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snap

前回、姫乃いつきさんの撮影記録と書きながら、あまり姫乃さんに触れていなかったので、その辺も少し。

2023.10.22
姫乃いつきさんが所属する東北ポートレートでは、仙台市内での撮影会を頻繁に行っている。この日は、仙台市街地の定禅寺通り周辺での撮影会。ジャズフェスや光のペイジェントで全国的に有名な通りで、県民会館や芸術文化の情報発信基地となっている、仙台メディアテークも通り沿いにある。

私としては、定禅寺通りというと、県民会館が印象的だ。
吹奏楽コンクールの県大会で、何度かステージ上がっていたし、アルフィーのコンサートも、見に行った。卒論を書くために、資料をコピーしに行ったし。宮城県の幹事ホールになっていたから、だったと思う。
それと、高校の時、憧れていた先輩の定期演奏会を観に行ったのも、県民会館だった。

撮影会の集合場所は、メディアテーク前。
私の予約した時間は、ちょうど暗くなる前、晴れた秋の夕方。これなら明暗のあるストリートスナップが撮れそうだと感じていた。

姫乃さんが現れ、その装いに、感動すら覚えた。


本人は地雷系と言っていたが、単純にその装いは、好みそのものだった。
姫乃さんを撮影するようになり、一度として同じような服装は、なかった。
自身で服を作れるほどらしいし、ファッションが好きというのが伝わる。完璧なコーディネートに、いつも感服なのだ。

姫乃さんを撮影する場合、カット毎に最初のポージングを指示することが多いのだが、実を言えば、その指示にあまり意味はなく、そこから姫乃さんが自由に変化していく姿が、実にいいのだ。
なので、最初より最後のショットのほうを、どうしても選んでしまう。
姫乃さんのそういうところが、魅力的なのだ。
写真を撮っている時、自分の想像を超えていく瞬間がたまらなく好きで、姫乃さんは、いつも超えていくのだ。


セクハラになるが、私は姫乃さんは可愛いというよりも、美しい、綺麗と感じている。それは、単に容姿のことを言っているのではなく、容姿に現れる精神的な部分と努力と、写真が好きという気持ちが、そう思わせているのだと分析している。一生懸命、一所懸命。

次に撮影する時、多分リクエストになると思うが、その時は、いわゆる普段着っぽい「いつき」さんの装いで撮りたいと思っている。


この日は、24-120のレンズを使うことにした。日中の撮影で明るさは十分だった。それよれも、限られた時間で色んないつきさんを撮りたかったからなのだ。


壁際で、ワンカットは撮るようにしている。最初の頃はあまり好きではなかったのだが、私にとっての苦手意識を治すことが、目的でもある。


撮り方は色々なのだが、歩きながら話しながら撮るのが、好きだ。うまく撮れないことも多々だが、撮れたらラッキーぐらいの気持ちでありながら、狙っているのも事実である。分かっていたが、自分の影も、まぁ入ることもあるわけで。こういうのがオフショットというのだろう。


青が好きな私です。
姫乃さんは、私にとってボスです。

ほぼサイド光で、好き嫌いが出てしまうかもしれませんね。
サイドをうまく使えるようにしたいです。

いつきさんのわたし的ポイントは、瞳です。
あまり縦で撮らないようにしているのですが、どうしても使ってしまう。
14mmだったら、横でとるんでしょうけどね。




定禅寺通りから一本繁華街側の裏通り、国分町をぶらり。
交番の脇に公園というか野外ステージというかがあります。

だいぶ昔、私も夜の街へと・・・。

昼間は、表通りほど、人通りはなくて、写真撮りには丁度良いのです。



前の記事とは正反対なことを書きますが、24-120の120で、寄って撮るのは好きです。24で撮って、その流れでズームして撮る。そういうテンポができるからなのだと思う。その辺が、70ではなく120の唯一のいいところかもしれません。

なので、中望遠が嫌いなわけでは、ないのです。どうも撮影に、リズムを必要としているのかもしれないです。


というわけで、この日の半分ちょっとの様子でした。

なにはともあれ、いつきさんはもっと撮りたい「ひと」です。





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