型にはめるのはやめよう

こんにちは。はじめまして。とよだです。

noteを始めようと思ってから長い月日が経ちました(笑)

気が付いたら緊急事態宣言も解除されて、5月も終わろうとしてます(笑)

何とか定期的に記事を書いていきたいと思っているので、温かく見守ってください(笑)


さて、これがとよだ史上初めての記事(厳密には2個目)となるわけですが、(1つ目の記事は恥ずかしすぎて、永久的に下書きに置いておきます)何について書こうかなぁと考えて考えて考えぬいた結果、「型にはめるのはやめよう」ということについて書いていきたいと思います。



いきなりですが、「型にはめる」と聞いてみなさんはなにを考えますか?


クッキーをイメージしますか?それとも空手の型を想像しますか?


広辞苑には、「決まった枠にはめて個性や独創性をなくす」と書いてあります。

クッキーを作るときの型と同じですね。星の型を使えば、星の形のクッキーしかできません。星の型でイヌは作れないですよね。作った後にデコレーションすれば個性を出せるとか、生地で個性出せばいいじゃないかということは一旦置いておきます。

一方、人間の場合での「決まった枠にはめて個性や独創性をなくす」とはどういうことなのか。

それは、ある理想の形を追求することまた追求させることなんじゃないかなと思います。つまり、ある価値観を押し付けるということではないだろうかと思っています。


先日見た、「クライマークライマー」という映画ではまさに「型」の押し付けが描かれていました。テッドがジョアンナを理想の奥さんという「型」にはめてしまったがために、ジョアンナは堪え切れず出て行ってしまいます。最初テッドは自分が悪いとは一ミリも思っていませんでしたが、ビリーや周りの人のおかげで自分が価値観を押し付けていたことに気が付き、徐々に変わっていきます。裁判で争うシーンや、最後のシーンは非常に感慨深かったです。「クライマークライマー」は本当にいい映画なので見たことない方はぜひ。


映画だと少しスケールが大きいので、より身近な例で考えてみます。


たろう君という人物がいて、彼には彼女がいたとします。


たろう君は彼女のことが大好きなので、彼女にとっての理想の彼氏を目指します。いろいろなところにデートしたり、おいしいごはんに連れて行ったり、旅行に行ったり、記念日には豪華なディナーに連れて行ったり。。。


たろう君は彼女に尽くしているし、彼女のことが大好きだから振られるとは思っていませんでしたが、突然振られてしまします。


たろう君は、振られた「悲しみ」と、こんなに尽くしたのに、これだけ好きなのにどうして。という「疑問」を抱きます。


たろう君はいろんなところに彼女を連れて行ったし、記念日もちゃんとお祝いする理想の彼氏になるため頑張りました。確かにはたから見れば、たろう君は理想の彼氏かもしれません。しかし、彼女にとってたろう君は本当に理想の彼氏だったのでしょうか。


たろう君は彼女に幸せになってもらおうといろいろなことをするわけですが、彼女のことを考えていませんでした。たろう君は良かれと思っていろいろなとことにデートに連れて行きましたが彼女はデートに行くよりも家で映画を見るほうが好きで、おいしいごはんを食べに行くより自分で作ることのほうが好きだったのです。実は彼女にとっての理想の彼氏とは、やさしくて家庭的で、料理が上手な彼氏だったのです。


この場合たろう君は彼女にとって、いろんなところに連れて行ったりおいしいごはんに連れていってくれる彼氏こそが理想の彼氏の「型」だと思いその「型」になるために努力し、その価値観を彼女に押し付けてしまいました。彼女は付き合いたての頃は幸せだったかもしれませんが、徐々にはめられた「型」に耐えられなくなってしまい、結果的にたろう君は彼女に愛想をつかされてしまうわけです。


たろう君のように私自身も知らず知らずのうちに価値観を押し付けてしまったが故に失敗してきたことがたくさんあります。恋愛だけでなく、人間関係でもそうです。


そんな私が考えるに、自分価値観を押し付けないようにするためには、他の価値観も受け入れ、尊重することだと思います。


他人を完璧に理解することは不可能です。どんなに仲が良くても、100%理解しあえることはできません。十人十色という言葉があるように、一人として同じ人間はこの世にいません。それに世の中は答えが一つしかない数学的なものではありません。答えなんてないことが多いです。より良い答えを導き出すために、他人と協力する必要があります。だからこそ、「型」にはまらない柔軟な考えが必要になります。私はまだまだ未熟ものですが、もっともっと器を大きくするため、もっともっと勉強を続けていきたいと思います。


今回はこの辺で。

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