このところの気圧の変化や気温差によって、体調をくずしておりました。
note記事の更新はおろか、みなさんのnote記事を拝見することもできておりませんでした。
　このままではどんどん体力が落ちてしまうと、気持ちばかりがせっていた状態です。
　雨もあがったことだし、散歩がてら少し外に出てみようと思い財布とスマホ、エコバッグだけを持ってスーパーへ。

　雨あがりのためか、少し肌寒く感じます。

　無理をしない程度に一番近い店へ行き、当面必要な物だけを購入して足早に帰路に着きました。

　帰り路、ついこの間までは桜が咲いていた小さな公園の前に植栽されているツツジの花が８割近く咲いておりました。
　私が停滞している間にも、時は止まってくれず、どんどん走っていっていたのです。
　noteの世界もどんどん動いていて、日常の世界もぐるぐると回っているのです。それでもいい。私の周りだけでも、私だけでも、のばしていたい。

　ツツジが咲く路を通りきろうかという時、アスファルトの窪みにできた水たまりを発見。植栽へ送る水の水道管の蓋なのでしょうか、小さなバケツほどの大きさの窪みに午前中に降った雨がたまっておりました。
　そこへ、一羽の雀が飛んできて窪みへ入っていきました。水を飲むのかなと思ってしばし立ち止まって見ていると、水浴びをし始めるではありませんか。その様子を見ていた仲間の雀が飛来してきて、同じように窪みへポチャンと入っていきました。その光景があまりにも可愛くて、スマホでパシャリ。通り行く人が、不思議そうに撮影する私の姿をチラ見するのを感じながら、数枚撮影いたしました。

「ああ、なんて平和な光景なんだ」　
　と、心の中でつぶやきながら自宅に戻りました。

　自宅に戻り昼の支度をしながらニュースを見ていると、20日、伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に墜落し、隊員1人が死亡、7人が行方不明となっている事故で、現場から2機のフライトレコーダーが回収されたという報道がされていました。
　海上自衛隊によりますと、2機は当時、潜水艦を探知する訓練を行っていましたが、訓練は部隊の技量を幹部が確認する「査閲」と呼ばれる検定の一環で行われていたとのこと。
　今日再び、北朝鮮の弾道ミサイルが北東の方向に発射されました。

　現政権は2027年度までに防衛費を２倍にしてGDP比２％に達するよう定めました。米国が、2020年９月に日本に対し防衛費をGDP比２％以上に増やすよう要請したことに応えたものです。

　平和憲法である憲法９条がある日本。その憲法の改憲が摸索されている中、同じような平和憲法を謳っているコスタリカ共和国。コスタリカ憲法は「GDPの８％を教育費に充てる」とし常駐軍を維持しいない非武装中立を選択しました。
　しかし、これはコスタリカだからできることで、そのまま日本に充て込めるとは私は思えません。
　戦争のできる国家づくりのために「平和憲法」を改憲して欲しくはありませんが、日本における非武装中立で今の『平穏』が維持できるのかは疑問でもあります。
　
　平和を願うことは、人間らしく平穏に生活を営むこと。

　けれど、それはとても難しく、誰かの力で保たれているということを忘れてはならないと、感じた一日でした。

#雨あがり #コラム・エッセイ