アスペルガーの人が自分を客観的に見る方法/またはカサンドラ症候群から脱却する方法


不都合な真実だと思うけれど、自分で自分を客観視する方法に、メタ認知というのがある。専門家ではないから、独学ではあるけれど。

メタ認知は「客観的な自己」「もうひとりの自分」などと形容されるように、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力である。 メタ認知的知識とは、自分自身の状態を判断するための知識を指す。wikipediaより

自分がアスペルガーだと分かったら、その特性の長所短所をしっかりと把握しておくのは有益だと思う。あとは、もし配偶者や親がアスペルガーなんじゃないかと思った時。

具体的には、アスペルガーのいい面、悪い面を両方知ること。

いい面については、「アスペルガー 偉人」とか、「アスペルガー 天才」とかでググれば、いくらでも偏った?見方が見つかる。

でも同時に、どれだけめんどくさい人間かということも知った方がいいと思う。アスペルガーでどれだけ周りが困るか、という側面。

話し手(アスペ)と聞き手は永遠にお殿様(信長)と家来か召使いか使い走り(ぞうり取り役の木下藤吉郎)の関係が続く。
  言動(しゃべっていることと行動)がワンウェイ(One Way)=一方通行。がちがちで 融通がきかない。視界が45~60度ぐらいで1点を凝視している。通常は120度以上。
ぎょろっとしていて爬虫類(はちゅうるい)の目つき。目にやさしさが感じられない。
  1人で勝手にしゃべっている。直球ばかりで変化球(ワンクッションおく表現)は投げない。結論を先に言い、プロセスは眼中にない、表現=物の言い方がストレート。1人で勝手に動いている。仕事はそこそこできるが(ノルマをこなす知能は高いが)、コミュニケーションが成り立たない。「お前、1人で勝手に仕事をしたらどないや、1人で勝手にしゃべっとれ。」と言わざるをえない。
  まず人の話を聞かない、相手を受容する能力=INPUT力が著しく低い。OUTPUT=表現力も弱い。計算力、記憶力、機械的に仕事をこなす能力だけは高い。1つの情報をかみくだいて相手に伝える表現力が弱い。融通がきかずがちがち。言動が片側1車線の一方通行。そして、言動がぽつん、ぽつんと断片的で点と点になっていて線でつながっていない。単独思考で動いているせいか、複数で連携がとれず、チームワークの仕事ができない。 自分の基準で相手も思い通りに動いて当然と思っている。 相手の能力や適性は眼中にない。
A→B→C→Dと順序立てて(系統立てて)思考できず、AからCへ飛び級する傾向
がある。突然的はずれのことを言うことが多く、言っていることと行動が点と点に(断片的)なっていて線でつながっていない。系統性がなく突飛。(ASDとADHD共通) 
答えは絶対に一つである=白か黒かのどちらかであるという結論に固執
 する。アスペにはグレーゾーンが理解できない。予期せぬ出来事、範疇外
 のプログラムに戸惑う。
自分と異なる意見を持つ人や首を縦に振らない人=アスペの言動を否定する人に対しては徹底的に拒否反応を示したり、脳回路がヒートアップし、かみついてくることもある
朝から晩までアスペの投げる直球(一方的な話)を受け答えしなければならないキャッチャー役は疲れる。

続々と耳が痛い指摘があって、幾分差別的な表現もある。こういう見方をされることもあるんだよ、ということは知っておくといい。

家族にアスペルガーがいて、カサンドラに陥ってしまっている場合も、相手の手法を知るために有益。ただし、これによってもしかしたら関係性が壊れてしまうこともある。だから、不都合な真実。

ちょっとした、考えるヒントのご紹介。

画像2

画像1

旦那さんはアスペルガーを無料で読む

関連記事



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?