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アフターコロナに格安航空券でロンドンに行ってみた 9日目 ヴェルサイユ宮殿

格安航空券に格安ユーロスター乗車券のお陰でパリにもくることができました。パリは2日しかないので行きたいところから回ります。

イビスホテルの朝食はビッフェの品揃えは少なめでシンプル。日本のホテルの朝食ビュッフェが凄いことが分かります。でも自分でゆで卵を好きな時間茹でたり、オレンジから生ジュースを作ったり、巨大な塊からパンを自分で布ナプキンに包んで切り出したり、とやはり日本とは違って珍しい。ちなみに固茹で卵を狙って10分以上茹でても半熟だったので温泉卵のような低温設定の卵茹で機のようでした。



さて地下鉄からヴェルサイユ宮殿へ。バスや車のガイド付きツアーより値段重視で格安の電車で向かいます。切符の自動販売機が選択が回転ホイール式で風変わりでした。フランス語は読めないけど青いボタンはさすがに緊急ボタンではないだろう、と信じて決定のボタン押しを重ねてゾーン4にあるヴェルサイユ宮殿までの一日乗車券を購入。使えない割引入場の付いているParis visiteよりmobilisというのがお得らしいです。ちなみにパリの地下鉄はロンドンと違って携帯電話がどこでもつながり安心です。

Invalides駅で乗った二階建て電車はすでに甘美なロココ様式。さすがベルサイユ宮殿行きの電車です。なんだか気分が盛り上がります。ヴェルサイユ宮殿の駅で切符のゾーンの確認がありました。

長すぎてホームからはみ出してもお客が開閉ボタンを押さなきゃ問題ないらしい

駅を出て人の波について行くと立派なベルサイユ市の市庁舎。これだけで見ものです。ここを曲がるとヴェルサイユ宮殿が見えてきました。入場時間の札を持った人の後ろに列ができています。入場券のない人は左のカウンターへ誘導されます。10時半に着いたら14時入場です、と言われました。さすが世界的な観光地です。ネットで事前予約すべきですね。

市役所

お庭はすぐに入場できるので、とりあえずこちらを先に見ます。植え込みの迷路のような庭なんてすぐに回れるだろうと思っていたのですがベルサイユ宮殿のアプリの推奨コースは左右合わせて合計10km、3時間かかるとのことです。かなり健脚向きです。子供や老人向けに車で一部だけ回るツアーもあるようです。

お庭に入って分かりました。植え込みとして犬柘植みたいなのを想像していましたが、とんでもない、15mくらいはありそうなニレの大木の植え込みの迷路でした。これは凄い。

遥か彼方に見える大きな森までが左右対称、シンメトリーに手入れされています。想像を絶するスケールです。地平線のような借景までが完全に剪定され管理されている。数々の噴水と装飾も凄いです。

現代社会のありがたい翻訳コンニャク、Google翻訳アプリにフランス語の説明看板の写真を読み込んで、次々和訳していきます。ギリシャ神話のモチーフが多いことが分かります。多分、急いで回っても3時間なので、じっくりオーディオガイドやアプリの解説を聞いてたら軽く日が暮れます。マイペースで興味のあるものだけつまみ食いできるGoogle翻訳、最強です。

お庭を見てたらちょうどいい時間になりました。列に並んでいたら予定時間よりかなり早めに中に入場させてくれました。まずは一階から。豪華な王女様達の居室が続きます。日本のお城でも身分や近しい順に入れる部屋に段階がありますが、国が変わってもこの辺りは同じようです。2階に上がると国王関係の部屋や礼拝堂とあって豪華さに磨きがかかります。有名な鏡の間、先ほどのお庭もよく見え、本当に素晴らしい景色でした。

ヴェルサイユ宮殿からの帰り、途中下車してエッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、オペラ座を見てホテルへと帰りました。いやー、1日目でかなり堪能できました。


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