見出し画像

話題のAI イラスト作成stable-diffusion-webui を使ってみた

こんにちはAIイラスト作成stable-diffusion-webuiがすごいと言うことで
使ってみた感想など書きたいと思います。

そのまえに導入に関してはコチラが役に立つと思います。
WindowsでStable Diffusion web UIを動かす方法

そしてstable-diffusion-webuiを使うためにはVGAと呼ばれるビデオカードが必要でゲーミングPCを使っている方であればハードルは低いのですが
VGAとは?という人は導入に関しても苦労すると思うのでやめておいた方がよいです。

私はDocker Desktopで環境構築しています。直インストールするより楽ですが、一般の人は難しい?Linuxなどを触ったことがないと厳しいかもです。

私のPC環境ですが、写真、動画編集が主な用途で自作PCを組んでいるので
ある程度のPCですが、AIイラストを作成するにあたり重要なのは上にも書いた通りVGAがキモです。多分私のnoteに来る前に他の記事を読んだかと思います。VRAMが8GB以上を積んだVGA 基準動作スペックでもRTX3060 12GBが必要
私はその最低スペックの下 最低動作6GBのGTX1660Tiです。
CPUの動作は10~20%ですが、VGAのVRAMは6GBすべて使ってPCの32GB RAMもほぼすべて使ってます。
PCの環境的に言うと10~20万円を出せる人ならstable-diffusion-webuiは使えると言うことです。

前置きが長くなりましたがここから本番

stable-diffusion-webui

番号を付けた所を大まかに説明(分かりやすく)
①絵を描いてくれる先生を決める
②書いてもらうプロンプトを指示
③書いてもらいたくない指示を書く
④書き出しサイズの設定などを

①チェックポイントと呼ばれる設定 分かりやすくいうと先生を決める
この先生次第で出てくる絵が変わります。リアル志向の絵が欲しいかアニメや漫画のような絵が欲しいか、自動車やバイクが得意な絵の先生に頼むか決めます。

②先生が決まったら 書いてほしい事を指示します。
今回は新型のアキュラ インテグラを頼みました。
指示内容はこんな感じ
masterpiece, best quality,(highly detailed car)(realistic:0.8)
(Acura Integra new model),
(Future design), (concept car), ((reference model Audi RS7 Sportback,))
Indoor, large venue, (unveiled at the Detroit Motor Show in the United States),
One male moderator, (the car body that comes out with the cloth removed),
very good writing beautiful detailed glow,

すべて英語で指示します。
これを翻訳すると
傑作、最高品質、(非常に詳細な車)(現実的:0.8) (アキュラインテグラ新型)、 (未来のデザイン), (コンセプトカー), ((参考モデル Audi RS7 Sportback,)) 屋内大会場(米国デトロイトモーターショーにて初公開)、 男性司会者1名(クロスを外して出てくる車体)、 非常に優れた書き込み、美しい詳細な輝き、

③書いてほしくない指示を書きます。例えばこの場合
低いクオリティは要らないとかドライバーは書いてほしくないなどです。
実際の指示は
(low quality, worst quality:1.4), ,EasyNegative,existing design
※翻訳 低いクオリティとすでにあるデザインは書かないで あとは基本的なことを守って

④問題はここから
いくらかPC環境によって差が出ますが。スピードに関してはこちらのサイトが役立つと思います。
【Stable Diffusion】AIイラストにおすすめなグラボをガチで検証【GPU別の生成速度】
使っているVGAによって出せる最大サイズなどが決まってしまうので注意
私の環境だと縦か横が930を超えるとエラーが出て作成できません。

サイズ896x504

設定
チェックポント mdjrny-v4
サンプリング Euler a
サンプリングステップ数30
横896 縦504
CFGスケール 9
バッチ回数8
バッチサイズ1

8枚のイラストを作成するのに概ね15分程かかります。これがRTX3060や3080になると半分程のスピードで作成されます。
最初は画像の様にノイズから作成され時間がたつと

車に形に近づいて行きますが、指示が間違っていたりすると見当違いなイラストが出てきます。


けっこう指示は適当ですが、それらしいイラストが出来上がりました。

指示に近いのはこれかな?

こんな具合で書いてくれます。

USオデッセイ
ベントレー

使ってみた感想
基本的には先生を見つけてくればなんでも書いてもらえるようで
例えば建築とかアートデザインとか
絵を描く仕事の人はそうとう窮地だなと・・・感じました。
絵心やイラストの基本なんて知らない僕が指示だけ書いてこれだけのクオリティでイラストが出てくる仕事なくってしまうっと思いました。
実際にこんな記事も出ています。
AIで自動運転車をデザインしたスタートアップの挑戦「テスラ超える自動車メーカーに」

そして大手広告もモデル(人間)さんをやめてAIイラストで作成したモデルを使うようになりました。だって無料で著作権ないもん。
そりゃそうなる。

そしてAIイラストを使ってすでに商売をしている人もいるようで
作成して売ってぼろ儲けだそうです・・・月額550円で見放題とか

僕が感じたことはAIに指示する人間になるかAIが動作するために必要な機器のメンテナンスをするか の人間しか残れないのでは?と
そういう意味でstable-diffusion-webuiを使いいや別のAIでもいいけど新しい技術などはさっさと触って自分の手にしないと時代において行かれると思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?