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【雑記】明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019 川崎フロンターレvsChelsea FC

・試合日まで

とある人物に誘われてチケットを買う。チェルシーゴール裏、5,800円。ダイナミックプライシングなので様子を見ていれば安くなるかと思って5日ほど静観していたが、川崎ゴール裏は6,000円に値上がりしてたので、待つ意味はないと思って開催2週間前くらいに購入。ダイナミックプライシングについてサーチしてみると不評しかない。データドリブンなメソッドを採り入れることはいいと思うけど、どのクラブも消費者心理を完全無視。ゴール裏をデフォルト4,000円にして、売れない試合では値下げすればいい。初期設定3,000円前後が6~7,000円に値上がりする現象は、目先の小銭で顧客ロイヤリティを失っているようなもん。けど全般にゴール裏は値上げしてもいいと思う。「わざわざ買う」人がたくさんいるので。

正直この手の試合は花試合?エキシビジョンやんけ、としか見ていなかったので、誘われなければ絶対行ってない。チェルシーの監督がランパードになってから練習した時間なんて、おれがプログラミングの勉強(投げ出した)した時間よりも少ないだろう。あと、他チームのゴール裏にあまり行きたくない。昔「某ワールドカップスター(※アンジョンファンではない)が見たい」と言われて、当時の彼女のために関東某所のゴール裏で見たことあるけど、二度とやりたくない。

前日は回避できない職場の飲み会。向かいの席にめっちゃ酒飲む女性が座る。釣られてワイン飲みまくる。初めての飲み会だったけどこの女性の質的優位性は凄かった。撃沈。最近おっさんはサッカーの試合中に寝てしまうことがある。睡眠時間確保のために飲み会から自宅(釜山)に帰宅後は歯磨きもせず爆睡。

・試合当日、試合開始前

試合当日の朝。無事起床。誰も見ていないブログを2時間で更新。ちょい遅めのフレックス出社。その間、とあるツイートを見て会場が等々力ではないと知る。あぶねー。てか、等々力行きそうになった人とか絶対いるでしょ。この記事のヘッダ画像はこの試合会場の新国立競技場です。

等々力で17時開場と思ってたのが新横浜で16時開場。この試合を前日から待っている物好き…チェルシーニスタの皆さんにいい席を取られないように開場時間には到着したい。並ぶのは嫌だけど。だから15時に会社を出る。職場のサッカー好きの女性には「午後休にして一旦家に戻れば?」と言われるも、おれの自宅(釜山)まで帰るのが時間かかるし面倒なので却下。15時までは真面目に仕事してた。あと現地で目印になるよう札幌のタオマフ(2006年にフッキが水戸のDFをめっちゃぶん殴った試合の時に買った10周年仕様)を鞄に忍ばせる。↓何故かタイトルがフェホになってるけどフッキがパンチした試合

クラブJリーグとかいうアプリを起動。チケット販売は×になっている。完売?当日だから?知らんけど混みそうな予感はする。京浜東北→横浜線と乗り換えて移動。「横浜アリーナでコンサートがあるので新横浜駅は混雑します。新国立競技場でサッカー観戦の方は小机で降りるように」と車内アナウンス。はい。

・小机到着

ここに来るのは多分3回目?すみませんJ2暮らしが長いもので。1回目はゴール裏1階席で応援しながら。ピッチと同じ目線という臨場感たっぷりの席で、札幌の誰か(岩沼)がシュートして誰か(古田)がリバウンドを押し込む得点を5秒後くらいに確認して喜んだことは覚えている。中村俊輔の得点はこっち側のゴールに叩き込んだのでシルエットは俊さんだな、とわかった。2回目は去年の10月。ミシャの4バック。金J。バックスタンドの冗談で見た。普通に金払っていいレベルだった。マリノスのユニフォーム(DAZNロゴ入り)貰った。どっかの会社の人?の団体が数十人規模で観戦してて、こういうのもあるから金J意外とありだな、と考えを改めた。↓マリノスのサポーターは戦術君が好きなのか?よくRTしてくれるので記事のPVはいつも伸びる。

小机を出て早足で向かう。到着は16時を過ぎそうだ。道端でチェルシーの旗powerd by YOKOHAMA TIRE が無償配布されているが無視。というか配る人とタイミング合わなくて受け取れなかった。席が重要。早足で歩く。うちの家系は根暗(猫背)が多いので歩くのは速い。

新国立競技場に到着。既に長蛇の列。おまけにこの辺から晴れ間が強くなってワイシャツは汗だく。トイレの鏡で見たら汗でスケスケになっている。おっさんである。どれくらいの汗かというと、日韓ワールドカップスロベニア戦のカマーチョ監督よりもすごいくらい、としておく。

チェルシーニスタが思ったよりも多いけど客層は全般に若い。学生っぽい人が多い。学校帰りとか。ユニフォーム着用率は1割くらいだったと思う。仕事帰りっぽい人はこの時はほとんどみない。大人の男はファミリーが多かったか。

ともかくチェルシーニスタたちがプレミアリーグの最前列のイメージで、新国立競技場の1階席に座ってくれることを祈る。入場。みんな1階席。なんだ余裕じゃん(結局2階席の最上段は試合開始後も結構空席あった)来年はもっと遅く来よう。

・試合前の時間つぶし

とりあえず周辺を1周。チェルシー側ゴール裏は売店コーナー&ファンゾーンになってる。スポンサーのブースと飯屋。最近「見かけ上の収入」を減らしたいのでちょっと生命保険には興味がある。飯屋はどこも並んでるのと、前日過剰摂取したカロリーと糖質の管理のため我慢。すごいお祭り感やな、と圧倒されるカマーチョであった。汗を乾かすのに精いっぱいで飯まで気が回らなかったのもある。

汗を引かせるにはビールだ。お、サッポロあるやんけ!…お前どっちだよ、なビール売り場を発見(解説:生ビールありますはサッポロだけどサーバーが入ってる四角い箱はアサハスーパーツラーイ)。店員氏に職質したところ異教徒の箱を被ったサッポロだったので購入。泡が多かった。飲んでも汗は引かなかった。

まだキックオフまで2時間あるので時間つぶし。うろうろ。グッズ売り場がたいへんにぎわっている。覗くと川崎グッズが大半。正直汗がやばくて着替え用に記念Tシャツを買おうか迷った。どーせジムでのトレーニング用とかパジャマにできるし。出張中そういうノリで服買うことがある。今回は自重。ステージみたいなところでは原博美さんと森保一監督さんのトークショーがあるらしい。サトミキなら見たかった。

話を戻すと、この時点で、この試合にJリーグ主催で参加できる川崎フロンターレおいしいな、おい、と認識。収入も大半Jリーグが持ってくんだろうけど。チケットの売れ行きを見て等々力なのに人気なさすぎンゴwwwwとか思ってたけど、等々力なら瞬殺ですね。熱心なサポーターはみんな来ますよね。海外サッカーファンもたくさん来ますね。いい試合したら川崎に興味持つかもしれません(が、よく考えたら自分のような「既にどこかのファン」がユニフォームを着てないだけで大量に紛れてる可能性もありますな)。新国立競技場を中心に半径数十キロの住民が。これはおいしい。等々力のキャパいっぱいだけど。札幌でもこういう試合やるなら1860ミュンヘンではなくバイエルンを呼ぶべき。リスク取ってでもやる価値ありそう。んで、なんで川崎?優勝チームだから?DAZN様とJリゴ様はビッグクラブを作りたいんだろう。鳥栖氏は金の使い方下手そうだし、神戸氏はお笑い状態だ。ビッグクラブ候補として他のチームも育てておきたい。川崎はスタジアム以外は完璧。一昔前なら鹿島だったかもしれないけど。

一通り巡回して、特にやることもなく席に戻る。試合前練習が始まる。ケパのGK練習を見たかったけど腹痛で出場回避らしい。カバジェロの練習を見る。ハゲだ。選手紹介。チェルシーはジルーへの歓声が多かった。ユニフォーム着てる人はアザール、ウィリアン、カンテとかその辺だったけど。みんないない。

・試合開始

同伴者に「注目選手は誰ですか」と聞かれる。「誰かをずっと見るよりも全体がどうなってるか見た方がいい。」我ながらクールな返しだ。実際このレベルだと全員とんでもなくうまい。慣れていない人が1人にフォーカスして見ることで失われる情報よりも鳥の目で俯瞰して見る情報の方が有意義だと思う。細かい話は試合後Twitterのサッカーに自信ニキにでも任せておけばいい。ターンの質の違いを指摘してる人がいて、そこは丁寧に見ても良かったなと後で少し思ったが、そもそも新国立競技場のゴール裏ではそこまで見れないのもある。ついでに「どうやって点を取るか、どうやってゴールを守るか、考え方を見ておくといいよ」と伝える。
サッカーに自信ないニキなので試合内容は適当に。ランパードチェルシーは1-4-4-2で外外ビルドアップのよく言えば手堅い印象。ジョルジーニョは全然ジョルジーニョしてない。アンカー系システムなら注目すべきはジョルジーニョ、でもよかったかもしれんけど。守備は結構ゾーン基調。川崎もそうだけどJリーグだとCBはサイドにスライドしない。ヨーロッパの4バックはスライドする。SBがでかいから。三浦俊也さんこんばんわ。

序盤は川崎が全然前進できない。チェルシーはボール保持しながら川崎と対話。マンマーク基調のハイプレスを狙うけど、1回外すと追ってこないと気付いてチェルシーが川崎の1列目突破。フィニッシュはSHが仕掛けて放り込むけどじぇじぇジェジエウが跳ね返してた気がする。チェルシーは俺らのフットサルみたいなテンションでプレーしてる?のに川崎にネガトラ(川崎にとってのポジトラ)で圧勝by外務大臣。よくわかんないけどいろんなことが違う。

後半。レアンドロダミアンとか色々出てくる。ジルー師匠登場で盛り上がる。チェルシーが相変わらず外々で揺さぶる。プリシッチ登場で左から右から突撃。メインスタンドがなんか盛り上がる。ランパードが何かしたのかと思ったが、川崎の長老登場だたと気付く。コーナーキックで初めて川崎がショートコーナー。長老のクロス?にファーで我慢していたダミアン。川崎が5-0とかで負けなければ川崎のプレゼンスは相当上がるだろう、と思ったけど本当に勝ってしまった。

とにかく疲れたので足早に駅へ。最速の電車に乗る。何とか座席確保する。釜山着。おわり。

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