キミ

この間、仕事場で目上の人から「キミさぁ…」って呼ばれた。

僕はこの「キミ」という呼ばれ方が、めちゃめちゃ嫌で…。

小馬鹿にされている感じがするというか、
「この人は僕の名前を覚えていないのかな」
っていう気がするというか…。

いや、別にその人の方が目上だから、どんな呼ばれ方を
されようと、いいんですけど…。

「キミと呼ばれるのが嫌」
ということに関して共感してくれる人も多い
…と思うのですが、いかがでしょう?

僕の場合は、若手も若手のペーペーだから、
「俺がいてもいなくても同じじゃね?」
「俺の事って認識されてるのかな?」

みたいな現場で働くこともある。

そんな環境で「キミ」と呼ばれると、
なんか「名の無い駒」として扱われている気分に…。

日払いの派遣バイトで、バイトは全員「バイトくん」
と呼ばれた時の悲しさに近い。

俺がもし人の上に立つ立場になったら、なるべく
名前を覚えて名前で呼んであげたい。

「呼び方」の話でいうと嬉しいことも。

ある仕事を一緒にやらせてもらっている偉い人、
この人の事を僕は、とても尊敬していて、
ずっとこの人と仕事していけたらいいなあと
思っている。(以下、Yさん)

Yさんは今まで、僕のことを「苗字・くん付け」で
呼んでいたが、最近になって「苗字・呼び捨て」で
呼んでくれるようになったのが嬉しかった。

一見、丁寧さが無くなったように見えるけど、
Yさんの言動に注目すると、ある程度、親しくなった人には
呼び捨てをしているっぽい。
だからこそ距離が縮まった気がして嬉しかった。

その仕事場では僕が1番若手だけど、Yさんは
いつも僕に話しかけてくれるし、イジってもくれる。
Yさんが居心地良い空間を作ってくれている。

こういう気持ちを忘れないようにして、
若手に嫌な思いをさせないベテランになれれば
いいなと思うのでした。


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Nくん

構成作家の下っ端として働いています。 文章を書く練習をしようと始めました。 エッセイスト気取りで悦に入っていたら、ごめんなさい。
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