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BTS Jung kook【Seven feat.Latto】、世界でいちばん引かない男の子は猫背なのね

…おもしれ〜男…


①声を出して笑う
ああ〜!ジョングクくんの頭ん中って、こういう風になってるんだな〜!!何でか知らないけど、すっごく腑に落ちる…!

②実際の人間関係を垣間見る
ジョングクくんと付き合う人は大変だと、ご本人が言っておられるが、ほんっと〜〜〜に大変だと思う…のの、何が一体難しいのか。視覚的にひっじょ〜〜〜に、端的に、良く分かるな!!!ついつい深く肯いてしまった、この方の心情のエネルギーは常に嵐を巻き起こしてるんだよ!!!ね!!!!!と。「俺、こうしたい、だからこうする(した)」のエネルギーが強すぎて、圧が強すぎて、周囲は根負けするしかない。だって、彼に粘り強さで負けない人も、根負けしないしない人も、諦めない人も、存在せんやろ…!恋人として付き合うだけでなく、プライベートで、仕事で、関わる人皆んな、ブレない彼と対峙したら、この嵐と対面することになる。というか、ジョングクくん、自分の発しているものの性格を、非常に的確に客観視してたんだね。その精度もすげえや……すいません、会ったことないのに主観です…。

③このカップル、非常に韓国人カップルぽいな。
かわいい。あんまり周囲を慮らず喧嘩するところが、韓国ドラマで見るカップルっぽい。

④もしヒロインがARMYなら
ヒロインをARMYと想定すると、別の角度から別のストーリーが見える。ある時期、休暇の間、ジョングクくんは「なぜ自分が愛してもらえるんだろう」という自信の喪失を味わい、その後「そんなの関係ねー!俺があなたを愛するだけだ」に決着する。相手のフィードバックがあるからギブ、愛を差し出す、のじゃなく、自分の基本姿勢を「あなたに愛を送り続ける」という形に、すべての行為のコアと見定めた。MVの中の彼は、どんなに環境がしっちゃかめっちゃかに揺らいでも、彼自身は一定の凪、沈着、ゆとり、恍惚、自信、つまり穏やかなところで安定しているんだよな。土台を見つけたからブレない。そして決して諦めない。MVの中で彼の周囲が嵐状態なのは、彼を取り巻く環境は良くも悪くも荒れ得る、という意味かもしれないし、彼の一挙手一投足は嵐を起こし得る、という意味かもしれない。だとしても、そうだ!その圧倒的な量と質と半端ない執念で、ものにしろ!必ず!どんな世界線になっても、最終的には掴み取れ、必ず君の欲しいものを!!!!…と、動画の最後で熱い拳を握って、感動して、彼に幸多からんことを!と祈りの境地にたどり着く、

と、上記がジョングクくんのMVを繰り返し観るうちに辿った変遷でありました。

こんにちは!パクチーです。

BTSのジョングクくんがついに、ソロ活動のシングルを、発表あそばされました〜。初見、「本当に、愉快な男だな〜!」と思って、普通に笑いました。いや、すごく、ジョングクくんっぽい、「こういう感じなんだろうな」。どこもかしこもフィクションなんだけど、どこもかしこもリアルに感じるの、なぜ?彼の心象風景?ストイック、もう、それはもうストイック。一点しか見てない。

一応男女のお話になってますが、MVの、この相手方にスッポン的粘着な感じが、RMくんがColdeさんとフューチャリングした曲なんかと全然、全く違うね(参照note)。面白い。おもしれー兄弟…愉快…。ジョングクくん、これ、大笑いして作ったんじゃないかなー?ビハインド愉しみだな〜!ありがとう。ユーモアをありがとう、本当に、ユーモアが、わたしは、本当にありがたい。

と。ここまではMVの話。わたしは最初にMVを見たのは職場で、その後は支障があったのでしばらくiTuneで繰り返し聴いてたんだけど…、

歌詞が…

…すごいね?

これ英語圏の人はどういう風に反応してるの?…と思ってたら、YouTube版はiTuneと歌詞が違うんだね。なるほどですね…そういうことですか…なぜッ…その心はッ…?知りたいッ、教えてッ、誰か真意を訊いてくれッ!頼むッ!

(…あッ!さすが、あおいうえさんが教えてくれましたッ!こちら!)

何となく全編通して、ジョングクくんが猫背っぽかったのが印象深かったの。自身のソロ曲、背筋を立てて、マッチョに格好良く、逆三角形をアピールするように映ったって文句は誰も言わないけど。だけど猫背で、女子に対して下から小さくアピールするところから始まって、棺桶の中で歌うところも、車に轢かれそうになって膝をつくところも、そういう身体能力の高きところも、ストレッチャーに縛っておけないところも、どれもこれも、ジョングクくんそのものじゃないか!舞台は韓国じゃないし、映画のような背景、彼のリアルな生活感と離れた景色。演技であるはずなのに、演技してない。歌ってるジョングクくんに、ヒロインは台詞で対話。現実にはコミュニケーションとして成立しないのに、画面の中では二人のやりとりの全てにリアリティがあるように見える。無茶苦茶高度な、「演技しない演技」…。皆さん、この「メタ」、シュールなシュチュエーションの中に、リアルを浮き立たせる、ううむ皆さん…!高度ですよ…これ、この構造、この演出、この構成は…!!!!!

巻き込む力も、嵐を起こす力も、持久力も、つよつよの、超強い男な訳じゃないですか、ジョングクくん。でも猫背なんだよ。強さは見た目に誇示するものじゃない。愛の方向を見つめて、変わらない、変える必要のないアティチュードを、自分の土台を見定めて、それを貫き通せる覚悟と堅牢なフィジカル、それが、

男の強さなんかなあ…。

周囲の事象を荒れ狂わせまくる。それほど激しい強さで、彼女の何かを意に沿わせようとしてるのに、その訴え方は決して、暴力的でない。囁くようで、宥めるようで、歌うようで、怒鳴りもしない。脅しもしない。嫌悪も軽蔑も失望も向けない。むしろ恍惚やひろびろとした感。

謙虚だけど一歩も引かない。

腰が低いんだけど、姿勢を変えない。

そういう強さ、女性に比べて有意なパワーを安直に使わない強さが、本当に、かっこいい男の人だなあ…と思う。

そして、彼の近くにいる人(女子)は、この嵐はもう日常であると受け止めて、それでも自分の気持ちをちゃんと確立し続けられることを、ちゃんと投げずに訴え続けることの出来る自己に対する理解の深さを、ふうん…!常時、求められるわけね…!!!

なんていうか、さ。うちの娘ちゃんと旦那くんが、どっちかというとこの気質でよ。ほんと〜にブレない。なだめてもすかしても、どんな条件出してもダメ。でもその訴え方は淡々と、むしろ可愛い感じ?可愛く、延々と、延々としつこい…。結局こちらが根負けする。と、「ありがと!ママ大好き!」と言い放ち、あっさり目的に没頭する、と…。わたしが子供時代、何でも素直に言うこと聞く方だったから、その熱望はひたすら眩しい。あと、何かを教え込もうとすると、例えばピアノを弾いてる手を「指は丸くするんだよ」と言おうとすると、「やめて!わたしはわたしのやり方でやるんよ!わたしの人生なんだから、わたしが決めていいでしょ!」と言って手を払われる。もう、3歳からずっとそんな感じ。わたしが何でも教わった通りにやって教わった通りにできるタイプだったので、その強さと頑なさは、本当に目から鱗なんだよね…。

でもさ、自分のゴールを最短で得る方法を、知ってるんだなあ、と思うと、最初にゴールが見えないタイプのわたしには羨ましい。理屈じゃなくて分かってる、それを今得たら最高に気持ちいいということが。その強引さで、周囲が離れるかもしれない。もう付いて行けないと思われるかもしれない。するとそこで初めて悩んで、「自分に他の選択肢を取る可能性はあるだろうか?」と考える。自分の人生において掛け替えのない相手を失うか、もしくは変わる努力をするか。変わらないところを受け入れてもらうか。そうやって、その人にしかなれないものに変革していく。

今回パクチーは、ジョングクくんの2タイプの歌詞、そして愉快なMVから、

ARMYと深く結びつき続けることを、生涯手放さない

という意思を感じました。いやね、人生、どうなるか分かんないんだし、まだ若いし、今決めちゃわなくったっていいんだよ、と思う。でも、少なくとも今現在、彼の爆発的なパワーの源泉はここだし、ここを源泉にする限り、いつかこのテーマが終了するまで、彼の全てはこのテーマに沿って純度高く成長し続けるだろう、そしてそれは真実なんだろうと思うんだよ。

そしてまた…、

彼に狙いを定められたら地球の裏側まで追ってきそうなジョングクくん。彼から逃げるなら地の果てまで行くか、もしくは彼を愛する限り、グクペンさんの日常に、嵐は付き物なのだろうて…。

なんて思ったりして。

すんげー楽しく聴きました!ありがとうジョングクくん!君の気質、すんげー伝わったよ。


それでは、また!!




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