初の海外赴任の香港で
ひとり海を見ながら聴いていた曲です

今でも、この曲を聴くと、
あの頃の不安感と、高揚感が入り混じった
ギザギザした気持ちを思い出します

スマホもPCもなく、
日本のことが
全然わからなくなっている時に
出張してきた後輩が、当時の日本で
流行っていた曲を編集して持ってきてくれたCDの中の一曲

しばらくこればっかり聴いていたな…

その後、段々と現地に馴染んでいき
しまいには日本人に見られなくなって
しまっていたのも今となっては
良い思い出です

とても切ない歌詞だけど
ダンスビートに乗せると
儚くも力強く心が揺さぶられます

26年前にリリースされた
この曲を聴いていると
ふと、今の自分にはまだ特別な出会いが
あるのだろうか、と想います…



いつしか大人の恋に
臆病になってしまって
出会うたび さよなら来ること
考えて 恐がって 逃げ続けてるのさ

誰も皆 満たされぬ時代の中で
特別な出会いがいくつあるだろう
時に羽 空に青
僕に勇気を
そして命を
感じるように

明日が見えなくて一人で過ごせないよ
もがくほど 心焦るけど
音もなく朝が来て 今日がまた始まる
君を守りたい

恋人と呼びあえる時間の中で
特別な言葉をいくつ話そう
夢に花 花に風
君には愛を
そして明日を
包みこむように