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スプラウトと酵素


▽▲ スプラウト(芽出し野菜・もやし)と酵素

98歳で50代の若さだったブラウン・ランドーン博士は、ずっと早くから、スプラウトの素晴らしさを知っていました。スプラウトを与えた老ネズミが若返ったという実験結果がありますが、それには生きた酵素の力が大きいと思われます。

酵素(エンザイム)はその種類が2000とも4000とも言われ、よくガス
コンロに例えられます。栄養はガスで、酵素はマッチの火。ガスコンロに
火がついて初めて栄養が体の中で働く、という訳ですね。

▽▲ スプラウトのレシピ・・・

素晴らしいスプラウトなのですが、しかし・・・、食べ方には困りました。
スプラウトの酵素は熱に弱いのです。メニューは、加熱しない方法と限定
されてしまったので、我が家での食べ方は・・、
1 サラダ 
2 サンドイッチ 
3 味噌汁の実 

この3つです。これではあまりに貧弱なレシピ・・・ですが、かといって、
加熱は避けたいし・・。クックパッドでは色々なレシピがあります。

▽▲ スプラウトで酵素を作る

ランドーン博士の素晴らしい情報を何とかもっと上手に生かせないものか
とずっと思ってきました。最近になって、スプラウトで酵素を手作り出来ない
だろうか、と思いつきました。

確か○○酵素の原材料には、スプラウトが沢山使用されていたはず、
と思い出しました。

それは本当でした。市販の酵素には野菜や果物の他に、青えんどうや小豆
を発芽させたもの、また春の野草の新芽などが沢山含まれていました。

もしスプラウトや野草・果物などで酵素を作ることが出来たら、高い酵素が、
ずっと安く出来るはずです。それだけではありません。市販の酵素は過熱が
義務付けられていますので、低温(60度以下?)で加熱処理されています。
そのため、一部の酵素はその働きを失っています。手作りでは、この点
100パーセントの生きた酵素を作ることが出来ます!

▽▲ 手作り酵素

そうだ、マイ・スプラウト酵素を作ろう!と思いました。しかし、どうやって作りましょう?日本は広いのですから、きっとどこかで、誰かがマイ酵素を作っているに違いない!と探してみましたら・・・、ビンゴ!でした。びっくりです。

手作り酵素をされているのは、

北海道・帯広の河村文雄(十勝均整社)さんと群馬在住の中山要さんです。

十勝均整社では、手作り酵素の元や発酵促進剤、絞り樽なども販売して
います。さっそく十勝均整社に電話して、少しお話させて頂きました。

酵素は主に年2回。春の酵素と秋の酵素を手作りするそうです。春の酵素
は野の命(若芽=スプラウト)などを摘んだ”野草酵素”です。

そして秋には根のもの、実物、穀類で酵素を作ります。いもやニンジン、
大根、長いも、山葡萄、雑穀などが材料となります。

▽▲四季折々の酵素

基本はこの年2回の酵素ですが、他にも梅&梅干酵素・ブルーベリー酵素・
ウコン酵素なども全部手作り出来るんです、素敵ですね!

今は春ですから、春の酵素の仕込みに最適なシーズンです。酵素作りには
とてもいい季節です。

十勝均整社  http://www3.ocn.ne.jp/~kinsei00/
中山 要さん  http://www.hpmix.com/home/kanameringo/F3.htm

野草を集めるポイントを教えて頂きました。排気ガスを受けていない新鮮な
野草であることは勿論ですが、それに加えて、これは○○に効く薬草だったな、
とか○○はどこかしら、などと探したりしないこと。

何でもいいから、そこら辺にあるものをガバーっと採ること、だそうです。
えり好みをしないで、春の息吹、エネルギーをそのまま頂くのがポイントです。

ですから、たんぽぽ・アカザ・クローバー、よもぎ・あるいは松葉や桜・柏の新芽などアクの強いもの意外は、何でもOKです。

手前酵素という素敵なご縁が出来ましたので、私も教えて頂きながら、
オリジナルのスプラウト酵素にチャレンジしようと思います

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