エメ

美とは何か気になる。

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  • コペンハーゲンに首ったけ

    コペンハーゲンを旅行したときのふりかえりをしています。

  • 芸術家100人を学ぶよ〜

    美術史を学ぶうえで重要な画家、100人を学んでいきます。

  • 美術史を時代ごとに学ぶよ〜

    美学を勉強するために、まずは基本となる美術史を学んでいきます。

最近の記事

街の気概を感じる。コペンハーゲン旅行3日目

2019年の秋に、デンマークの都市が見たくて旅行に行ってきました。 今回は3日目を振り返っていきたいと思います。だらだらしてたら2020年になってしまいました。急がなくては。 〈3日目のラインナップ〉 キングスガーデンを通って散歩→オスターポート駅周辺散策→デンマークデザインミュージアム→ランチ→ホルメン教会→クリスチャンスボー城→旧証券取引所→デンマークユダヤ博物館→デンマーク建築センター→cirkelbroen→Havnebadet→マガジンに戻る→ILLUM→ディナ

    • インフレデフレをおさらいする

      世界の経済状態を聞いているときに頻出の「インフレデフレ」。 ほんとうに恥ずかしいのですが、どういう状態なのか詳しく説明できる自信がなかったためこれを機に学んでみました。説明の練習としてここに書いていきます。 【目次】 ・インフレとは ・インフレによって何が起こるか ・デフレとは ・デフレによって何が起こるか ・インフレやデフレを対処するための政策 【インフレとは】インフレとは、あらゆるモノの値段が上がり続けている状態のことです。 景気が良くなりすぎると、収入もふえ

      • 遅刻記念日

        起床時刻9時15分。 家を出る時間の15分前だった。朝の準備に90分かかる私にとってそれは絶望を意味した。 「2限に行くのは諦めるか。」いつもなら一瞬の躊躇もなく諦めていただろう。まるではじめから2限など存在していなかったようなそぶりで。 ただ今日だけは違った。この1年間で1番好きだった授業、すなわち今日の2限。この授業は今日で最後だったからだ。 私は悩んだ。今日は補講日。2限以外の授業は休みだ。たった1コマ90分のために90分かけて学校に行って90分かけて帰っ

        • センスは細部に宿る。コペンハーゲン旅行2日目

          「デンマークの都市を見たい!」と思い、6泊8日でコペンハーゲンに旅行に行ってきました。 今回のnoteは、コペンハーゲン2日目の振り返りをしていきます。 (すごく長い) 〈2日目のラインナップ〉 モーニング→ニューハウン→オペラ座方面散策→デンマーク王立図書館→ランチ→クリスチアニア→オアスタッド地区の建築巡り→ラウンドタワー→ニューハウンに戻ってディナー 1日目は疲れて12時前に眠ってしまったので、2日目に起きたのも朝の7時。いつもなら頑張らないと起きられない時間で

        街の気概を感じる。コペンハーゲン旅行3日目

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        • コペンハーゲンに首ったけ
          4本
        • 芸術家100人を学ぶよ〜
          93本
        • 美術史を時代ごとに学ぶよ〜
          9本

        記事

          座らせたがる街。コペンハーゲン旅行1日目の発見

          前回のnoteでも書きましたが「デンマークの都市を見たい!」と思い、6泊8日でコペンハーゲンに旅行に行ってきました。 今回のnoteは、コペンハーゲン1日目の振り返りをしていきます。 こういうブログみたいな書き方は中学のときのアメブロ以来だなあと懐かしい気持ちに。 1日目は長いフライトを終えたコペンハーゲン空港からスタート。 〈本日のラインナップ〉 コペンハーゲン空港→ノアポート駅到着→ホテルに荷物置く→チボリ公園→ウェルカムディナー 飛行機から降り、人の流れに合

          座らせたがる街。コペンハーゲン旅行1日目の発見

          デンマーク旅行での仮説検証が想像以上に良かった

          期待していたデンマーク旅行が、期待以上に良かったので今回はそれのnoteです。 10月18日〜25日の6泊8日でデンマークにあるコペンハーゲンに行ってきました。旅行中のメモを少しずつ振り返っていこうかと思います。 【目次】 ▼デンマークの基本情報 ▼そもそもなぜデンマークに行ったのか ▼7日間のざっくりラインナップ コペンハーゲンには友人が留学していたので、6日間のうちの何日かを一緒に過ごすことができました。(それ以外は1人。)案内してくれただけじゃなくて自分にない視点

          デンマーク旅行での仮説検証が想像以上に良かった

          他者の感情から逃げること

          他者の感情からの逃げと自分との向き合い方、感情の当てはめ方と言葉の紡がれ方について。 暗い気持ちになりたい自分が存在するときがある。とことん苦しみの底まで感情をそのまま突き動かして、悲しみの根本を知ろうとしている自分がいるのだ。当たり前だけど、このとき私は苦しくて悲しい。逃げてしまえば感じない悲しみを、あえて自分から進んで抉りに行こうとしている。そこから逃げれば、なんとなく実感のない時間が続いて苦しみに気づかないでいられるのに、逃げずに受け入れたいと思う自分がいる。 そう

          他者の感情から逃げること

          日々を抱きたい

          感情や思考は日々変わっていく。小さい子どもだった頃や高校生の頃は日々に一生懸命というか、日々をこなしていくのに精一杯だった。 知らないうちに、サンタさんはいないと認識して、知らない間に人の死を受けて苦しみを経験した。知りたくなかったけれど、どんなに好きでも叶わない恋もあるということまで知ってしまった。 こうやって今の自分と過去の自分を振り返って照らし合わせると、思考も感情も全部が移り変わって流れている。もちろん変わらない軸のようなものはあるのかもしれないけれど。 懐かし

          日々を抱きたい

          恋の音

          彼の名前を誰かが呼んでいる、ドキッとする。高鳴るわたしの胸の音。 課題をやりながら彼のことを考える。勝手に妄想を繰り広げてワクワク。浮かれたわたしの心が躍る音。 彼が他の子と楽しそうで、胸がズキン。わたしの心の奥を締めつける音。 ふと見つめた先で彼と目が合う。心臓がバクバク。わたしのからだ全体に緊張が走る音。 急に優しく投げかけられた彼の言葉にジーン。優しさにときめきながらも苦しいわたしの喉の奥の音。 彼と一緒の帰り道。距離が近くて触れる腕にドキドキする。もっと近づ

          恋の音

          みんな誰かに掴まれたい

          人見知りは甘え。そうわかっているけれど人見知りだ。 初対面の、とくに同い年の人とはどうやって話していいかわからない。1つでも年が上なら敬語が使えるのに、同い年だとそうもいかない。 仲のいい人への喋り方をそのまま初対面の人にするわけにもいかないけれど、距離を取りすぎても怖がらせてしまう。ちょうどいいさわやかな口調を目指したいのに、結局いつもの小さい声で口数が少ない、感情の読めない子になってしまう。 そしておとなしい子というイメージを貼られて完了。その人とわたしの関係は、自

          みんな誰かに掴まれたい

          好きの定義

          なぜ人を好きになるのか。好きってなんだろう。最近たまに考える。 私は、私と正反対の見た目の、似たような性格のあなたに惹かれているのに なぜあなたは、あなたと正反対の見た目の、似たような性格の私に惹かれないのか。 これはふざけて友達に話したりするけれど、割と本気で気になっている。 まず好きとは何なのだろう。 授業で読んだ本には、好きという愛の気持ちと、欲望は別のものであるのに一緒に考えられてしまっているから切り離すべきだと書いてあった。好きだから欲望が出てくるのでは

          好きの定義

          私の喪失

          「私、会う人に変えて自分演じてるんだ。」 こう言うと大抵の人がびっくりする。でもこれが私の本音。というか本当にそう思ってる。 実際に、中高の友達に会うときは、淀みなくひたすら面白おかしく喋り続ける私がいて、 大学の友達といるときは、淡々と言葉を丁寧に切り取って色をつけて作品として言葉を残そうとしてる自分がいる。 バイト先では、年上の先輩たちに甘やかされて、ふわふわとマイペース。かと思いきや、たまにどーんと直球ストレートで先輩たちに愛を伝える私。 そしてここでは全部の

          私の喪失

          16時48分の私。

          歩くたびに変わっていく街並みと、時間が進むたびに移ろう空の色の組み合わせが、混ざって、滲んで、感情を溢れさせていく。 大人になりたくて背伸びをしたり、大人になりたくなくて誰かに頼ったり、大人にならなきゃいけなくて考えたり。 今年は"エモい"がインスタを埋め尽くした1年だったように思う。突如として流行り始めたこの3文字。たった3文字にあてがうようにカメラで夕焼けを切り取ったり、なにかにつけて汎用性の高い便利な言葉のように扱ったり。次から次へとアップされる投稿には、リレー

          16時48分の私。