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blogかnoteか。

どちらもアカウントを取りつつ、特に書きたいものがあるわけでもなし、と放置したまま。
blogは集客のためにランキングサイトに登録したり、Twitterで自己拡散目論んだり、の手間が面倒くさそうな気がした。
noteは書きっぱなしでハッシュタグつければ、幾ばくかの一見さんは流れてきそうだ。
固定読者をつかめなくてもアクセスカウントが己の分だけなんてことなければ、書くモチベにはならないかと適当に考える。

簡単な自己紹介。
子供の頃から国語が駄目で作文が嫌いだったのに、拠ん所ない事情から作家になり、一時は専業で食べていけたものの、拠ん所ない事情で一度廃業し、その後全く専業では食べていけないレベルで細々とモノカキを再開し、副業のアルバイトで生活の崩壊を食い止めながら、老年期の扉は既に全開で好い加減中年期を卒業しようかって云う、孤独死に憧れた、まぁ、生きてる価値など欠片もない、ついでに金もない無能なオッサンだ。
誰にも迷惑をかけない孤独死の方法があれば余生は薔薇色になろうかと思っている。

アルバイトをしなければ家賃が払えないとなった時、たまたま偶然に出会った本に背中を押され、コンビニで履歴書を買って、コンビニの求人に応募して、コンビニのバイトという副業を得た。

その本とは。

江戸川乱歩賞を東野圭吾氏と同時受賞した華々しい経歴の実力派作家が、仕事をする出版社と悉く揉め、遂には業界追放、ホームレス寸前に。
てな人生を歩み、生活のためにコンビニのバイトを始め、そのバイトの顛末記たるノンフィクションを執筆。

自分も編集者と喧嘩別れになって、そこの出版社からすべての仕事を引き上げられた経験がある。
もう少し巧妙な大人になれなかったものかと自責の念と、自由業も結局のところは対人スキルが要求される面倒から逃げられない諦観の境地に至り、あっさりと負け犬に甘んじた。

さて家賃稼ぎを他の仕事でやらねば、と迷った時にこの本に出会ったもんだから、即座にコンビニのアルバイトに決めた訳だ。

自分には森氏ほどの文才もないから、専業でやれた時期は単なる奇跡でしかないと思っている。
かと言って、違うビジネスで身をたてようってほど向上心溢れた勤勉家でもないから、家賃に足りるだけの時給が稼げれば御の字と雑に考えていた。

バイトはわりと楽しいが、その顛末を書こうってほどの執筆欲もなく。
コンビニあるあるの面白い作品はニーチェ先生に任せておけばいい。

パソコンが壊れてからは、それを理由に仕事の依頼を断るほどの怠惰になり。
現在は、執筆欲が爆発しっぱなしの大昔に書きまくっては次々担当のメアドに添付して送りつけていたものが、なんだかいつのまにやら電子版のサブスクになってたり、頁埋めで使われては掲載誌が送られてきてそれを知る、てな実に雑な状況。
契約書がないから自分の原稿の適切な扱いもよく判らず、それでも構わないのがADHD故か、気まぐれの小遣いのように振り込まれる駄賃がなんとなく嬉しい、で済ませてる。

扶養すべき家族がいなくなると、人生はたちまち雑にこなしても問題ナッシング。
問題あっても大体は自分が困るだけだ。

疲れた時はかぐや姫のように空を見上げてはお迎えを待つ。
まぁ、地獄からのお迎えならば地面に俯いてるべきだろうが。

仕事の出来ないオッサンが悲惨な老後を送る、というストーリーになりそうなこのnote、よろしくです。
(よろしく、は、夜露死苦、と書く世代)


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