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こんな人もいます-大久保(新二年)

こんにちは、新二年目の大久保伸一と申します。二番バッターなのでそこそこ緊張しております。
ただ、ぼくの場合こうして文章化した方が話すよりも話がまとまりやすいので、案外助かっております。

自己紹介です。

学部:経済学部
身長:175㎝(多分)
PB:5000m 15:48
  10000m 33:22
出身地:東京都
座右の銘:人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
好きな芸人:ずん飯尾

ぼくは陸上部に入った理由について深堀りしようと思います。
正直なところ、当初陸上部に入ることは全く想定しておりませんでした。というよりこの業界から離れようと思っていました。中高と陸上を続けていたのですが、記録が頭打ち気味だったのと、陸上へのモチベーションがなくなってしまっていました。
高校の引退宣言で、トラック競技からは足を洗い市民ランナーとして頑張ろうと決意をしておりました。

転機はいろいろあります。
①まず、浪人してしまったので強制的に陸上に関わる機会が減りました。最初は清々していたのですが、自宅と予備校を行ったり来たりしてあっという間に1年が過ぎていく中で、このままだと何もせず一生を終えてしまいそうだな、とぼくにしては珍しく焦っていました(今にして思うと、受験が終わってから駅伝の録画を一気見してたのでやっぱり陸上に未練たらたらだったのだろうと思います)。

②次に、札幌に引っ越してから高校陸上部の同期で、先に北大陸上部に入ってた方が勧誘にきました。本音を言うとちょっとめんどいなと思いましたが、「彼にもきっと勧誘ノルマみたいなのがあるのだろう、付き合いもあるし一回くらいは行くか」と相当後ろ向きな気持ちで新歓に行きました。

③練習に行ってみたら面白いことが結構ありました。まず、大学院生がめっちゃ多かったです。しかもみんな速い!大学院は研究で忙しいだろうに、いつ練習しているのだろうと思いました。
それから居心地がいいなと直感的に思いました。こればっかりは感覚なので上手く言語化するのが難しいのですが、人を迎え入れてくれる温かさと陸上競技向上のため切磋琢磨する良い緊張感が違和感なく共存していたように感じました。
最後に、一個上の学年でやたら気さくな選手がいました。話を聞くに高校の時学年が一緒で、都の駅伝で同じ区間を走っていたそうです。家に帰って調べてみたら本当でした。しかも何なら最後の最後ぼくのことを抜いていった選手でした。世間は狭いなと思いましたし、こいつに勝ち逃げされるのはすごく悔しいなと思って、取り敢えずもう少しだけいようと思いました。

④これが一番の決め手です。北海道大学だと新入生は食事を奢ってもらう文化があるのですが(違ったら訂正します)、それで結構な回数ご相伴に預かりました。
最初は「食費浮くじゃんラッキー!」と思っていたのですが、流石に回数を重ねるとだんだん申し訳なさが勝ってきます。それでも気に入らなければ別にやめちゃえばいいっちゃいいのですが、やはり陸上に未練があってやめる決断はどうしてもしたくなかった。そうこうしている間に陸上熱が再び戻り、以来部に所属しています。

というのが私の心変わりの変遷です。読んでいただいてわかると思いますが、最初焦ったのとしぶしぶ練習に行った以外、積極性・主体性というものがまるでありません。これは私の人生観がそうだからなのですが(話すと三倍くらいの分量になるのでいつか話します)、流れに身を任せるだけでも何とかなったりします(人に恵まれている側面は否定しませんが)。読者の方にお伝えすることがあるならば、前言を翻すことは決して恥ずかしい事ではないし、自らの考えや言動が変わることは何ら悪い事ではありません。
私は最初トラック競技やらないと宣言しておりましたが、今は普通に再開しています。そのことについて特に後悔しておりませんし、一癖も二癖もある人たちに出会えてよい刺激になっています。
朝令暮改はちょっとどうかと思いますが、自らが何をしたいのか真剣に向き合い、熟慮の上で決断するならば、転向は寧ろ成長ですらあります。

地元で撮った桜です、北海道はあと1月くらいさきですねー

陸上部のブログなのでそれっぽく締めるのですが、特に今まで陸上をやっていたけど大学ではあんま考えていない方がいれば、ぜひ1回来てほしいなと思っています。別にいつだって構いませんし、合わないと思ったら無理に入る必要はどこにもありません(入ってくれたらうれしいけどね)。
見学・体験をしてみて、ちょっとでもまたやりたいと思ったなら入部すればいいし、踏ん切りがついているならば新たなステップへ晴れやかに行けると思います。
一度きりの人生ですから、後年振り返ってよかったと思える行動をしてもらえればなと思います。

一人称が統一されておりませんが、私の数少ない個性なのでご容赦ください。また書く機会があれば札幌のおいしいお店の紹介でもしようかな。

以上、万年メガネでした。眼精疲労にはお気をつけください。


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