢剛記者の思惑とは一体何なのだろうか。

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