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「姫乃いつき」さんの撮影から

いつきさんを「姫乃いつき」さんと認識したのは、神の写真を拝見してからだったのは、確かなのです。
いくつかアカウントがあって、スナップとか風景とか、投稿しているやつに、誰かわからないけど、日和山で写真を撮っている人がいて、実は、その日に私も日和山に行こうかなと、日和山のふもとにあるアートドラックセンターに立ち寄っていたから、その投稿を見て、桜終わりか、と、悔やんだので、覚えている。結局その日は行かなかったので、行っていたら、撮っている人いるなぁ、ぐらいは思ったのだろう。

その投稿しているカメラ女子?それとも撮ったやつ?よくわからないけど、と、プロフィール見て、姫乃さんという人を撮っている人?なのか?と思いながら、東北ポートレート所属?とりあえずホームページのプロフィールを覗いてみる。その時点でも本人とは思っていない。カメラマン?モデル?アイドル?そういう人が入ったんだぐらいのことだった。

その日和山の投稿に、コメントしたのだ、私は。

そしてそのあと、つまり6月なのだが、神の神対応を目の当たりにし、その神がお撮りになられている「姫乃いつき」さんの存在を知る。だがそれでも、その投稿の方だという認識というか、そのこと自体、忘れていた。

そして8月。神の撮られている姫乃さんを撮ってみようというか、会ってみようと、撮影会に参加して、話して、なんとなく、日和山の投稿のことを思い出す。

何を言いたかったかというと、こちらから、姫乃いつきと知らず、コンタクトしていて、それに気づかずして、撮るようになっていたことに、驚いている今更、なのだ。


東北ポートレートの撮影会。2月4日。仙台駅東口集合の。
この日は、広角寄りのズームレンズで撮影。後半、中望遠ズームレンズも使用したのだが。

リクエストしようかと思いながらも、撮影会の場所がいつも撮っている場所とちょうど被るので、なぜかまだリクエストしていない。

最初に言っておくと、姫乃さんを何故撮るのか、それは、よく分からないのだが、撮りたいから、なのだ。どんなとかそういうことではなくて、姫乃いつきを、撮りたいだけなのだ。

そういう前提で、聴いてほしい。

私は静かで陰のある、影のある写真が好きだ。
実のところ、場所の雰囲気も大事にしたい。必要以上に背景をぼかすのは、あまり好きではない。なので、わりと広いレンズに、必然的になるのだろう。

今回はいつもよりも広い画角。あまり使っていなかったので、微妙にわからない距離感。率直な感想は、24mmで撮ろう、であった。

私は自分で知っている。写真というか、美術的なことが苦手で、下手なこと。

だからなのだ。自分を信用していない。数を撮るのは、不安だからと、もっとよくなるかもしれない、そのためのプロセス、時間経過、エントロピー、何といってもいいんだけど、熱量とかエネルギーの変化を、期待している。

ライブ感というかもしれないし、何かのチューニングを切りながらしているとも思う。どちらかというなら、後者かなと肌感覚は言う。

自分を信用していないから、考えないようにしている。
雰囲気がいいと感じたら、撮り始める。考えない。考えて良かったためしが、ないからだ。


広角でも、標準でも、望遠でも、同じぐらいの大きさで、被写体を撮ることになる。大きさに限って言っていることだ。
その中で、狭い範囲で色んな大きさを撮れるという面で、広角寄りのレンズが好きだ。

ただ、最近よく思うのは、あんまり自分が動いていないということ。広角寄りなら、もっと動いて、もっとカットを増やせるはずなのに。これは完全に反省と戒めだ。


撮っていて、エネルギーが鎮まる時、エネルギーの勢いを感じる時を待っている。
エネルギーの勢いとは、次の瞬間、なにかしらの結論へと到達するというのと、到達して開放するというどちらも好きだ。

姫乃さんは、解放がとてもいい。


個人的に好きなのは、エネルギーを開放する準備だったりする。


中望遠ですね。

姫乃さんのいいところを撮り切れていないから、もっともっと、撮りたくなるのかもしれない。


今回、一番撮りたかったと思える写真。
サイド光+日中シンクロ。
スピードライトは、補助光。

この瞬間に、この瞬間を、多分感じてくれて、眩しいのにパチリと。

たまにある質重視。

数うち当てる。
こういう時は、そこまで切っていないのです。


数うちあたるは、歩きながら撮るとき。捨て覚悟で私も歩く。

これはこれで、好きな撮り方。よくあるやり方だけどね。



慌てて撮ったので、撮った時には何も感じていなかったのだけど、このアングルと構図、好きだなと発見。広角気味のレンズのいいところなのだろう。


なにはともあれ、
姫乃いつきさんを、撮りたいのだ。


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