もうほっといてあげてというコメントが多かった。

僕は、高校生の時にカラオケのバイトをしている時、お客さんに「TOKIOの山口に似てない？マジ激似」と言われることがあった。それ以来、人生でもう100人以上から似てると言われてきた。高校生の時はジャニーズが好きではなかったから、全然嬉しくなかった。そこから社会人になり、同期にも「ぐっさん」とあだ名をつけられる（山口達也に似てる→ぐっさん）ようになった。山口さんがダッシュ村などで活躍して、福島の復興や風評被害解決の為にも貢献していること、単純にイケメンに見えてきたこともあり、これはすごく光栄なことだと思うようになった。ちなみに、TOKIOの山口達也さんに似ているからモテたなんてことは全然なかった。口下手だったし、どうやら笑い方などが似てるみたいだった。

カラオケでTOKIOを歌うと、なぜかすごく盛り上がる事を知った。本当はロックが好きなんだけど、宴会用にTOKIOを歌うことも増えた。男女ともに、山口達也似として愛されていると感じていた。男からも普通に親しまれたことから、もはやアイドルではないんだなと嬉しくなった。

これくらい書けてしまうくらい、山口さんには自己投影をしてしまう。山口さんが事件を起こした時、あれは昨年4月。僕もプライベートがめちゃくちゃで、あまり記憶がないほどに参っていた。ギリギリの精神状態で、5月に会社を休職した。

タイミング的に合いすぎているというくらい、人生のバイオリズムまで同じかよと思ってしまった。今、僕も病気と戦い、彼も戦っている。離婚して子供がいることも、同じ。

今回、このようなことになって、もう似ていると言われることはなったが、個人的に少し自己投影をしてしまっている。
頑張れ、本当に頑張れ。人間はいつでもやり直せるということを、今後の人生を持って証明して欲しい。戦って克服した山口さんを、受け入れる土壌があるような日本社会であって欲しい。罪いかんは償いながら、それでも、応援している人間がいるということが、本人に伝わって欲しい。

どっちが先に人生を取り戻せるか、勝負しよう。いや、一緒に、戦っていこ。山口達也さんが人生を取り戻す姿を見せてもらえたら、勇気を与えることができる、僕自身が大きな勇気をもらえる。理屈を超えた、自己投影になるとは思うけれど。

もっかい達也スマイルがみたいなぁ。