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環境を握れない男が何か考えているようです(アナザーディケイド コラボ限編)

みなさんこんにちは、コラボしてますか?

僕は最近ハイランダーにお熱でコラボ限にはまるっきり手をつけていません。ですが、周囲の人たちをバトスピの沼に引きずり込むためにはコラボ関連の商品は避けては通れないと考えています。

最近はコラボも強いですしね。(00とかエグゼイドとか…)

そんなコラボですが、作品に関わらずいわゆる悪役のキャラクターたちは主人公サイドのカードと比べたときに使用率が低い印象を受けます。最近出てきた仇敵デッキも少々扱いにくい印象。

なので、今回はそんな悪役が大活躍するデッキを紹介していきたいと思います。

今回のキーカード


今回のキーカードはアナザーディケイドです。

アナザーディケイド
平成最後のラスボスだけあって効果も派手なこと

アナザーディケイド、仮面ライダージオウのラスボスを務めた怪人ですね。平成ライダー20作品目のラスボスが平成ライダー10作品目のライダーの力を模した怪人ということでなかなか不思議な気持ちになったことを覚えています。

そんなアナザーディケイドの能力ですが、どの効果もド派手なものになっています。
まずは、Lv1からの召喚/アタック時能力から。
系統「仮面」を持つ紫のスピリット/アルティメットを手札/トラッシュからコストを支払わずに召喚します。

小型だろうが大型だろうが多色だろうが紫の仮面ライダーなら何でも呼び出せます。
仮面ライダー雷あたりを呼び出して控えめ1ドローを決めるもよし、仮面ライダークロノスを呼び出して相手スピリット全疲労+コアロックを決めるもよしです。
現状紫仮面のアルティメットは存在しないのですが・・・?

Lv2からのアタックステップ効果はブロックに制限をかけるコラボにしてはなかなか珍しい効果。耐性持ち相手にあててニチャニチャしましょう()

そしてLv3効果、このカードの真骨頂ともいえる効果で簡潔にいうと先ほどの召喚/アタック時の対称が拡張されます。

これを使うとン・ダグバ・ゼバやゲムデウスといった仮面ライダー作品におけるラスボス級のやつらも呼び出すことが出来ます。まさしく原作再現!!!!
召喚/アタック時がアルティメットも指定してたのはン・ダグバ・ゼバを呼び出すためだったんですねー。

そしてこの効果、よく読むとなんと…
自 分 自 身 も 呼 び 出 せ ま す 。

ここまでくると皆さん察しがついたのではないでしょうか。
今回纏めるデッキはル ー プ デ ッ キ で す 。(ただしネタより)

デッキ紹介


マジックも全部コラボで再録されているカード

それぞれ、カードカテゴリごとに解説していきたいと思います。

ネクサス

ネクサスの採用枚数は少なめで2種類5枚という感じになっています。
殺人ゲーム ゲゲル

創界神よりもカッチカチの耐性を持つネクサスです。今回は確実な足場としての採用ですが、グロンギ系列の採用枚数を増やすことでコアブもできるようになり結果としてデッキ全体の回転率をよくすることができるかもしれません。

イサリビ

このデッキにとって要となるカードの1枚です。
コラボの1ドローネクサスの中でも非常に緩い条件を持つ。珍しいネクサスです。配置した時点で仕事を終えているので碇シンジ-制服-と異なり返しのターンで割られても比較的形象で済むのも利点。

マジック

ヴァイオレットフィールド

オルフェンズのバトラーズグッズセットで再録されたフィールドマジック。3枚ドローしながら相手の創界神に対してメタを張ることが出来ます。早期にパーツをそろえることが重要なこのデッキにおいて生命線ともいえるカードです。創界神が無いこのデッキが食らいつくために必要なカードなので3枚投入。

キングスコマンド

00のバトラーズグッズセット、エヴァンゲリオン、ウルトラマンなどで再録。相手の召喚時に対して発動することができ、手札交換をしながら相手のアタックを抑制することが出来ます。アタックを抑制することが出来れば後述の仮面ライダークロノスの通りもよくなるので手札で抱えておくことも考慮する必要があります。
フィニッシュにつなげるための重要なパーツなので3枚投入。

絶甲氷盾(RV)

エヴァンゲリオンのバトラーズグッズセット、ウルトラマンにて再録。通常環境でもおなじみの防御札です。採用意図としてキングスコマンドと似た感じで、相手に必要以上に殴らせたくないためです。紫でもなければデッキの回転率を上げるカードでもないので2枚投入。

妖華吸血爪

仮面ライダー1弾にて再録。バースト効果で2枚ドロー、フラッシュ効果で自身の手札を代償としたトラッシュへのコアシュート効果を発揮します。
相手の防御札の計算を狂わせたり、仮面ライダークロノスの効果対象外のスピリットを除去するために採用。ドロー効果が能動的である点を考慮して2枚投入です。

革命の乙女

鉄華団にてよく見かけるコラボマジック。相手のスピリットがアタック/ブロックする際に制約をかける効果で使用後トラッシュに行くことが最大の特徴であると言えます。この効果は相手プレイヤーを対象とした効果であるため、装甲や効果を受けないスピリットを機能停止にさせることが出来ます。またとどめを刺す前に無限ドローループと合わせることで実質的なアンブロとして機能させることが出来ます。最後に引いてればいいので1枚のみ投入。

このようにマジックは「相手にアタックさせない」をコンセプトに選んでいます。

スピリット

アナザーディケイド

このデッキのキーカードにして黒幕ともいえるカードです。
手札/トラッシュにこのカードが2枚以上あれば相手のフラッシュこそ挟むものの、「アタックステップ中に相手のライフを削ることなくアナザーディケイド+αの召喚時効果を使いまわす」疑似ループが成立します。(召喚時使ったり踏み倒したりするのでしっかり誘発系の有無は確認しておきましょう。)
具体的な手順としては
①アタックステップに入ってアナザーディケイドA(Lv3)でアタック。その時に手札/トラッシュにあるアナザーディケイドBをアナザーディケイドAを自壊させながら召喚。
②アナザーディケイドBの召喚時解決。召喚時効果を使いたい対象カードを踏み倒してフラッシュを挟む。
③バトル終了後、アナザーディケイドBでアタック。既に消滅させたアナザーディケイドAがいるのでこれをアナザーディケイドBを自壊させながら蘇生。初期盤面に戻る

といった感じです。あとは踏み倒す対象をその都度切り替えるだけで無限コアブも無限ドローも出来ちゃいます。もちろん最悪これを使った無限アタックも有効です。このループを使って気持ちよくなりたいがためのデッキなので当然3枚投入。

仮面ライダーキバ キバフォーム
仮面ライダー雷[2]

このデッキにおける役割が似ているのでまとめて紹介。初手1ドロー要員です。アナザーディケイドと合わせると無限ドロー編が始まります。Wサイクロンジョーカーのチェンジの入れ替え先の候補にもなります。
手札事故だけは嫌だったので2種とも3枚投入です。

仮面ライダーWサイクロンジョーカー

このデッキのキーカードその2にして召喚時に1コアブをする平成2期最初の仮面ライダーです。
アナザーディケイドと合わせると無限コアブ編が始まるのは当然のことながら、チェンジ効果でアタック中のスピリットのBPを上昇させる効果を持っています。普段ならまず使わない効果なのですがこのデッキではこの効果が非常に重要となります。理由は後述。よって3枚投入です。

仮面ライダースペクター

仮面ライダーの中では珍しい純粋な手札交換効果を持っているスピリットです。ゴーストデッキではチェンジのシンボル確保もしてくれるのですがこのデッキではそんな効果は使いません。ただただ召喚時を使ってアナザーディケイドを引きに行きます。早期のループパーツ確保のために必要なので3枚投入。

合体魔王獣ゼッパンドン(ウルトラ怪獣2020)

発表当初から一生強く、とはいえ規制に引っかかるほどオーバーパワーではないウルトラ怪獣です。後述のメ・ギノガ・デに煌臨することでクソデカブロッカーとしての役割も果たしつつ、これ以外のカードには見えていない赤色の効果ということで装甲をぶちぬくかも・・・?な役割も期待してます。しかしながら、煌臨した後に少々持て余すことなどを考慮して2枚投入。

メ・ギノガ・デ

最近紫ノヴァなるデッキにはいっているらしいこのカードもしっかり入っています。非常時のブロッカーとしての役割はもちろん、このスピリットを煌臨元にしてゼッパンドンを煌臨させたりと結構自由な動きが出来るスピリットです。
このデッキでは少々厳しいのですが、こいつのブロックで返り討ちにしてあげるとゲゲルの効果でコアブできることは覚えておきましょう。トラッシュか手札に1枚あれば解決するのでとりあえず2枚投入。

愛憎戦士カミーラ

第2の仮面ライダースペクター…なんですけど、アナザーディケイドの蘇生対象ではないことを考慮しなければ圧倒的にEVANGELION Mark.04 コード4Bの方が使い勝手がいいです。
仮面ライダースペクターと異なり捨てるカードの種類に制限がないので受け札がかさばった時などはここの枠のカードを使って捨ててあげましょう。
2枚投入です。

ガメル

今回のデッキのフィニッシャーです。今回はこいつを使って99999999999999999999999999999999シンボルぐらいで殴り倒していこうという感じです。Lv2からのアタック時効果でこのスピリットのBP10000につきシンボルを1点追加するという効果を持っています。なのでアナザーディケイドで好き放題やった後に適当な仮面を起点にWサイクロンジョーカーのチェンジをコアの許す限り使用して過剰打点を叩き込んでやろうというわけです。最後の締めにしか使わない+締めるときにはループが出来ていることから1枚のみの投入。

仮面ライダークロノス クロニクルゲーマー

レベルを超えた強さを持つ伝説の仮面ライダーです。このデッキの受け札全てがこいつを中心に考えられています。召喚時に相手のスピリットをすべて疲労させ、この効果で疲労したスピリットの回復とそこからコアを移動させることを禁じます。これによって相手の受け札の一切を封殺したのち、ガメルでワンショットしてしまおうというわけです。ここを通せるかどうかでワンショットの成功率自体が変わってくるので殴る個人的には最低でも1枚、枠を作っておいた方がいいと考えています。

不意打ち同然でかますこともあるので2枚投入。

このデッキの基本的な動かし方

このデッキはいかに早くループパーツをそろえるかが重要になってくるデッキです。ループの始動パーツをまずはしっかり覚えましょう。
・アナザーディケイド2枚(手札/トラッシュ、1枚は必ず手札に)
・召喚時に1枚以上ドローできるカード(手札/トラッシュ)
最悪ここだけあれば大丈夫です。理想的な形をいうのであればここに仮面ライダークロノスが追加であるか、相手の使えるコアが0~3個であることが追加されます。

動かしかたはきわめて単純。ひけ!だせ!殴れ!!!!です。後攻1ターン目の場合、ゲゲル+ヴァイオレットフィールドが1番強い動きです。キングスコマンドは基本セットしてしまって構いません。

デッキの性質上、耐性持ち相手には革命の乙女を連打してフラッシュで盤面潰されないように祈るしかないです()。事前にメ・ギノガ・デやゼッパンドンでBP勝ちをしてできるかぎり盤面を潰していきましょう。

最後に

今回はシンボルでぶん殴る方式でアナザーディケイドのデッキを紹介させていただきましたが、アナザーディケイドは無限の可能性を秘めているのでLO軸に改造することも出来ます。少しでもこの記事を通してアナザーディケイドの魅力に気付いていただけたら幸いです。
では!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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