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フリーランスの伸ばしかたの基本。これだけやろう。

前回フリーランスのなり方の基本について記事を書きました。

今日は、その続きで。

じゃあ、「少しでも受注できるようになったら、その後どうやって成長させていくの?」ってことをお伝えしようと思います。

なぜリピートされなくなるの?

 フリーランスはリピートが命。受注したら、その後も発注されるようになりましょう。
リピートされない人ってこんな人、を6選でご紹介します。

1.専門スキルが不足している

 当然ながら、依頼されている仕事の専門スキルを持っているか、が重要です。明らかに専門スキルが不足していれば、フリーランスに仕事を頼む必要がないですからね。
 ただ一方、少しばかり専門スキルが不足していても、調べながらなんとか求められるアウトプットを出そうと努力すれば大丈夫。要は、専門スキルが不足していると何で判断するかといえば、納期までに出てくるアウトプットでしかありません。アウトプットが期待に見合ってれば大丈夫なのです。

2.コンサルティングスキルが不足している

 クライアント側からすると、社内に専門スキルを持った人材がいないから、フリーランスに仕事を頼んでいます。具体的に言えば、デザインスキルを持った人材がいないからデザイナーに仕事を頼みます。
 その時に、クライアントは、的確に指示を出すのが難しいんです。なんとなく参考事例のイメージはあるものの、自社にとって何がベストかはわかっていません。だからこそ、指示や依頼も曖昧になりがちです。
 その時に、そのなんとなくの指示を真に受けて、そのまま形にしようする人がいますが、それは絶対にNGです。そうではなく、「その仕事によって何を実現したいのか?」「それはなぜか?何を課題だと感じているのか?」「果たして、その課題は依頼された内容で解決するのか?」「相手はどんなものを良いと感じているのか?」などをしっかりヒアリングした上で、最善の解決策を提案する。それがプロの仕事であり、フリーランスがやるべき仕事です。
 そうすると、時には、「これは私が持ってるスキルでは解決しない方が良い仕事だ」と感じることもあると思います。その時は、ストレートに「いまはわたしに依頼する段階ではなく、まずこれをした方が良いですよ」と提案してあげましょう。そうすることで、あなたへの信頼がグッとあがります。

3.発注者の期待を理解するコミュニケーションが不足している

 これは全ての社会人が持っているべき力です。フリーランスになるような人はマストです。
 2で、課題と解決策を明確にして、これは自分が解決できる、ということであれば、業務委託契約書を結んで仕事を開始していくわけですが、開始する前に改めて発注者の期待を明確にしましょう。
 期待とは、目的・納期・アウトプットの形です。資料作成を頼まれたら、「それは何に使う資料なのか?」「いつまでに欲しいのか?」「どのような資料を求めているのか?Excelかパワーポイントか手書きか?また資料はデータ渡しでいいのか?」などをちゃんと確認しましょう。
 そして、その期待を満たすためには、何回途中で確認してもらうのかを決め、全体のスケジュール感を共有して進めましょう。

4.チャットコミュニケーションスキルが不足している

 最近は、slack、LINE worksなど、チャットツールでコミュニケーションをすることが多くなっています。リモートワークが当たり前になった今なら尚更です。
 その時に、チャットでのコミュニケーションが下手だと致命的です。クライアントから「どういうこと?」と何度も聞かれるような状態だったら、黄色信号だと思ってください。
 チャットだと思いつくままにパパッと送ろうと思う方もいるかもしれませんが、チャットでもメールと同じようにコミュニケーションに齟齬が生まれないように丁寧に書きましょう。

5.価格にアウトプットが見合っていない

 価格に見合わないなぁと思われたら、契約終了です。当たり前です。ですから、価格以上のアウトプットを出すことが重要です。
 ですから、もし自分のアウトプットに自信がなければ、最初は契約金額を下げても良いです。その代わり、その契約金額以上のアウトプットを出し続け、契約更新時期になったら、契約金額を上げてもらうように交渉しましょう。

6.発注者との相性が悪い

 これも当然ですが、発注者との相性は大事です。どうも仕事のスピード感が合わなかったり感性が合わなかったりすると、次はいいかなってなってしまいます。
 相性と言ってしまうと、「じゃあどうしようもないじゃん」ってことになってしまいますが、見方を変えれば、3と関連があります。要は、「発注者はわたしにどんな仕事や役割を期待しているんだろう?」ということを意識して仕事をすれば、仮に本当は相性が悪くてもなんとかなります。
 そういう意味では、フリーランスとは言え、自分の自由にできるわけではなく、相手の期待を満たせるかが勝負です。

詳細の説明はこちらから↓

フリーランスで単価を高めるには?

 フリーランスになると最初は単価を下げて、案件を取りに行く人が多いです。最初は実績づくりのためにそれでも良いんですが、そこから単価をどう上げていけずに困っている方からの相談が結構多いんです。

 そこでどうしたらフリーランスでも単価を高められるのかご紹介します。

1.単価の高い市場(職業)を選ぶ

 どの市場(職業)に参入するかで、年収(年商)の上限がおよそ決まってしまいます。選ぼうとしている市場(職業)のトップの人がどれくらい稼いでるのかを知ることはとても重要。トップが年収1000万なのに、年収2000万を稼ぐことが難しいです。

2.専門スキルと実績を磨く

 市場が決まれば、あとはその市場で勝つためのスキルを高めることが重要です。(当たり前ですね。笑)
 スキルと実績を高める方法は4つあります。
①スクールに通う
②独学で学ぶ(自分で小さく始めてみる。ロゴ作る、ゲーム作るなど)
③メンターをつけて教えてもらいながら学ぶ
④無償でもいいから仕事を請け負う(インターン・プロボノなど)
⑤有償で仕事を請け負う

できれば、いきなり⑤から入るのがいいです。仕事でやるかやらないかで、全然違いますからね。ただ、職種によってはハードルが高いのは強い事実です。その時は、①〜④を組み合わせて自分で学びのカリキュラムを作っていくと良いです。

3.自分の特徴を掛け合わせる

 単に「デザイナーです」「エンジニアです」では、実力が高くないと絶対に勝てません。
 ここでとるべき方法は2つあります。
①ニッチを攻める。
②自分の特徴を掛け合わせて強みで勝負する。

①は、例えば、デザインの制作物で絞って、ロゴデザイナー、LPデザイナーとしたり、デザインツールで絞って、Canvaデザイナー、Studioデザイナーとするようなことです。これで、セグメント(市場の細分化)ができますから、勝負しやすくなりますね。

ですが、僕は①よりも次の②の方が良いと思っています。

②は、自分の強みを活かすってことですね。例えば、「コピーライティングが得意なデザイナー」や「1時間でLPを完成できるデザイナー」や「ABテストが得意なデザイナー」などです。
 
セグメントを絞ることは誰でもできますが、同じ職種の人がなかなか持っていない強みで勝負すれば、一気に市場価値が高まります。

4.単価は自分から提案する

 最初は相場がわからないから言われた金額でやります、ってことが多いと思います。でも、それはだいたい低く見積もられているんですね。

 ですから、思い切って自分から単価を提案しましょう。そのためには、多くの場合に幾らで取引されているのかを知っておくことが重要です。様々なところから情報を集めたいところですが、最低限、ココナラ、クラウドワークスでいくらで取引されているのかを知っておきましょう。

詳細の説明はこちらから↓

ちなみに僕が、どうやって実績ゼロから、フリーの研修講師として稼げるようになったのかは、こちらで話してますので、興味ある方はご覧ください。


今日は、フリーランスとして1つでも案件とれるようになったら、次はどうするのか解説しました。

これまでフリーランスになりたい方、フリーランスになってこれから活躍していきたい方に向けて、さまざまなYouTube動画を撮影してきました。いま動画が160本くらいあるので、視聴者の方から「何から見ればいいの?」という声をもらっていました。なので、このnoteでは、どの順でみるとわかりやすいのか、整理してお届けしていこうと思います。

興味を持ってくださった方は、ぜひいいね&フォローしていただけると励みになります!YouTubeは、いま新チャンネルを立ち上げまして、人気動画を厳選して毎日配信しておりますので、そちらの方のチャンネルもぜひご期待くださいませ。

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