2023 Best Albums 20

元Twitterに連続でYouTubeリンク付きの投稿を流すとBOTだと思われるみたいなので、こっちに集約します。文字数が元Twitterサイズを意識しております。それぞれYouTubeはアルバムの1曲めをリンクしているので、モノによってはInterlude的な短いトラックだったりもしますので、どうかそこから他の曲のリンクも辿って頂けると幸甚です。

[brxthx3: 2023 Best Albums (1/20)]
Yaeji - With A Hammer
米ニューヨーク出身のシンガー&DJ。英語と韓国語を駆使して尖ったポップネスを放ちまくる。XL Recordingsの目にもそりゃ留まるよね。ちょっとしたきっかけで世界的にブレイクしそう。

[brxthx3: 2023 Best Albums (2/20)]
October London - The Rebirth Of Marvin
米インディアナ出身のソウルシンガー。「Marvin Gayeのエピゴーネン」という揶揄を嘲笑うかのようなタイトル。まぁでもとりあえずMarvinだよね、という気持ちよさ。ここまでやれば立派も立派。

[brxthx3: 2023 Best Albums (3/20)]
Gareth Donkin - Welcome Home
英ロンドン出身のシンガーソングライター。El DeBargeを思わせるハイトーンボイスとテンダーメロディ。ナルシスティックなジャケ写を乗り越えて聴いて頂きたい。

[brxthx3: 2023 Best Albums (4/20)]
Liv.e - Girl In The Half Pearl
米テキサス州出身のネオソウルシンガー。前作よりも格段に進化して、さらに実験的な攻めた音作り。ヒップホップとソウルとの距離の取り方にErykah Baduと似た匂いを感じさせる。

[brxthx3: 2023 Best Albums (5/20)]
Yazmin Lacey - Voice Notes
英イーストロンドン出身のネオソウルシンガー。これはこれで非常にど直球なネオソウル。ジャイルス・ピーターソンに見出されたという話からも感じられるジャズ味。英国ネオソウルは概してこういう奇を衒わない雑味の少ない作品が多い印象。

[brxthx3: 2023 Best Albums (6/20)]
Fieh - III
ノルウェーオスロ出身のネオソウルバンド。ネオソウルという流れで表現はできるけど、ちょっと自分たちを俯瞰して面白がっているような器用さも感じる。音的には違うけどHiatus Kaiyoteに似た佇まい。

[brxthx3: 2023 Best Albums (7/20)]
カメレオン・ライム・ウーピーパイ - Orange
日本発、プロフ不明、ボーカルChi-によるソロ・プロジェクト。2020年のシングル”Dislike”が気に入って以来、ずっと気にしていたけどまさかアルバム出して来るとは思わなかった。いろんな要素がごった煮されたGen Z ポップという感じ。

[brxthx3: 2023 Best Albums (8/20)]
Jim Legxacy - homeless n*gga pop music
英国サウスロンドン拠点に活動するラッパー&プロデューサー。米国ヒップホップがどうしてもトラップ基軸からなかなか抜け出せない中、元々グライムやドリルがより受けやすいUK発ということもあってかビートが非常に多彩。

[brxthx3: 2023 Best Albums (9/20)]
Amaarae - Fountain Baby
米ニューヨーク出身のシンガーソングライター。昨年のBabyfaceの”Girls Noght Out”にも参加。ガーナ系アメリカン、ということでAfrobeats的な曲もあるけど、サウンドスタイルは実に多彩。1曲Crystal Kayちゃんが参加している。

[brxthx3: 2023 Best Albums (10/20)]
DJ Manny - Hypnotized
米シカゴ出身のフットワークDJ。フットワークといいつついろんな要素をまぜこぜにして、あまり調和させようと思ってなさそうなところがすごく好みに合う。一昨年にSpotifyでオススメされてからうっすらお気に入りアーティスト。

[brxthx3: 2023 Best Albums (11/20)]
The Orb - Prism
英ロンドンを拠点としたテクノデュオ。2023年に自分のお気に入りのアルバムでThe Orbの名を挙げることになるとは思わなかったな。1988年結成だそうで35周年、アンビエント・テクノから思えば遠くへ来たもんだ。

[brxthx3: 2023 Best Albums (12/20)]
James Blake - Playing Robots Into Heaven
英ロンドン出身のシンガーソングライター&プロデューサー。近年の彼のアルバムにはあまりピンとくるものがなかったけど、今回は初期に回帰したような感じで久々に楽しく聴けている。

[brxthx3: 2023 Best Albums (13/20)]
Nondi_ - Flood City Trax
米ペンシルバニア出身のエレクトロニカプロデューサー。この方もフットワークとかブレイクコアとかいろんなクラブミュージック要素がごった煮された感があるのだけど、何故かそこに不思議なノスタルジアが滲む。

[brxthx3: 2023 Best Albums (14/20)]
Victoria Monét - Jaguar III
米カリフォルニア出身のシンガーソングライター。このアルバムは恐らく今年あちこちで絶賛されていると思うので、今更ここで何言っても及ばないけど、数年前にシングル”F.U.C.K.”を取り上げた時はここまで売れる人になるとは思わなかったな。

[brxthx3: 2023 Best Albums (15/20)]
Colleen - Le jour et la nuit du reél
仏パリ出身のマルチインストゥルメンタリスト。モノフォニックなアナログ・シンセサイザーの音が寄せては返す波のよう、ミニマムで空間を感じさせる電子音楽。

[brxthx3: 2023 Best Albums (16/20)]
Agust D - D-Day
韓国太田洞出身のラッパー/プロデューサー。BTSのラップラインの一角。自身もアーティストでありながらプロデューサーとしても時代の音を捉えるのが巧みで、その辺が米国The Source誌で絶賛された所以とも感じる。

[brxthx3: 2023 Best Albums (17/20)]
Reuben James - Champagne Kisses
英バーミンガム出身のシンガーソングライター。近年は宇多田ヒカルの作品に参加して話題にもなっていたけど、自身のアルバムはまたこれでもかというくらいツボを突きまくるネオソウルで、やはりその辺がUKらしさ。

[brxthx3: 2023 Best Albums (18/20)]
boygenius - the record
米インディーズでそれぞれ活躍していたシンガーソングライター3人のよるスーパーグループ。本作も年末あちらこちらで絶賛されているだろうから今更ここで、という話もありますが、米ロック方面では飛び抜けた作品だったのでしょう。

[brxthx3: 2023 Best Albums (19/20)]
KNOWER - Knower Forever
米ロスアンゼルスを拠点にしたマルチインストゥルメタリスト2人のプロジェクト。その片割れはここ数年で一番好きかもしれないLouis Cole。で、例によって奇抜でケレン味たっぷりの楽曲揃いでかっこよくないわけがない。

[brxthx3: 2023 Best Albums (20/20)]
CODE KUNST - Remember Archive
韓国仁川広域市出身のプロデューサー。R&B/ヒップホップファンが大事にしているThe Changing Sameをすごくわかっている方という印象で、無理に流行りに阿るようなこともなく、でもサウンドはワールドレベル。